受賞歴のあるリモートモニタリング・ダイアグノスティクスサービス、そして経験豊富なリモートサービスセンターのスタッフが以下のお手伝いをします:

  • 大切なデータやサンプルを守り、時間のロスを防止
  • リアルタイムでの問題解決および迅速な技術サポートにより、機器のダウンタイムを低減
  • 保守費用およびトラブルシューティングに要する時間を低減
  • 研究室業務の予定外の中断を防止
  • 研究室業務の効率化
  • 重要な機器パラメータの遠隔トラッキング

当社のリモートモニタリング・ダイアグノスティクスサービスは「Best Practice」賞を受賞しています

Life Technologiesは、リモートモニタリング・ダイアグノスティクスサービスにより卓越したアフターサービスを管理・ご提供し、Aberdeen Groupより贈られる「Best Practice」賞の受賞者として名を連ねました

ブロード研究所では117Applied Biosystems 3730 DNA Analyzerのモニタリングおよびメンテナンスに、リモートモニタリング・ダイアグノスティクスサービスをご利用いただいています。 4ヵ月間の運用実績を、遠隔操作と診断サービスの有無で比較すると、ブロード研究所では本サービスの利用により機器の稼働時間が3.8%増加し、技術投資に対するリターンの増加がはっきりと確認されました。

リモートモニタリング・ダイアグノスティクスサービスの詳細:

リモートモニタリング・ダイアグノスティクスサービスとは何ですか?

リモートモニタリング・ダイアグノスティクスサービスとは、リアルタイムで遠隔による機器のモニタリングを行うサービスです。以下のような方法で、機器の使用可能時間を最大限に延ばし、生産性を向上させます:

  • 機器のトラブルまたは故障に繋がるような事態が起こったときまたはその兆候があるときに、Life Technologiesのサービスエンジニアおよびリモートサービスセンターのサポートチームに通知が届きます。 この事前対策的なモニタリングにより、お客様の機器が想定外の稼働停止に陥る前に当社側で措置を講じることが可能になります。
  • リモートモニタリング・ダイアグノスティクスツールの利用により、故障した機器を再稼働するまでの時間を可能な限り短くできます。 Life Technologiesのテクニカルスペシャリストがリモートモニタリングにより機器の問題を見極め、適切な指示を行います。 フィールドサービスエンジニアの派遣が必要になるケースでは、本サービスによって必要な部品を的確に用意し、迅速な修理が可能になります。

リモートモニタリング・ダイアグノスティクスサービスの仕組み

リモートモニタリング・ダイアグノスティクスサービスは最先端のDevice Relationship Management(DRM)テクノロジーを使用するよう設計されています。セキュリティが高い通信方法により、機器コントロール用PCにあらかじめインストールされているLife Technologiesのソフトウェアと連動して、お客様の装置をモニタリングします。 リモートモニタリングのエージェントは機器の設置時に搭載されており、お客様のご依頼によりアクティベートされます。このエージェントがインターネットを通じ、リモートサービスセンターに設置されたリモートモニタリング・ダイアグノスティクスのエンタープライズサーバーへ暗号化されたデータを転送します。 リモートモニタリングのアプリケーションがお客様の機器のパフォーマンスをリアルタイムで評価し、トレンド分析用のデータを蓄積します。 問題を検知した場合、リモートモニタリング・ダイアグノスティクスシステムは該当するサービススタッフに通知を行います。 続いて、リモートサービスセンターのスタッフまたはお客様担当のフィールドサービスエンジニアが、リモートモニタリングサーバー上のデータを解析し、症状の診断を行います。この工程は遠隔地で行われ、お客様の研究室業務の妨げとなることはありません。 更なる診断が必要な場合、お客様の了解を得た上で、リモートサービスセンターのスタッフまたはフィールドサービスエンジニアがお客様の機器のワークステーションにリモートアクセスし、システム上で直接作業を行うこともできます。 リモートサービスエンジニアが上記の作業を行っている様子は、お客様のワークステーションの画面上でご確認いただけます。 診断後、ソフトウェアのアップデートやコンピュータ関連の調整に起因する問題の場合は、ただちに解決できる可能性があります。 フィールドサービスエンジニアを派遣して修理を行う必要がある場合、リモートモニタリング・ダイアグノスティクスサービスは、エンジニアが修理に必要な部品をすべて準備してお伺いできるよう役立ちます。

リモートモニタリング・ダイアグノスティクスを利用すると、どんな点が良いのですか?

お客様の機器が故障したとき、または最高のパフォーマンスで稼働していないとき、貴重なデータと時間が失われます。 リモートモニタリング・ダイアグノスティクスサービスをご利用になれば、重要なシステムパラメータを当社側からインターネットを通じ事前対策的に追跡でき、潜在的な機器のトラブルを特定し、お客様の業務効率に影響を与える事態を未然に防ぎます。

リモートモニタリング・ダイアグノスティクスサービスにより、効率性を高め、機器の使用可能時間を最大化し、コストを削減します。その仕組みは以下のとおりです

  • システムパフォーマンスのトレンドを自動的にモニタリングします
  • 迅速かつ容易に顕在または潜在する問題を同定し、対処します
  • お客様にトラブルシューティングの手間を取らせません
  • 当社のサービス担当者が事前対策的に問題を診断し、必要な部品を用意して修理に伺うため、予定外の訪問修理や料金の発生を防ぎます
  • サンプルおよび重要なデータの損失を防ぎます
  • 機器の生産性およびパフォーマンス履歴を含む自動カスタムレポートにより、効率性を高めます(ご依頼に応じて)

データの機密性は確保されますか?

リモートモニタリング・ダイアグノスティクスサービスでは、データの機密性を損なうことなく、効率性を高め、機器の使用可能時間を最大限に延ばし、コストを削減するお手伝いができます。 リモートモニタリング・ダイアグノスティクスサービスでLife Technologiesがお客様の実験データにアクセスすることはありません。 本システムがアクセスするのは機器システムの診断インフォーメションのみです。

Life Technologiesでは、HTTPSセキュリティを用いたVerisign®認証のテクノロジー、443ポートセキュアな接続、データの暗号化、および一方向データ転送を採用することで、お客様の情報の機密性を向上させています。

本サービスについて、お客様または情報技術部門より個別にご質問がある場合は、フィールドサービスまでご連絡ください。その他 Email: abcc@appliedbiosystems.com TEL: 800 327 3002, option 4 (toll free in US only).

どの機器でリモートモニタリング・ダイアグノスティクスサービスが利用できますか?

リモートモニタリング・ダイアグノスティクスサービスを現在ご利用いただける機器は、Applied Biosystems®ジェネティックアナライザ研究機器とリアルタイムPCRシステムの一部、およびIon Torrent™ Personal Genome Machine™ システムです。

本サービスは当社の機器保証およびAB Complete Service PlanおよびAB Assurance Service Planに含まれ、定期更新によるご利用も可能です。

遠隔操作と診断サービスは以下の機器でご利用になれます:リアルタイムPCR

  • 7500リアルタイムPCRシステム
  • 7500 FastリアルタイムPCR
  • 7900HTリアルタイムPCRシステム
  • StepOne™リアルタイムPCRシステム
  • StepOnePlus™リアルタイムPCRシステム
  • ViiA™ 7 リアルタイムPCRシステム

次世代シーケンシング

  • SOLiD® 3 システム
  • SOLiD® 4 システム
  • 5500 Genetic Analyzer
  • 5500 xl ジェネティックアナライザ
  • Ion Torrent™ Personal Genome Machine™システム

フローサイトメトリー

  • Attune® アコースティックフォーカシングサイトメーター

キャピラリ電気泳動

  • 310 Genetic Analyzer
  • 3100 Genetic Analyzer
  • 3100-Avant™ ジェネティックアナライザ
  • 3130 Genetic Analyzer
  • 3130xl ジェネティックアナライザ
  • 3130xl ジェネティックアナライザ
  • 3500xl ジェネティックアナライザ
  • 3730 Genetic Analyzer
  • 3730xl ジェネティックアナライザ
  • 3730xl ジェネティックアナライザ

どんな施設がリモートモニタリング・ダイアグノスティクスサービスを利用していますか?

リモートでの予防的なモニタリングとダイアグノスティクスの組み合わせにより、多くのお客様が機器の使用可能時間の大幅な拡大を実感しています。 本サービスを選んだお客様の声:

リモートサービスセンターにご連絡いただくには、jptech@lifetech.com宛に電子メールを送信していただくか、フリーダイヤル:0120-203-885 までお電話ください。