概要

Gibco™ Expi293™ Expression Systemは、哺乳類細胞で組換えタンパク質を大量に発現可能な一過性発現システムです。増殖能力が高く高密度培養が可能なため、これまでにない大量発現を可能にしています。


特長・メリット

  • Gibco™ Expi™ Expression Systemを利用し、細胞を高密度で最大7日間培養することで、大量の組換えタンパク質を産生します。
  • 小スケール培養で高収量のタンパク質が期待できます。
  • 国内ラボで培養を行いますので、培養完了から納品まで最短でお届けすることができます。
  • 人工遺伝子合成やプラスミド調製タンパク質精製など充実したオプションサービスを取り揃えています。
  • エクスプレスプラン(Expi293発現および精製)も提供しています。

試験フローチャート

  • 小スケール(50mL)での培養時間検討を行います。
  • トランスフェクション試薬を用いて浮遊培養したExpi用細胞(Expi 293F細胞)へ目的遺伝子保有の発現用プラスミドを導入します。
  • 培養時間毎(72, 96, 120, 144 hr などの4ポイント)にサンプリングを行います。
  • この工程は任意です。
  • 納期:2-3週間
  • 少量の培養上清サンプルからスピンカラム精製による発現量の確認を行います(オプション)。
  • 至適培養時間検討試験で得られた培養サンプルを用いてWestern blot及びSDS-PAGEを行います。
  • 納期:2週間
  • ご指定のスケール、培養時間で大量培養を行います。
  • 納期:3週間~
  • ご指定の精製条件にて精製を行います。
  • Protein A 精製、Hisタグ精製、ゲルろ過精製など
  • SDS-PAGE、Western blotting、SEC分析、エンドトキシン測定
  • 納期:3週間~

タンパク質精製の詳細を見る

  • 小スケール(50mL)での培養時間検討を行います。
  • トランスフェクション試薬を用いて浮遊培養したExpi用細胞(Expi 293F細胞)へ目的遺伝子保有の発現用プラスミドを導入します。
  • 培養時間毎(72, 96, 120, 144 hr などの4ポイント)にサンプリングを行います。
  • この工程は任意です。
  • 納期:2-3週間
  • 少量の培養上清サンプルからスピンカラム精製による発現量の確認を行います(オプション)。
  • 至適培養時間検討試験で得られた培養サンプルを用いてWestern blot及びSDS-PAGEを行います。
  • 納期:2週間
  • ご指定のスケール、培養時間で大量培養を行います。
  • 納期:3週間~
  • ご指定の精製条件にて精製を行います。
  • Protein A 精製、Hisタグ精製、ゲルろ過精製など
  • SDS-PAGE、Western blotting、SEC分析、エンドトキシン測定
  • 納期:3週間~

タンパク質精製の詳細を見る

※上記は一例です。
※発現クローンの構築、精製条件の検討も別途承っております。詳細に関しましては、お問い合わせください。


参考価格

至適培養時間検討(小スケール検討):49.5万円
大量培養:250mL  21万円~
タンパク質精製:19万円~


納品物

培養上清(又は細胞ペレット)


ご提供いただくもの

  • 哺乳類細胞用発現クローンおよび情報 
  • Western blot用抗体  ※Western blotting をご希望の方のみ

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