装置（GC-MS）FAQ

• GC/MSでのリフラクトリーセラミックファイバーの使用について
• 電源容量及び設置環境について
• デュアルフィラメントの切り替えはどこからできますか？
• GCのキャリアガス（ヘリウム）を切らしてしまって以来、ヘリウムを供給してもオーブン温度がかからなくなってしまいました。

GC/MSでのリフラクトリーセラミックファイバーの使用について

Trace1300シリーズGCでは、断熱材の一部に、下記のリフラクトリーセラミックファイバー（RCF）を使用しています。断熱材はカバーされた状態になっており、通常の使用方法では直接触れることはありません。また、TraceGC UltraシリーズではRCFに該当する断熱材を使用していません。

Trace GC, Trace GC Ultra:
RCFは含まれません

Trace 1300, Trace1310:
オーブンドア断熱材 ：   FiberFrax (RCF)
※詳細はお問い合わせください

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電源容量及び設置環境について

GC-MSの電源容量、設置環境については各装置のPreinstallationマニュアルをご参照ください。

以下に抜粋をまとめて表示いたします。

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デュアルフィラメントの切り替えはどこからできますか？

デスクトップのショートカットアイコンからISQ/TSQDashboardを開きます。

Instrument Controlをクリックします。

Filament selectionからフィラメントを選択（1または2）し、Sendボタンをクリックします。

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GCのキャリアガス（ヘリウム）を切らしてしまって以来、ヘリウムを供給してもオーブン温度がかからなくなってしまいました。

GCはキャリアガスの圧力が一定時間不足すると、Loss of carrierというメッセージと警告音がでて、その後カラムにダメージを与えないよう、Hardware Shutdownという状態になります。Hardware shutdownになると、オーブン、注入口、トランスファーラインなどのヒーターがすべて強制的にOFFになります。復旧させるには、GCの主電源を一 度入れなおしてください。

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