誘導結合プラズマ発光分光分析（ICP-OES）

誘導結合プラズマ発光分光分析

測定困難なサンプルにおける微量元素分析

あらゆる課題に対応可能なラボを構築するため、Thermo Scientific iCAP PROシリーズICP-OESシステムの強力な多元素検出機能をご活用ください。信頼性の高いデータを、迅速かつ簡単に安定して取得できます。サンプルスループット、マトリックス耐性、柔軟性の向上により、信頼性に優れた結果が得られます。

iCAP PROシリーズICP-OESシステム

堅牢性に優れたICP-OESシステム

当社の堅牢なICP-OESシステムでは、単元素測定のAASやマイクロ波プラズマ原子発光分光分析よりもはるかに優れた多元素測定テクノロジーに、操作性に優れたソフトウェアが組み合わされています。高いサンプルスループットを必要としないラボや、ICP-OESを始めて使用するユーザー、シンプルに多元素分析を行いたいユーザーに最適です。

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先進的なハイスループットICP-OESシステム

高マトリックスの微量元素サンプルの多元素分析を高感度で行い、ユーザーのデータ要件を満たします。これらの装置では、1回の測定で測定波長域全体を測定するiFR分析モード、UV領域のスペクトルをより高感度で測定するeUV分析モードが用意されています。

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ICP-OES装置の比較

	iCAP PRO ICP-OES	iCAP PRO X ICP-OES	iCAP PRO XP ICP-OES
プラズマビュー	垂直ラジアルまたは垂直デュオ
起動時間	1時間（オフ状態から）	15分（スタンバイ状態から）	5分（スタンバイ状態から）
測定波長域	iFRモード167.021 nm～852.145 nm		iFRモード167.021 nm～852.145 nm eUVモード167.021 nm～240.063 nm
分解能（200 nm）	7 pm
測定モード	iFR		iFRおよびeUV
カメラテクノロジー	CID821
全スペクトル領域の捕捉	はい
RFソース（ラジアル）	1150 W	750、1,150、1,350 W	750～1,600 W
RFソース（デュオ）	1150 W	750、1,150、1,350 W	750～1,600 W
ガス流量制御	最適化MFC		可変MFC
プラズマガス	12.5 L／分（固定）	固定、 8.5、12.5、14.5 L／分で最適化	0～20 L／分
補助ガス	0.5 L／分（固定）	選択可 0.5、1、1.5 L／分	0～2 L／分
ネブライザーガス	0.3～0.8 L／分	0～1.5 L／分	0.0～1.5 L／分
追加ガス	—		0～0.25 L／分