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近年、細胞の平面培養の限界から三次元培養が盛んに行われるようになりました。オルガノイドは多能性幹細胞や生体組織から作成される三次元培養系であり、その特性から”ミニ臓器”とも呼ばれます。動物の組織レベルの生理的反応を培養ディッシュ内で再現することができる、新しい培養系として注目されています。
このトレーニングでは、オルガノイドに関する実験をこれから始める方を主な対象とし、マウス消化管を例に、オルガノイドの作成と、継代や染色といったオルガノイドに特有の取り扱いを学んでいただけます。
トレーニング講師は関西医科大学の松浦徹先生にお願いしました。その豊富なご経験から、オルガノイドについての講義と、その取り扱いについてご教授いただきます。
松浦 徹 先生
関西医科大学 医学部実験病理学講座 講師
アメリカオハイオ州のシンシナティ大学留学中に小腸上皮オルガノイドを用いた基礎研究に取り組まれてきました。現在は関西医科大学において、患者由来オルガノイドバンクを設立し、オルガノイドを用いた再現実験系、臓器機能再生、抗がん物質の探索などを行っておられます。
講師の松浦 徹先生から
オルガノイドは各組織由来の幹細胞を起点として、細胞増殖及び分化を経て形成される三次元初代培養系であり、動物組織レベルの反応をディッシュ内で再現できる新しい細胞実験系として注目されています。また患者由来オルガノイドは、病態の研究、薬剤スクリーニング、テーラーメード医療に応用できる技術として注目されております。本トレーニングではサーモフィッシャーサイエンティフィック社と協力し、マウス小腸上皮のオルガノイドの作製から実験までの実際を体験していただき、参加者の皆様の研究への展開を議論できる場にできればと考えております。
新しい実験系を用いて何ができるのか、本トレーニングを新しい研究の方向性を探るアイデアをスパークさせる交流の場とできれば幸甚です。
10:00~17:30
※適宜、休憩をはさみながら進行いたします。また、状況によりスケジュールが前後することがございます。予めご了承ください。
お問い合わせください
サーモフィッシャーサイエンティフィック ライフテクノロジーズジャパン株式会社
東京都港区芝浦4-2-8 住友不動産三田ファーストビル(受付3F)地図
6名
96,800円(税込み)
Citibank N.A 東京支店 普通 No.7835952
口座名義:ライフテクノロジーズジャパン株式会社
テクニカルサポート
Email : jptech@thermofisher.com
TEL : 0120-477-392 (平日9:00~17:30)
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