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Thermo Scientific Ceta-D カメラは、低線量電子回折のデータ収集用に最適化されたシンチレーターベースのカメラです。タンパク質、医薬品分子、有機物など電子線損傷に対して感受性の高い材料に最適です。
高感度であるため、強度の低い回折ピークを高分解能かつ高い信頼性で検出できます。また、S/N 比も高いため、正確な積分ピーク強度を測定できます。いずれの性能も高分解能構造情報を得るために必須です。DIALS または XDS などのソフトウェアパッケージを使用すれば、標準的な X 線回折データ同様、データ取得後すぐに回折パターンやメタデータを処理できます。また、1 Å よりも高い分解能が報告されています。
マイクロ ED パッケージ
Ceta-D カメラに付属のマイクロ ED パッケージには、マイクロ電子回折法の実施に必要な要素がすべてそろっており、新しい機器でも、既存のツールに追加しても使用できます。パッケージの内容は以下のとおりです。
マイクロ ED パッケージは CETA-D カメラが最適ですが、それ以外の特別なアプリケーション向け Thermo Scientific カメラと組み合わせてのご使用も可能です。
センサー | 4,096 x 4,096、14 μm ピクセル |
カメラ構成 | 光ファイバー接続型シンチレーター(1:1)フレームレート スタンダード:4 k × 4 k、2 fps;2 k × 2 k、8 fps;1 k × 1 k、18 fps ノイズ低減:4 k × 4 k、2 fps;2 k × 2 k、6 fps;1 k × 1 k、6 fps |
イメージング性能 | 4k × 4k モード:0.1 Nyquist の DQE:300 kV で 26%超、200 kV で 40%超 |
動画モードでのデューティー比 | ローリングシャッターモードで 100% |
変換効率 | 200 kV で 26 カウント/pe 超 300 kV で 22 カウント/pe 超 |
取付位置 | 軸上、下部取付、格納式 |
クライオ電子顕微鏡技術により、さまざまなスケールの3D生体構造が自然に近い状態で観察できるようになり、より迅速かつ効率的な医薬品開発を促進しています。
多くの主要な医薬品候補群について合理的薬物設計を行い、最高レベルの医薬品を開発する方法をご覧ください。
MicroED
MicroEDは低分子化合物や微小タンパク質の構造決定に使用されるすばらしい新手法です。この方法を用いれば、不均一な混合物であっても、個々のナノ結晶(200 nm未満の大きさ)から原子レベルの詳細情報が得られます。