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サーモフィッシャーサイエンティフィック電子顕微鏡の日本語サイトにご訪問頂き、誠にありがとうございます。私たちの装置は現在様々な分野で使用されていますが、これまで英語でのご説明が殆どでした。このサイトでは、様々なご利用シーンや装置や製品の最新情報などを日本語でご紹介いたします。このサイトでは以下の分野と製品群を扱います。
サーモフィッシャーサイエンティフィックの日本チームは40名以上のサービスエンジニアを含めて100人以上の従業員がいます。日本オフィスおよびデモンストレーションを行うナノポートは東京品川シーサイドにございます。
既存のお客様も、当社の製品やソリューションについてもっと知りたいという方も、ご連絡をお待ちしております。電子顕微鏡チームへのお問い合わせは、こちらから送信していただくか、電子メール:JPTOK.sales-jp@thermofisher.com、お電話:03-3740-0970(一般・販売に関するお問い合わせ)、03-3740-0980(サービスに関するお問い合わせ)で受け付けております。
東京ナノポート
140-0002
東京都品川区東品川4-12-2
品川シーサイドウエストタワー1F
電話03-3740-0970
安全性向上、省エネルギー化、輸送、医療、工業生産性といったさまざまな課題に対して、重要な役割を果たす革新的な材料が存在します。科学者や開発者が行っている代替エネルギー源の探索、より強く軽い材料や高度なナノデバイスの開発などでは、問題解決の為に私たちの装置が広く使用されています。材料科学分野のホームページでは、二次電池、金属、ポリマー、鉱物、ナノ粒子解析、科学捜査、ハイスループット卓上SEM粒子解析、デュアルビームによる3D微細構造イメージングと解析、最新のTEMを用いた高解像度・高コントラストイメージング、XPSによる表面解析などをご紹介いたします。
消費者は、より高速で、より小さく、より安価で、より電力効率の高いポータブルデバイスを求めています。電子機器メーカーが行っているこれらの開発においては、市場投入までの時間短縮とデバイスの高性能化を両立する必要があります。電子材料において高性能化は、微細化する形状や新しい材料、新しい構造を伴うことが殆どです。その為近年ますますTEMを中心とした革新的かつ生産性の高い微細構造解析が求められています。不良解析、EFA、不良同定、回路編集、ディレイヤリング、2D/3Dイメージング、SEM、TEM、試料調製、半導体TEM計測、XPS表面分析など、あらゆる製品と技術が利用可能です。
基本的な生命現象は細胞から始まります。細胞がどのように機能し、病気や遺伝子の変異に反応するのかを理解するために、生命科学者は細胞生物学と構造生物学の研究を行っています。細胞生物学は、個々の細胞と、それらがどのように器官や組織に組織化されるかを研究しています。構造生物学者は、細胞内成分、小器官、高分子構造を深く掘り下げて研究しています。ライフサイエンス電子顕微鏡は、クライオ電子顕微鏡に焦点を当て、感染症研究、新薬の発見、病理学に使用されています。こちらで、イメージングや試料調製を含む、ライフサイエンス研究のためのサーモフィッシャー社製電子顕微鏡ソリューションの全容をご紹介します。
画像データセットの処理と管理が必要な場合、サーモ・サイエンティフィック・ソフトウェアのソリューションは、最先端の画像データ処理と分析を提供します。ライフサイエンス(Amira)、材料科学(Avizo)、デジタル岩石分析(PerGeos)に特化した適応性の高いソフトウェアパッケージと、サービス、サポートオプションにより、幅広いお客様に画像データの複雑な可視化、分析、データ管理を迅速かつ容易に行うことができます。
日本各地に在籍する経験豊富な電子顕微鏡サービスのプロフェッショナルチーム(40名以上)が、新しいシステムの円滑な導入と、お客様の顕微鏡を長期間にわたって、より高品質・高稼働率で使用できることに専念しています。また、新製品の定期的なトレーニング、専門技術者によるグローバルサポートネットワーク、リモートサービス機能、豊富なスペアパーツの国内在庫、お客様のニーズとご予算に合わせた保守契約オプションなど、充実したサポート体制でお客様をサポートします。サービスサポートデスクへのお問い合わせは、オンラインまたはお電話(03-3740-0980)にて承っております。サービスオプションの詳細については、こちらをご覧ください。
電子顕微鏡製品群は、イメージング、分析、試料作製のための幅広いラインアップを提供しています。大きく分けて、透過電子顕微鏡(TEM)、卓上型SEMを含む走査電子顕微鏡(SEM)、集束イオンビームとSEM技術を組み合わせたデュアルビーム(FIB-SEM)、表面の化学分析を行うX線光電子分光(XPS)装置などがあります。主な製品へのクイックリンクは以下の通りです。また、半導体用EFAツールや回路編集ツール、3次元データ解析ソフトウェア(前項参照)もご用意しています。製品一覧はこちらをご覧ください。
透過電子顕微鏡(TEM)は、電子を薄い試料に透過させて画像を生成する高分解能イメージング技術です。電子は試料の厚みや密度、組成、場合によっては結晶方位の影響を受けることによって、画像にコントラストを与えます。
最先端クライオTEMの製品と技術は、単粒子分析を含むライフサイエンス試料に最良の結果をもたらします。ライフサイエンス向けTEMのラインナップは、Krios、Tundra TEMシステム、最新のSelectrisエネルギーフィルター、Falcon 4i高感度直接電子検出器などをご覧いただけます。
材料科学向けには、Talos F200i、F200X S/TEM、収差補正STEMであるSpectra S/TEMシリーズがあり、いずれもVeloxユーザーインターフェースで操作可能です。新技術としては、わずかな電子線量STEM観察を可能にするiDPC、アライメント時間を短縮するコンスタントパワーレンズ、APWによるハイスループット自動TEM粒子分析、柔軟な加速電圧切替が可能かつ4.0sradもの立体角を有するEDS検出器(Ultra-X)を備えたSpectra Ultraなどがあります。
半導体用Metrios AXでは、完全自動化されたイメージングと計測が可能です。DualBeam製品群では、様々な材料での容易かつ高品質なTEM試料作製が可能です。
1930 年代に電子顕微鏡が導入されて以来、走査電子顕微鏡(SEM)は、材料科学から工業分野、生命科学、さらには科学捜査に至るまで、さまざまな研究分野で重要なツールに発展してきました。SEMは、試料の表面や表面近傍の微細な情報が必要なときに、すぐに必要とされるツールです。そのため、科学、技術、産業のほぼすべての分野で応用されています。
SEMは、大型で重い試料への対応、豊富なオプション、難度の高い材料の優れたイメージング、ダイナミックな実験など、学術・産業の幅広いニーズに対応する柔軟性と汎用性を備えています。サーモフィッシャーは、SEMイメージングとEDS元素マッピングを組み合わせた最新のChemiSEM技術、使いやすいタングステンSEMシステム(Axia ChemiSEMとPrisma E SEM)、複合レンズ技術を搭載したApreo 2 SEM、ハイコントラストSEおよびBSEイメージング用の最新検出器、高感度低線量検出、効果的なチャージアップ低減、さらにVerios 5 XHR SEMのような究極のイメージング分解能など、ご予算や用途に応じて様々なFE-SEMツール、およびSEMシステム、技術をフルラインナップしています。また、その場での実験に便利な加熱、冷却、EDS、EBSD、低真空・環境SEM、MAPSソフトウェアによる大面積ナビゲーションやタイルセット取得など、幅広く柔軟なオプションが用意されています。
卓上SEMは、より簡便なSEM観察を目指し、使いやすさを向上させました。従来のSEMは、専用の部屋や設備が必要でしたが、デスクトップ型はより汎用な装置です。また、デスクトップ型SEMは、移動式ラボとして現場での電子顕微鏡分析に利用されています。Phenom デスクトップ SEM シリーズは、粒子、繊維、沈殿物を分析するためのさまざまな自動化オプションを備え、卓越した画質、使いやすさ、データ取得までの短時間化を実現しています。高輝度電子源CeB6と世界初のデスクトップFEG SEMであるPhenom Pharosから選択可能です。
FIB-SEM 装置またはデュアルビーム装置は、精密な FIB 加工と高解像度 SEM イメージングを組み合わせて、材料科学の研究においてますます多く使用されるようになってきています。サーモフィッシャーサイエンティフィックは、30年以上の経験を持つFIB-SEM技術における業界リーダーです。 世界中で2,000台以上のサーモサイエンティフィック社製システムが設置されており、当社のDualBeamは、技術革新と長年にわたるお客様との共同開発によって得られた深いアプリケーション知識の蓄積によって、最先端の機能で市場をリードし続けています。DualBeamの主なアプリケーションは、表面および断面イメージング、Auto Slice & Viewによる自動3Dデータ取得、TEMおよびアトムプローブ用の指定位置からの高品質試料調製、およびナノスケールでのプロトタイピングです。TEM試料作成は、最新のAutoTEM 5ソフトウェアで完全に自動化することができます。ガリウムソースFIB装置は、Scios 2とHelios 5シリーズが中心です。また、プラズマFIB装置(Helios PFIB、Helios Hydra)は、試料除去の高速化とガリウムフリー試料作製を実現し、材料科学、半導体、ライフサイエンスの分野でますます利用されるようになっています。また、フェムト秒レーザーPFIBのTriBeamシステムも発売されています。ExSolveとHelios 5 EXLでフルウエハのハイスループット処理も可能です。
高性能材料への要求が高まるにつれ、表面工学の重要性も増しています。材料の表面は、外部環境や他の材料との相互作用点ですので、腐食速度、触媒活性、接着特性、濡れ性、接触電位、故障メカニズムなどの要因に影響を及ぼすことになります。表面化学の理解や表面工学の有効性を調べるために表面分析が行われていますが、X線光電子分光法(XPS)は表面特性評価のための標準的なツールの一つです。XPS は、元素組成だけでなく、材料内の原子の化学状態や電子状態を測定可能です。Web リソースには、XPS 技術と表面分析技術の紹介、包括的な XPS ラーニング センター、周期表のほとんどの元素の詳細な情報と結果が含まれています。
Thermo Scientific XPS装置は、高度に自動化されたK-AlphaおよびNexsa G2システム、そしてより柔軟なEscalab QXiのラインナップで構成されています。すべてのXPSシステムで、強力で便利なAvantageソフトウェアユーザーインターフェースを採用しています。
電子顕微鏡の初心者から専門家まで、すべての人のための電子顕微鏡のリソースと参考資料はこちらです。電子顕微鏡ラーニングセンターは、学生や教育者や私たちの技術についてもっと知りたいという人のために、電子顕微鏡に関するさまざまな情報および教育リソースを提供します。
これらのリソースは、まだほとんどが英語です。将来的には、日本語のリソースも追加する予定です。
東京ナノポートは、品川シーサイドの本社に隣接しており、お客様によるライブデモ、データ取得、製品・ソフトウェアのトレーニングやイベントなどを行うための施設です。また、経験豊富なアプリケーションサイエンティストのチームの拠点でもあります。実際に顕微鏡に触れながら、その性能や使い勝手をご確認いただくには、ライブデモンストレーションが最適です。是非、東京ナノポートにお越しください。現在、東京ナノポートに設置されているシステムは以下の通りです。
最適なシステム性能をお届けするため、当社は国際的なネットワークで、分野ごとのサービスエキスパート、テクニカルサポート、正規交換部品などを提供しています。