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部位特異的変異導入サービス

GeneArt® 部位特異的変異導入サービスは、既存の DNA 配列にひとつまたは複数の変異(置換、挿入、欠損、トランケーション)を正確かつ迅速に導入します。

メリット

人工遺伝子合成よりも安価で迅速にご希望の変異体を構築できます!
インサート配列情報は100%配列確認するので、目的の変異のみ導入されたクローンをお届けします!
ベクターには別途クローニングするので、ベクター上の変異を心配する必要はありません!

特徴

  • 導入可能な変異の種類が豊富です。
  • 最大40/52 bpという長い変異を三か所まで同時に導入できます 。
  • 変異導入を行うインサート領域は全シークエンスを確認します。
  • 変異体はpMX標準ベクターへクローニングします。
  • pMX標準以外のベクターへはサブクローニングで乗せ替えします。そのためベクター上に不要な変異は生じません。
  • 変異体を6個以上、同一ベクターに同一手法でサブクローニングする場合、ご希望のベクターに直接クローニングします。その分、安価に短期間で提供いたします。
  • プラスミド精製など人工遺伝子合成と同じオプションサービスを利用できます。
  • 一か月で1000変異体構築可能なキャパシティがあります。
  • 10年以上、本サービスを提供してきた実績があります。

注意点

  • インサートに合成難易度の高い領域が含まれていると、本サービスを実施することができません。その場合は最適化を行うと、該当領域を通常の難易度に下げることができますので、最適化配列を人工遺伝子合成したものを鋳型として用いることをお薦めします。
  • ご提供プラスミドを鋳型として行う場合、インサートの配列確認が必須となります。
  • インサートサイズは4 Kbまでです。4 Kb以上の場合は可否を確認いたします。ただし遺伝子の一部を制限酵素で切り貼りできるようでしたら、その部分だけ変異導入のインサートとして短くすることは可能です。
  • 変異導入後のインサートはpMXベクターにクローニングし、配列確認を行います。ベクターバックボーンへの予期せぬ変異を防ぐため、お客様ご希望ベクターへの乗せ替えは、別途サブクローニングを行っています。
  • 変異体を6個以上、同一ベクターに同一手法でサブクローニングする場合、ご提供ベクターに直接サブクローニングします。その分、安価に短期間で提供いたします。

GeneArt® サービスは、クローニング、最適化、タンパク質発現の幅広いオプションを多様なバイオ研究および製造分野に提供します。

2 通りのプロジェクト発注方法

 

オンラインオーダーシステムでプロジェクトをセットアップする場合は、「single variant」または「variant bundle」を追加した後、画面の指示に従って配列を入力します。オンラインオーダーマニュアル

配列記入フォームをダウンロードして目的の DNA 配列を Microsoft Excel 画面に入力し、電子メールでライフテクノロジーズのカスタマー サポート チームに送信します。

 

合成難易度が高い配列については本サービスをご利用いただくことができません。その場合は人工遺伝子合成サービスをご利用ください。

本サービスやご注文プロセスに関する詳細については、jpgene@thermofisher.com までお問い合わせください。

価格

SKU製品名インサートサイズの長さ※1
830105DESITE-DIR-MUT UP TO 1 KB~1,000bp 変異体作製料金¥25,000
830123DESITE-DIR-MUT 1 - 2 KB1,001~2,000bp 変異体作製料金¥38,000
830133DESITE-DIR-MUT 2 - 3 KB2,001~3,000bp 変異体作製料金¥51,000
830143DESITE-DIR-MUT 3 - 4 KB3,001~4,000bp 変異体作製料金¥64,000

※1:人工遺伝子合成の合成長(インサートサイズ)により価格が変わります。4000bp以上は配列情報を確認後、可否と共に用意いたします。
 

納品物

GeneArt® Mutagenesis Service
  • プラスミド DNA 5 µg (完全に水に再溶解するのが難しい場合があります)
  • 変異導入遺伝子をpMXベクターにクローニングしたプラスミド。正確に変異が導入されていることを配列確認済み。
  • 他のベクターにサブクローニングをご希望の場合は別途サブクローニングをご注文下さい。
GeneArt® Mutagenesis 6+ Service
  • 同一遺伝子由来の変異体を6種類以上作製し、ご希望の同一ベクターに同一方法で同時にサブクローニングする場合、pMXベクターを介さず、直接クローニングします。これにより、より安価で迅速なサービスを提供いたします。
  • 各変異体のプラスミド DNA 5 µg (完全に水に再溶解するのが難しい場合があります)
  • 変異導入遺伝子をご希望のベクターにクローニングしたプラスミド。正確に変異が導入されていることを配列確認済み。

アプリケーション

  • 活性部位、構造と機能の関連、核酸とタンパク質の相互作用などの解明

  • 機能エレメント(プロモーター領域やターミネーター配列など)の試験

  • 融合タンパク質や標識タンパク質の構築

  • ノックアウトコンストラクトの設計

  • 異なるスプライシング型の作製

  • アラニン スキャニングによるタンパク質の機能ドメインの特定

導入可能な変異の種類

作業手順

1. 標準的な作業の流れ

2. 同時に6個以上の変異体を構築し、他のベクターにサブクローニングする場合

参考資料

For Research Use Only. Not for use in diagnostic procedures.

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