anza-showcase

Invitrogen™ Anza™ Restriction Enzyme Cloning Systemは、制限酵素やDNA修飾酵素を用いた完全独立型の単一バッファシステムを採用することにより、クローニングを徹底的に簡素化させました。

  • すべての制限酵素は1種類のバッファーで反応
  • 単一のプロトコル
  • 反応は15分で完了
  • オーバーナイトの反応でもスター活性が生じない

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Anza制限酵素の検索ツール

酵素検索ツールを利用して、研究ニーズに最適な制限酵素をお探しください。製品名、アイソシゾマー名、認識配列、またはSKU番号からそれぞれ検索することができます。

Anza制限酵素を検索

1バッファー、1プロトコルで128の制限酵素が切断可能

Anza Restriction Enzyme Cloning System は、以下を含む完全なシステムです:

128種類の制限酵素
5種類のDNA修飾酵素

  • T4 DNA Ligase Master Mix
  • Thermosensitive Alkaline Phosphatase
  • T4 Polynucleotide Kinase kit
  • DNA Blunting Kit
  • DNA End Repair Kit

各Anza制限酵素は、共通のAnzaバッファを用いることにより、互いに連動しながら極めて有効に作用します。

Anza制限酵素によるシンプルなプロトコル

Anza制限酵素では、反応に使用する制限酵素数やDNAのタイプに関わらず、混合液調製および37ºC下15分間インキュベートの2工程から成るシンプルなプロトコルを採用しています。

シンプルなプロトコル

  1. 下表1の記載順に試薬を添加して、反応混合物を調製します。
  2. 37ºCで15分間インキュベートします。

表1:

試薬1-酵素2-酵素3-酵素
ヌクレアーゼフリー水最終反応容量の調合に必要な量を添加してください
Anza 10X Buffer または Anza 10X Red Buffer2 µL2 µL3 µL
DNA0.2~1 µg0.2~1 µg0.2~1 µg
Anza 制限酵素 11 µL1 µL1 µL
Anza 制限酵素21 µL1 µL
Anza 制限酵素3
1 µL
最終反応容量20 µL20 µL30 µL

反応容量は直線的に5xまでスケールアップが可能です。

便利なバッファフォーマット

anza-buffers

各Anza制限酵素には、Anza™ 10XクリアバッファとAnza™ 10Xレッドバッファがセットで付属するため、様々なニーズに柔軟に対応させることができます。レッドバッファに含まれる密度試薬には、1%アガロースゲルを用いた電気泳動において800bpのDNA断片と同じ位置に来る赤色色素、および10bpのDNA断片よりも早く泳動される黄色色素が共にトラッキング用色素として含有されています。そのため、ゲルローディング前に煩雑な色素添加を行う必要はありません。また、バッファはその後のアプリケーションに悪影響を与えることもありません。

*Anza 10Xレッドバッファは蛍光測定に干渉することがあるため、蛍光励起スペクトル解析を要する用途にはAnza 10Xクリアバッファをご使用ください。 

Anza DNA修飾酵素

特性

Anza Restriction Enzymesは、ひとつのプロトコルで、15分以内にあらゆるDNA型を消化させることができます。

プラスミドDNAおよびPCR産物を15分以内に消化

卓越した性能

15 min EcoRI_XbaI_NotI pDNA PGR_

プラスミドDNAに予想されるDNA断片:
Anza 11 EcoRI、Anza 12 XbaI、Anza 1 NotI - 6,215 bp
精製PCR産物に予想されるDNA断片:
Anza 11 EcoRI - 1,133および506 bp
Anza 12 XbaI - 1,077 & 562 bp
Anza 1 NotI - 1,258および381 bp
制限酵素切断部位マップ

図1. Anza Restriction Enzymesの配合により、わずか15分以内に消化を完了します。 Anza 11 EcoRI、Anza 12 XbaI、およびAnza 1 NotIを用いて、プラスミドDNA(6,215 bp)および精製したPCR産物(1.6 kb)を消化させました。 最終容量20 µL中にDNA(1 µg)および制限酵素(1 µL) を含有する反応混合物に推奨プロトコルを適用しました。 37°Cで15分間インキュベートを行いました。

  • L - 1 Kb Plus DNA Ladder
  • C1 –未消化プラスミドDNA
  • 1 – Anza™ 11 EcoRI
  • 2 – Anza™ 12 XbaI
  • 3 – Anza™ 1 NotI
  • C2 –未消化PCR断片
  • 4 – Anza™ 11 EcoRI
  • 5 – Anza™ 12 XbaI
  • 6 – Anza™ 1 NotI

プラスミドDNAの消化

anza-gel2

予想されるDNA断片
Anza 3 BcuI - 5,529および686 bp
Anza 47 Eco52I - 4,575、1,191、および449 bp
制限酵素切断部位マップ

図2. Anza Restriction Enzymesの配合により、わずか15分以内に消化を完了します。 以下を用いて、プラスミドDNA(6,215 bp)を消化させました:Anza 3 BcuIおよびAnza 47 Eco521、ならびに他社製N SpeI-HF(BcuIのアイソシゾマー)および他社製N EagI-HF(Eco52Iのアイソシゾマー)。 最終容量20 µL中にDNA(1 µg)およびAnza制限酵素(1 µL) を含有する反応混合物に推奨プロトコルを適用しました。 最終容量50 µL中にDNA(1 µg)および他社製の制限酵素N(1 µL)を含有する反応混合物に当該メーカーのプロトコルを適用しました。 各プロトコルに従って、Anza制限酵素および他社製N EagI –HFをいずれも37°Cで15分間インキュベートしました。 当該メーカーのプロトコルに従って、他社製N SpeI-HFを37°Cで5分間インキュベートしました。

  • L - 1 Kb Plus DNA Ladder
  • C –未消化プラスミドDNA
  • 1 – Anza™ 3 BcuI
  • 2 – SpeI-HF (他社製N)
  • 3 – Anza™ 47 Eco52I
  • 4 – EagI-HF (他社製N)

PCR DNAの消化

anza-gel3

予想されるDNA断片
Anza 3 BcuI – 938、346、322、および33 bp
Anza 9 NdeI – 1,486および153 bp
Anza 47 Eco52I – 899、381、197、および162 bp
制限酵素切断部位マップ

図3. Anza Restriction Enzymesの配合により、わずか15分以内に消化を完了します。 以下を用いて、精製したPCR産物(1.6 kb)を消化させました:Anza 3 BcuI、Anza 9 NdeI、およびAnza 47 Eco521、ならびに他社製N SpeI-HF (BcuIのアイソシゾマー)、他社製N NdeI、および他社製N EagI-HF(Eco52Iのアイソシゾマー)。 最終容量20 µL中にDNA(1 µg)およびAnza制限酵素(1 µL) を含有する反応混合物に推奨プロトコルを適用しました。 最終容量50 µL中にDNA(1 µg)および他社製の制限酵素N(1 µL)を含有する反応混合物に当該メーカーのプロトコルを適用しました。 37°Cで15分間インキュベーションを行いました。

  • L - 1 Kb Plus DNA Ladder
  • C – 未消化DNA
  • 1 – Anza 3 BcuI
  • 2 – SpeI-HF (他社製 N)
  • 3 – Anza 9 NdeI
  • 4 – NdeI (他社製 N)
  • 5 – Anza 47 Eco52I
  • 6 – EagI-HF (他社製 N)

消化を長時間行うと、制限酵素はスター活性またはDNA認識部位への特異性の低下を示すことがあります。グリセロール含量が高いケースやMG2が存在しているケースのように反応条件が最適でない場合、スター活性が発生することがあり、DNAの非特異的切断の原因となります+。Anza制限酵素は、Anzaバッファと組み合わせた使用に最適化されており、15分以内での完全消化からオーバーナイトの消化まで、あらゆる消化時間に対応します。

プラスミドDNAやPCR産物を16時間以内に消化

16H_EcoRI_XbaI_NotI pDNA PGR_

プラスミドDNAに予想されるDNA断片:
Anza 11 EcoRI、Anza 12 XbaI、Anza 1 NotI - 6,215 bp
精製PCR産物に予想されるDNA断片:
Anza 11 EcoRI - 1,133および506 bp
Anza 12 XbaI - 1,077および562 bp
Anza 1 NotI - 1,258および381 bp
制限酵素切断部位マップ

図4. Anza Restriction Enzymes では、オーバーナイトで消化を行ってもスター活性を示しません。 Anza 11 EcoRI、Anza 12 XbaI、およびAnza 1 NotIを用いて、プラスミドDNA(6,215 bp)および精製したPCR産物(1.6 kb)を消化させました。 最終容量20 µL中にDNA(1 µg)およびAnza制限酵素(1 µL) を含有する反応混合物に推奨プロトコルを適用しました。  37°Cで16時間インキュベーションを行いました。

  • L - 1 Kb Plus DNA Ladder
  • C1 –未消化プラスミドDNA
  • 1 – Anza™ 11 EcoRI
  • 2 – Anza™ 12 XbaI
  • 3 – Anza™ 1 NotI
  • C2 –未消化PCR断片
  • 4 – Anza™ 11 EcoRI
  • 5 – Anza™ 12 XbaI
  • 6 – Anza™ 1 NotI

Anza制限酵素は、共通のAnzaバッファを用いることにより、単一の反応液中の多数の酵素によって消化を行います。1つのプロトコルで完全消化を達成できるため、使用する酵素に対応したバッファを探す手間を省いて、時間を節約できます。

二重消化

anza-gel5

予想されるDNA断片
Anza 47 Eco52I - 4,575、1,191、および449 bp
Anza 14 SalI - 4,030および2,185 bp
Anza™ 47 Eco52I + Anza™ 14 SalI - 2,185、1,319、1,191、1,071、および449 bp
制限酵素切断部位マップ

図5. Anza Restriction Enzymesは、単一バッファ中の2種類の酵素の効力によって完全消化を示しています。 Anza 47 Eco 52I、Anza 14 SalIを用いて、プラスミドDNA(6,215 bp)を消化させました。 同様に、他社製N EagI-HF(Eco521のアイソシゾマー)および他社製N SalI-HFを用いて、同質のプラスミドDNAを消化させました。 最終容量20 µL中にDNA(1 µg)およびAnza制限酵素(1 µL) を含有する反応混合物に推奨プロトコルを適用しました。 最終容量50 µL中にDNA(1 µg)および他社製の各制限酵素N(1 µL)を含有する反応混合物に当該メーカーのプロトコルを適用しました。  37°Cで15分間インキュベートを行いました。

  • L - 1 Kb Plus DNA Ladder
  • C –未消化プラスミドDNA
  • 1 – Anza™ 47 Eco52I
  • 2 – Anza™ 14 SalI
  • 3 – Anza™ 47 Eco52I + Anza™ 14 SalI
  • 4 – EagI-HF (他社製 N)
  • 5 – SalI-HF (他社製 N)
  • 6 – EagI-HF + SalI-HF (他社製 N)

三重消化

anza-gel6

予想されるDNA断片
Anza 1 NotI - 6,215 bp
Anza 16 HindIII - 6,215 bp
Anza 15 XmaJI - 6,215 bp
Anza 1 NotI + Anza 16 HindIII + Anza 15 XmaJI - 4,285、1,075、および855 bp
制限酵素切断部位マップ

図6. 単一バッファ中の3種類の酵素の効力により、Anza Restriction Enzymesは完全消化を示しています。 Anza 1 NotI、Anza 16 HindIII、およびAnza 15 XmaJIを用いて、プラスミドDNA(6,215 bp)を消化させました。 制限酵素消化が1種類の場合には、最終容量20 µL中にDNA(1 µg)およびAnza制限酵素(1 µL) を含有する反応混合物を用いて、推奨プロトコルを適用しました。  また、制限酵素が3種類の場合には、最終容量30 µL中にDNA(1 µg)および各制限酵素(1 µL)を含有する反応混合物を用いて、推奨プロトコルを適用しました。  37°Cで15分間インキュベートを行いました。

  • C –未消化プラスミドDNA
  • 1 – Anza™ 1 NotI
  • 2 – Anza™ 16 HindIII
  • 3 – Anza™ 15 XmaJI
  • 4 – Anza™ 1 NotI + Anza™ 16 HindIII + Anza™ 15 XmaJI
  • L - 1 Kb Plus DNA Ladder

Anza Restriction Enzymesは、ひとつのプロトコルで、15分以内にあらゆるDNA型を消化させることができます。

プラスミドDNAおよびPCR産物を15分以内に消化

卓越した性能

15 min EcoRI_XbaI_NotI pDNA PGR_

プラスミドDNAに予想されるDNA断片:
Anza 11 EcoRI、Anza 12 XbaI、Anza 1 NotI - 6,215 bp
精製PCR産物に予想されるDNA断片:
Anza 11 EcoRI - 1,133および506 bp
Anza 12 XbaI - 1,077 & 562 bp
Anza 1 NotI - 1,258および381 bp
制限酵素切断部位マップ

図1. Anza Restriction Enzymesの配合により、わずか15分以内に消化を完了します。 Anza 11 EcoRI、Anza 12 XbaI、およびAnza 1 NotIを用いて、プラスミドDNA(6,215 bp)および精製したPCR産物(1.6 kb)を消化させました。 最終容量20 µL中にDNA(1 µg)および制限酵素(1 µL) を含有する反応混合物に推奨プロトコルを適用しました。 37°Cで15分間インキュベートを行いました。

  • L - 1 Kb Plus DNA Ladder
  • C1 –未消化プラスミドDNA
  • 1 – Anza™ 11 EcoRI
  • 2 – Anza™ 12 XbaI
  • 3 – Anza™ 1 NotI
  • C2 –未消化PCR断片
  • 4 – Anza™ 11 EcoRI
  • 5 – Anza™ 12 XbaI
  • 6 – Anza™ 1 NotI

プラスミドDNAの消化

anza-gel2

予想されるDNA断片
Anza 3 BcuI - 5,529および686 bp
Anza 47 Eco52I - 4,575、1,191、および449 bp
制限酵素切断部位マップ

図2. Anza Restriction Enzymesの配合により、わずか15分以内に消化を完了します。 以下を用いて、プラスミドDNA(6,215 bp)を消化させました:Anza 3 BcuIおよびAnza 47 Eco521、ならびに他社製N SpeI-HF(BcuIのアイソシゾマー)および他社製N EagI-HF(Eco52Iのアイソシゾマー)。 最終容量20 µL中にDNA(1 µg)およびAnza制限酵素(1 µL) を含有する反応混合物に推奨プロトコルを適用しました。 最終容量50 µL中にDNA(1 µg)および他社製の制限酵素N(1 µL)を含有する反応混合物に当該メーカーのプロトコルを適用しました。 各プロトコルに従って、Anza制限酵素および他社製N EagI –HFをいずれも37°Cで15分間インキュベートしました。 当該メーカーのプロトコルに従って、他社製N SpeI-HFを37°Cで5分間インキュベートしました。

  • L - 1 Kb Plus DNA Ladder
  • C –未消化プラスミドDNA
  • 1 – Anza™ 3 BcuI
  • 2 – SpeI-HF (他社製N)
  • 3 – Anza™ 47 Eco52I
  • 4 – EagI-HF (他社製N)

PCR DNAの消化

anza-gel3

予想されるDNA断片
Anza 3 BcuI – 938、346、322、および33 bp
Anza 9 NdeI – 1,486および153 bp
Anza 47 Eco52I – 899、381、197、および162 bp
制限酵素切断部位マップ

図3. Anza Restriction Enzymesの配合により、わずか15分以内に消化を完了します。 以下を用いて、精製したPCR産物(1.6 kb)を消化させました:Anza 3 BcuI、Anza 9 NdeI、およびAnza 47 Eco521、ならびに他社製N SpeI-HF (BcuIのアイソシゾマー)、他社製N NdeI、および他社製N EagI-HF(Eco52Iのアイソシゾマー)。 最終容量20 µL中にDNA(1 µg)およびAnza制限酵素(1 µL) を含有する反応混合物に推奨プロトコルを適用しました。 最終容量50 µL中にDNA(1 µg)および他社製の制限酵素N(1 µL)を含有する反応混合物に当該メーカーのプロトコルを適用しました。 37°Cで15分間インキュベーションを行いました。

  • L - 1 Kb Plus DNA Ladder
  • C – 未消化DNA
  • 1 – Anza 3 BcuI
  • 2 – SpeI-HF (他社製 N)
  • 3 – Anza 9 NdeI
  • 4 – NdeI (他社製 N)
  • 5 – Anza 47 Eco52I
  • 6 – EagI-HF (他社製 N)

消化を長時間行うと、制限酵素はスター活性またはDNA認識部位への特異性の低下を示すことがあります。グリセロール含量が高いケースやMG2が存在しているケースのように反応条件が最適でない場合、スター活性が発生することがあり、DNAの非特異的切断の原因となります+。Anza制限酵素は、Anzaバッファと組み合わせた使用に最適化されており、15分以内での完全消化からオーバーナイトの消化まで、あらゆる消化時間に対応します。

プラスミドDNAやPCR産物を16時間以内に消化

16H_EcoRI_XbaI_NotI pDNA PGR_

プラスミドDNAに予想されるDNA断片:
Anza 11 EcoRI、Anza 12 XbaI、Anza 1 NotI - 6,215 bp
精製PCR産物に予想されるDNA断片:
Anza 11 EcoRI - 1,133および506 bp
Anza 12 XbaI - 1,077および562 bp
Anza 1 NotI - 1,258および381 bp
制限酵素切断部位マップ

図4. Anza Restriction Enzymes では、オーバーナイトで消化を行ってもスター活性を示しません。 Anza 11 EcoRI、Anza 12 XbaI、およびAnza 1 NotIを用いて、プラスミドDNA(6,215 bp)および精製したPCR産物(1.6 kb)を消化させました。 最終容量20 µL中にDNA(1 µg)およびAnza制限酵素(1 µL) を含有する反応混合物に推奨プロトコルを適用しました。  37°Cで16時間インキュベーションを行いました。

  • L - 1 Kb Plus DNA Ladder
  • C1 –未消化プラスミドDNA
  • 1 – Anza™ 11 EcoRI
  • 2 – Anza™ 12 XbaI
  • 3 – Anza™ 1 NotI
  • C2 –未消化PCR断片
  • 4 – Anza™ 11 EcoRI
  • 5 – Anza™ 12 XbaI
  • 6 – Anza™ 1 NotI

Anza制限酵素は、共通のAnzaバッファを用いることにより、単一の反応液中の多数の酵素によって消化を行います。1つのプロトコルで完全消化を達成できるため、使用する酵素に対応したバッファを探す手間を省いて、時間を節約できます。

二重消化

anza-gel5

予想されるDNA断片
Anza 47 Eco52I - 4,575、1,191、および449 bp
Anza 14 SalI - 4,030および2,185 bp
Anza™ 47 Eco52I + Anza™ 14 SalI - 2,185、1,319、1,191、1,071、および449 bp
制限酵素切断部位マップ

図5. Anza Restriction Enzymesは、単一バッファ中の2種類の酵素の効力によって完全消化を示しています。 Anza 47 Eco 52I、Anza 14 SalIを用いて、プラスミドDNA(6,215 bp)を消化させました。 同様に、他社製N EagI-HF(Eco521のアイソシゾマー)および他社製N SalI-HFを用いて、同質のプラスミドDNAを消化させました。 最終容量20 µL中にDNA(1 µg)およびAnza制限酵素(1 µL) を含有する反応混合物に推奨プロトコルを適用しました。 最終容量50 µL中にDNA(1 µg)および他社製の各制限酵素N(1 µL)を含有する反応混合物に当該メーカーのプロトコルを適用しました。  37°Cで15分間インキュベートを行いました。

  • L - 1 Kb Plus DNA Ladder
  • C –未消化プラスミドDNA
  • 1 – Anza™ 47 Eco52I
  • 2 – Anza™ 14 SalI
  • 3 – Anza™ 47 Eco52I + Anza™ 14 SalI
  • 4 – EagI-HF (他社製 N)
  • 5 – SalI-HF (他社製 N)
  • 6 – EagI-HF + SalI-HF (他社製 N)

三重消化

anza-gel6

予想されるDNA断片
Anza 1 NotI - 6,215 bp
Anza 16 HindIII - 6,215 bp
Anza 15 XmaJI - 6,215 bp
Anza 1 NotI + Anza 16 HindIII + Anza 15 XmaJI - 4,285、1,075、および855 bp
制限酵素切断部位マップ

図6. 単一バッファ中の3種類の酵素の効力により、Anza Restriction Enzymesは完全消化を示しています。 Anza 1 NotI、Anza 16 HindIII、およびAnza 15 XmaJIを用いて、プラスミドDNA(6,215 bp)を消化させました。 制限酵素消化が1種類の場合には、最終容量20 µL中にDNA(1 µg)およびAnza制限酵素(1 µL) を含有する反応混合物を用いて、推奨プロトコルを適用しました。  また、制限酵素が3種類の場合には、最終容量30 µL中にDNA(1 µg)および各制限酵素(1 µL)を含有する反応混合物を用いて、推奨プロトコルを適用しました。  37°Cで15分間インキュベートを行いました。

  • C –未消化プラスミドDNA
  • 1 – Anza™ 1 NotI
  • 2 – Anza™ 16 HindIII
  • 3 – Anza™ 15 XmaJI
  • 4 – Anza™ 1 NotI + Anza™ 16 HindIII + Anza™ 15 XmaJI
  • L - 1 Kb Plus DNA Ladder

Anzaスターターキット



製品情報
 
スターターキット内容conc (U/µl)volume (µl)Units (U)
Anza 1 NotI2020400
*Anza 3 BcuI
1020200
Anza 5 BamHI1020200
Anza 8 XhoI
2020400
Anza 10 DpnI2020400
Anza 11 EcoRI2020400
Anza 12 XbaI
1020200
Anza 16 HindIII2020400
Anza 19 BglII1020200
**Anza 26 Eco32I2020400
Anza T4 DNA Ligase Master Mix4x10020反応分
Anza Alkaline Phosphatase12020反応分
Anza 10X Buffer10x500付属しません
Anza 10X Red Buffer10x500付属しません

*プロトタイプSpeIのアイソシゾマー
**プロトタイプEcoRVのアイソシゾマー

アイソシゾマーとは、認識配列および切断部位が同じ制限酵素を指します。


製品情報
 
スターターキット内容conc (U/µl)volume (µl)Units (U)
Anza 1 NotI2020400
Anza 5 BamHI1020200
Anza 11 EcoRI
2020400
Anza 12 XbaI1020200
Anza 16 HindIII
2020400
Anza T4 DNA Ligase Master Mix4x10020反応分
Anza Alkaline Phosphatase12020反応分
Anza 10X Buffer10x500付属しません
Anza 10X Red Buffer10x500付属しません
cloningbench

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※日本国内では、アプリからの注文機能はご利用いただけません。

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リソース

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