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リキッドバイオプシーの用途には、がんの原因となる遺伝子変異の特定と追跡があります。それにより、がんの早期発見、治療反応の測定、残存腫瘍量の定量化、潜在的な治療法に対して生じる抵抗のモニタリングが可能です。リキッドバイオプシーで利用されるセルフリーDNA(cfDNA)は正常細胞とがん細胞の両方に由来したもので、これらがアポトーシスやネクローシスを通じてそのDNA含量物を外的環境中に放出したものです(1)。がん細胞から放出されたcfDNA成分は、循環腫瘍DNAまたはctDNAと呼ばれることが一般的です。
リキッドバイオプシーでのctDNAの検出は難易度が高く、その理由は、がん変異を持つ分子はサンプルから収集される循環cfDNA全体のごく一部にすぎないためです。デジタルPCR(dPCR)は、遺伝子変異を高い信頼性で迅速に同定する実績あるメソッドです。 バックグラウンドの野生型DNA中で少量しか生じない一塩基多型の正確な定量をするには、優れた感度と特異性を持つ適切なリキッドバイオプシーアッセイが必要です。Applied Biosystems Absolute QリキッドバイオプシーdPCRアッセイは、関連するがんドライバーや治療抵抗性の変異を調べることにより、治療に対する反応と抵抗性をモニタリングするための正確で費用対効果の高い迅速な方法です。
Absolute Q Liquid Biopsy dPCRアッセイは、既知の体細胞変異の再現性のある特異的な検出を可能にします。それぞれのアッセイは、コントロールを用いて、がんに関連する遺伝子のバリアント・アレル頻度を0.1%まで検出できることが検証されています。
Absolute QリキッドバイオプシーdPCRアッセイの特長:
当社は、dPCR実験用に設計済みのすべてのAbsolute Qアッセイの性能を保証しています。当社のアプリケーション特異的なアッセイポートフォリオにより、最高の品質と性能を得ることができます。これらのアッセイは、最新のアノテーションおよびゴールドスタンダードの Applied Biosystems TaqManケミストリーを使用して設計および検証されています。
Absolute QデジタルPCRアッセイが機能しない場合は、無償で交換いたします。*
図1。がん変異の定量化を、Absolute QリキッドバイオプシーデジタルPCRアッセイを用いてQuantStudio Absolute QデジタルPCRシステムで実施したもの。
必要なアッセイが見つかりませんか?お問い合わせいただければ、当社の専門家が、目的とするターゲットシーケンスに基づいてカスタムのデジタルPCRアッセイの設計をお手伝いします。または、お客様が設計されたプライマー/プローブのシーケンスをご提示ください。
Absolute Q DNAデジタルPCRマスターミックス(5X)は、QuantStudio Absolute QデジタルPCRシステムでの使用に最適です。このミックスは、シングルチューブ、ワンステップで使用できる組成に設計されているため、迅速かつシンプルで再現性のあるRNA定量を実現し、上流の処理段階を最小限にします。
製品の主な特長:
Absolute Q RNAワンステップデジタルPCRマスターミックス(4X)は、事前のcDNAへの逆転写反応を必要としないシンプルなワンステップワークフローで、QuantStudio Absolute QデジタルPCRシステムやAbsolute Q デジタルPCRアッセイでの使用に最適です。
*規約および条件が適用されます。保証の詳細については、thermofisher.com/absoluteqassayguaranteeをご覧ください
For Research Use Only. Not for use in diagnostic procedures.