HH-TFS-PRODUCTS4860

内在性コントロール遺伝子は、さまざまな組織や細胞タイプ、処理条件で比較的一定の発現レベルを示し、豊富に存在します。そのような遺伝子は、ノーマライザー遺伝子、ハウスキーピング遺伝子、およびリファレンス遺伝子としても知られます。内在性コントロール遺伝子による標準化は、リアルタイム PCR において生じる以下のような変動を補正するための現在最も有効とされている方法です。

  • サンプルの回収
  • スタートサンプル量のばらつき
  • 逆転写（RT）効率
  • 核酸（RNA／DNA）の調製および品質

あらゆる実験条件で一つの遺伝子が共通の内在性コントロールとして機能するわけではないため、サンプルの組織、細胞、あるいは処理に応じて内在性コントロールまたは一連のコントロールを選択することをお薦めします。TaqMan Endogenous Control Assays は、定量的 PCR 遺伝子発現実験において通常内在性コントロールとして用いられる遺伝子をターゲットとしたアッセイのコレクションです。

個別の TaqMan Endogenous Control Assays

ACTB、GAPDH、および 18S などの特定の遺伝子は、内在性コントロールとして一般的に使用されています。  これらの代表的な遺伝子から選択することで、適切な内在性コントロールを見つけられる可能性が高くなります。  内在性コントロールは少なくとも 2 ～ 3 候補についてテストすることが推奨されます。  個別の TaqMan Endogenous Control Assays を注文することは、多サンプルにわたり少数の候補についてテストするためのコスト効率の高いソリューションです。下記のアッセイ選択ツールを使用し、内在性コントロール候補物質を確認してください。または、アッセイ検索ツールを使用し、特定の遺伝子をターゲットとするアッセイを検索してください。

選択ツール      アッセイ検索ツール


TaqMan Endogenous Control Array プレート & カード

特定の実験用の最適な内在性コントロールが不明な場合は、TaqMan アレイを用いる簡単かつ経済的な方法で内在性コントロール候補についてテストする必要があります。内在性コントロールパネルは、標準的な 96ウェルアレイプレート、Fast 96 ウェルアレイプレート、および TaqMan アレイカードのフォーマットで提供しています。これらのアレイは、個別に購入可能なため、テストするサンプル数が多くても少なくても最大限にフレキシブルに対応できます。アレイデータから最も変動の少ない候補遺伝子が特定されたら、最終的な実験用にその TaqMan Endogenous Control Assay を個別にご購入いただくことができます。

アレイを表示


参考文献

アプリケーションノート：Using TaqMan Endogenous Control Assays to select an endogenous control for experimental studies


TaqMan 内生コントロールアッセイ選択ツール

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生物種遺伝子記号アッセイ
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研究用にのみ使用できます。診断用には使用できません。