CDSソフトウェア — ラボ重視の設計 | Thermo Fisher Scientific

概要

Thermo Scientific Chromeleon 7.3.2クロマトグラフィーデータシステム（CDS）は、ラボのワークフローを簡素化するツールです。データから有益な知見を取得できるよう構築されており、優れた操作性、包括的な装置制御、自動でのデータ分析、柔軟なレポート作成を実現します。絶えず変化し続ける研究発見メソッドからルーチン検査にいたるまで、Chromeleon CDSはワークフロー全体を合理化し、より優れた結果を迅速かつ信頼性に優れた方法で提供します。

Chromeleonソフトウェアは、ラボオペレーションを統合するため設計された単一のCDSにより、ラボの効率を高め、生産性と効率性の大幅な向上をもたらします。その詳細をご覧ください。

ユーザーの声
「規則の関係で、仕事内容について詳しくお話しすることはできませんが、私がお伝えできるのは、もっと早い段階でChromeleonを採用しておけばよかった、ということです。」

-主任研究員、P&G

クロマトグラフィーデータシステム

Chromeleon 7.3.2 CDSがラボにもたらすメリット

ユニバーサルな装置制御：550を超えるさまざまな装置モジュール（CEドライバーを含む）、および35以上の質量分析装置を信頼性の高い方法で包括的に制御。
結果の信頼性向上：デュアルシーケンス処理機能を活用してデータをマージすることで、異なるテクニックを組み合わせたクロス検証が可能。データ処理の高速化、効率の向上、誤ったレポートのリスクを軽減。
生産性の向上：自動化ツールを用いた迅速な統合の最適化と、MSデータ処理の改善による効率の大幅な向上。
データインテグリティの確保：ユーザーのアクセスと権限を管理者が安全に制御することで、GxPおよび21 CFR Part 11を遵守。
最低限のトレーニング要件：カスタマイズ可能で合理的なユーザーインターフェースにより、データ処理を簡素化。カスタマイズされたビュー設定を通じてオペレーターにステップバイステップのガイドを提示し、アナリストの時間を重要なタスクに集約することが可能。

Chromeleon CDSの主な特長

「最初から正しい」結果をより高頻度で実現

Chromeleon CDSは、研究者や検査技師を念頭に置いて設計されており、反復作業の簡素化、エラーの削減、仕様外の結果の最小化をもたらします。このシステムはシンプルな操作性をベースとしており、次のような機能を通じてラボの効率向上を実現します。

eWorkflow手順によりシーケンス作成を効率化し、ユーザーのSOP準拠を確保しながら、トレーニング要件を最小限に抑制。
システム適合性の自動チェックとインテリジェント実行制御により、実行中の自動合否判定が可能となり、「最初から正しい結果」をもたらす分析をより高頻度で実現。
ビルトインのレポートテンプレートと、包括的でありながらカスタマイズも簡単なExcel形式のレポートエンジンにより、条件付き書式による外れ値へのフラグ付けを利用して、大規模なレポートのレンダリングと結果の迅速なレビューを実現。

少ない労力で生産性を向上、成果の達成が可能に

一元的に導入された単一のCDSでクロマトグラフィーとMSの両方のワークフローに対応することで、大幅な効率化を達成できます。Chromeleon CDSはラボオペレーションを合理化し、ラボスタッフのトレーニング負担の軽減、導入の迅速化をもたらすだけでなく、すべてのリソース、データ、結果に任意のロケーションからアクセスすることを可能にします。結果取得の迅速化には、以下のものが利用可能です。

業界最先端のマルチベンダー装置制御によるLC、GC、IC、MSへの対応：データの取得と処理に単一のソフトウェアで対応可能。
カスタマイズ可能なビュー設定、Cobra Wizard、SmartPeaks Integration Assistant、MiniPlots™、SmartLinkといった、効率的なデータ処理とレビューを実現。
専用のワークフロー、メソッド検証用の拡張パック、および分析アプリケーションのAppsLabライブラリからダウンロードできるeWorkflow手順を提供。