Search Thermo Fisher Scientific
Gibco細胞治療用バイオプロセス培地
細胞治療における開発ワークフローを前進させます
臨床試験および商用生産のためにT細胞製造プロセスをスケールアップする際, 使用している細胞タイプ専用に作成されたものを選択することが重要です。Gibco CTS OpTmizerファミリーの血清フリー培地（SFM）は>200もの臨床試験および商用化された治療に使用されており、スケールアップの際に特に重要な高密度T細胞培養の栄養ニーズを満たすように入念に設計されています。そのため当社のすべての培地は、望ましいセントラルメモリー表現型の維持に役立ちます。さらに、自家あるいは同種他家のT細胞療法の開発において、CTS OpTmizer SFMは血清フリーかつゼノフリーで、Regulatory Support Filesなどの広範囲のトレーサビリティー文書を有しています。
最新情報：Gibco CTS OpTmizer One Serum-Free Medium (SFM)
OpTmizer One SFMは動物由来成分不含（AOF）の新しい組成をもつ培地で、プロセスの一貫性と拡張性の向上に役立つとともに、高い細胞生存率、増殖の向上、および初期メモリーT細胞表現型を示します。 主な特長：
|
Gibco細胞治療用培地製品
CTS OpTmizer One SFM
細胞治療のワークフローのあらゆる段階で使用される材料は、最終製剤の有効性に影響を与えます。Gibco CTS OpTmizer One SFMは、この点を考慮してT細胞培養で要求される組成を入念に設計しています。CTS OpTmizer One SFMは、T細胞増殖のための栄養素とエネルギーを、動物由来成分を一切使用することなく提供します。動物由来成分不含の組成を持つこの新しい製品は、他の化学合成培地と比較しても優れた性能を有し、外来性物質による汚染リスクを軽減するのに役立ちます。
このAOF組成は、さまざまな培養容器（G‑Rex™プレート、ロッキングバイオリアクター、撹拌槽バイオリアクターなど）で柔軟性と拡張性を実現します。CTS OpTmizer One SFMは、目的の表現型を維持しながらスケールアップをサポートします。拡張性を容易に実現するために、CTS OpTmizer One SFMは1 L、5 Lおよび10 LのThermo Scientific Aegis5-14 フィルム製のバイオプロセスコンテナにあらかじめ充填されており、閉鎖系システムとの適合性も可能にします。
図1.Fold Expansion.（上のグラフ）CTS OpTmizer One SFMでは他社培地（CM1、CM2、CM3）と比較して、健常ドナー（ドット）において同等以上の細胞増殖（棒グラフ）が一貫して示されています。（下のグラフ）10日目までに、CTS OpTmizer One SFMでは他社培地（CM1、CM2、CM3）と比較して、急性骨髄性白血病（AML）ドナー細胞はより一貫性のある堅牢な増殖（284倍、棒グラフで表示）を達成しました。
注文情報
CTS OpTmizer T Cell Expansion SFM, no phenol red
Gibco CTS OpTmizer T-Cell Expansion SFM, no phenol redは血清フリー、ゼノフリーです。自家細胞療法用のヒトTリンパ球の成長と増殖のために開発されました。この完全な血清フリーおよびゼノフリー培地は、細胞培養プレートから大容量バイオリアクターにおいて、血清含有培地と同等の効率で良好なT細胞増殖を示すことが実証済みです。
図2.3種類の異なるバイオリアクターにおけるT細胞増殖のFold Expansionの比較。撹拌槽バイオリアクター、ロッキングモーションバイオリアクター、およびスタティックバイオリアクターでFold Expansionが増加しました。
注文情報
CTS OpTmizer Pro SFM
Gibco CTS OpTmizer Pro SFMは、同種他家細胞療法で使用されるヒトTリンパ球（CD4+、CD8+、ポリクローナル細胞、抗原特異的T細胞など）の増殖のために開発された新しい培地です。CTS OpTmizer Pro SFMは、細胞の代謝をシフトさせることにより、セントラルメモリー表現型と細胞成長を改善します。その結果、短時間でより大きなセントラルメモリーT細胞の集団が得られます。
CTS OpTmizer Pro SFMは、Thermo Scientific Aegis5-14 フィルム製のバイオプロセスコンテナにあらかじめ充填されており、閉鎖系システムとの適合性を可能にします。Thermo Scientific Aegis5-14 Filmは、cGMP施設で製造された5層キャストフィルムです。エチルビニルアルコール（EVOH）バリア層と共押出されたポリエステルエラストマーを外層とし、超低密度ポリエチレンを接液面とする構造になっています。Aegis5-14フィルムは、製造工程で動物由来成分を使用していません。
図3.Gibco CTS OpTmizer Pro SFMを使用した健常ドナーにおけるT細胞の増殖評価。CTS OpTmizer Pro SFMの存在下で培養すると、細胞増殖の増強が観察されました。6名の健常ドナー由来の細胞をCTS OpTmizer Pro SFMで増殖しました。細胞は17日目に評価しました。時間の経過とともに増殖の改善が明白となり、Gibco CTS OpTmizer SFM, no phenol redと比較して平均187%の増加が観察されました。
クリックして拡大
注文情報
CTS OpTmizer One SFM
細胞治療のワークフローのあらゆる段階で使用される材料は、最終製剤の有効性に影響を与えます。Gibco CTS OpTmizer One SFMは、この点を考慮してT細胞培養で要求される組成を入念に設計しています。CTS OpTmizer One SFMは、T細胞増殖のための栄養素とエネルギーを、動物由来成分を一切使用することなく提供します。動物由来成分不含の組成を持つこの新しい製品は、他の化学合成培地と比較しても優れた性能を有し、外来性物質による汚染リスクを軽減するのに役立ちます。
このAOF組成は、さまざまな培養容器（G‑Rex™プレート、ロッキングバイオリアクター、撹拌槽バイオリアクターなど）で柔軟性と拡張性を実現します。CTS OpTmizer One SFMは、目的の表現型を維持しながらスケールアップをサポートします。拡張性を容易に実現するために、CTS OpTmizer One SFMは1 L、5 Lおよび10 LのThermo Scientific Aegis5-14 フィルム製のバイオプロセスコンテナにあらかじめ充填されており、閉鎖系システムとの適合性も可能にします。
図1.Fold Expansion.（上のグラフ）CTS OpTmizer One SFMでは他社培地（CM1、CM2、CM3）と比較して、健常ドナー（ドット）において同等以上の細胞増殖（棒グラフ）が一貫して示されています。（下のグラフ）10日目までに、CTS OpTmizer One SFMでは他社培地（CM1、CM2、CM3）と比較して、急性骨髄性白血病（AML）ドナー細胞はより一貫性のある堅牢な増殖（284倍、棒グラフで表示）を達成しました。
注文情報
CTS OpTmizer T Cell Expansion SFM, no phenol red
Gibco CTS OpTmizer T-Cell Expansion SFM, no phenol redは血清フリー、ゼノフリーです。自家細胞療法用のヒトTリンパ球の成長と増殖のために開発されました。この完全な血清フリーおよびゼノフリー培地は、細胞培養プレートから大容量バイオリアクターにおいて、血清含有培地と同等の効率で良好なT細胞増殖を示すことが実証済みです。
図2.3種類の異なるバイオリアクターにおけるT細胞増殖のFold Expansionの比較。撹拌槽バイオリアクター、ロッキングモーションバイオリアクター、およびスタティックバイオリアクターでFold Expansionが増加しました。
注文情報
CTS OpTmizer Pro SFM
Gibco CTS OpTmizer Pro SFMは、同種他家細胞療法で使用されるヒトTリンパ球（CD4+、CD8+、ポリクローナル細胞、抗原特異的T細胞など）の増殖のために開発された新しい培地です。CTS OpTmizer Pro SFMは、細胞の代謝をシフトさせることにより、セントラルメモリー表現型と細胞成長を改善します。その結果、短時間でより大きなセントラルメモリーT細胞の集団が得られます。
CTS OpTmizer Pro SFMは、Thermo Scientific Aegis5-14 フィルム製のバイオプロセスコンテナにあらかじめ充填されており、閉鎖系システムとの適合性を可能にします。Thermo Scientific Aegis5-14 Filmは、cGMP施設で製造された5層キャストフィルムです。エチルビニルアルコール（EVOH）バリア層と共押出されたポリエステルエラストマーを外層とし、超低密度ポリエチレンを接液面とする構造になっています。Aegis5-14フィルムは、製造工程で動物由来成分を使用していません。
図3.Gibco CTS OpTmizer Pro SFMを使用した健常ドナーにおけるT細胞の増殖評価。CTS OpTmizer Pro SFMの存在下で培養すると、細胞増殖の増強が観察されました。6名の健常ドナー由来の細胞をCTS OpTmizer Pro SFMで増殖しました。細胞は17日目に評価しました。時間の経過とともに増殖の改善が明白となり、Gibco CTS OpTmizer SFM, no phenol redと比較して平均187%の増加が観察されました。
クリックして拡大
注文情報
関連リソース
アプリケーションノート：CTS OpTmizer One SFM offers enhanced T cell expansion and high viability while maintaining early memory cell phenotype
アプリケーションノート：Improving allogeneic workflow and cell proliferation using CTS OpTmizer Pro SFM
アプリケーションノート：Improved T cell expansion using closed, automatic stirred-tank bioreactors and CTS OpTmizer Pro SFM
アプリケーションノート：Closed-system media formulations and culture systems for cell therapy manufacturing
アプリケーションノート： Innovating for the future: Accelerating the arrival of immuno-oncology 2.0
データシート： CTS OpTmizer SFM family now in 5 L and 10 L BPCs
Bioprocessing resources
Access a targeted collection of scientific application notes, case studies, posters, white papers and more for bioprocessing:
Support
Events & Webinars
Intended use of the products mentioned on this page vary. For specific intended use statements please refer to the product label.