Gibco細胞治療用バイオプロセス試薬

Group product Image of a bag of Detachable Dynabeads release buffer and vial of Detachable Dynabeads CD3/CD28

Gibco CTS Dynabeadsは、T細胞をex-vivoで分離し、活性化、増殖させるために開発された、信頼性の高い技術を有する磁気ビーズです。ポリクローナルT細胞、抗原特異的T細胞、遺伝子改変T細胞、制御性T細胞、またはその他のT細胞サブタイプのいずれを扱う場合でも、CTS Dynabeads磁気ビーズを使用すると、in vivoで活性化されたT細胞と同等の特性を備えたT細胞の回収が可能になります。

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当社のGibco CTS Detachable Dynabeadsは、GMP製造や臨床試験、商用生産用途の磁気ビーズの中で初めて、標的細胞からビーズを取り外すリリース機能を備えた当社オリジナルの製品です。この製品は、当社のCTS DynaCellect Magnetic Separation System と併用することで、最大限のメリットを実現します。当社のCTS Detachable Dynabeadsは、リリース機能と高い特異性を備えており、治療ごとに変化する製造プロセスに柔軟性と拡張性をもたらします。性能面では、標的のT細胞集団に一貫して最適な分離、活性化、純度を示し、細胞治療の研究および開発者が直面している生物学的ばらつきに対応します。

CTS Detachable Dynabeadsは、当社の既存の常磁性ビーズテクノロジーに基づいていますが、分離や活性化のために、特定の分化クラスター（CD）マーカーを標的にする、特異性の高いシングルドメインVHH抗体が修飾されています。製品キットは、CTS Detachable Dynabeads CD3/CD28と、CTS DynaCellect Magnetic Separation Systemに接続可能なバイオプロセスコンテナ（シングルユースバッグ）に充填されたリリースバッファーで構成されています。CTS DynaCellect Magnetic Separation Systemを用いて標的免疫細胞の単離、磁気分離した後、キットに付属するリリースバッファーが、競合結合作用により、標的細胞をCTS Detachable Dynabeadsから剝がすことができます。この柔軟で拡張性の高い技術により、分離、活性化、純度、収率、目的の表現型、およびT細胞のサブポピュレーションの細胞生存率において最適な結果を実現します。

CTS Detachable Dynabeads CD3/CD28

Gibco CTS Detachable Dynabeads CD3/CD28 Kitは、柔軟で拡張性の高いテクノロジーを備えた製品で、リリース機能を通じて、1ステップでの分離と活性化を実現します。CTS Detachable Dynabeads CD3/CD28は、IL-2発現、活性化マーカープロファイル、サイトカインリリースパネル、および細胞増殖レベルにおいて、従来のDynabeadsと同等であることが確認されています。重要な改善点は、生物学的ばらつきに対応するために標的細胞からビーズを取り外すリリース機能を追加し、ユーザーの製造プロセスに柔軟性をもたらしていることです。

Table showing how early CD69 and later expressed CD25 activation markers adhere to the expected kinetics with bead detachment on day 1, 2 or 3 with the CTS Detachable Dynabeads CD3/CD28

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図1A

Table showing how on On days 2 and 3 post-activation, 94% to 98% of T cells are expressing the CD25 activation marker.

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図1B

図1.CTS Detachable Dynabeads CD3/CD28は、従来のCTS Dynabeads CD3/CD28と同様に、A）CD69およびB）CD25の活性化マーカー発現を誘導。活性化後、2日目と3日目には、T細胞の94%から98%がCD25活性化マーカーを発現している。

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CTS Dynabeads CD3/CD28

100件以上の臨床試験で使用実績があるGibco CTS Dynabeadsは、T細胞をex vivoで分離し、活性化、そして増殖させるために開発された信頼できる技術を有する磁気ビーズですポリクローナルT細胞、抗原特異的T細胞、遺伝子改変T細胞、制御性T細胞、またはその他のT細胞サブタイプのいずれを扱う場合でも、CTS Dynabeads磁気ビーズを使用すると、in vivoで活性化されたT細胞と同等の特性を備えたT細胞の回収が可能になります。T細胞の分離と活性化を同時に行うことができるこの1ステッププロセスにより、純度が高く均一に活性化されたT細胞を製造することが出来ます。

Tables showing the expansion of T Cells in a 10 day window

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図2.活性化されたT細胞は通常、10日で>100倍に増殖。（A、B）分離され活性化されたT細胞は最大10日間増殖し、CD4+およびCD8+ T細胞の両方が増殖した。（C、D）活性化後10日目には、主にCD45RA+/– CD127+/– CD28+ CD62L+細胞が、PD-1発現の低い細胞であった。

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CTS Treg Xpander

Gibco CTS Dynabeads Treg Xpanderは、制御性T細胞（Treg）の活性化と増殖のために最適化された活性化シグナルを与え、安定したTregの表現型を示す抑制性Tregの高い増殖を可能にします。このことは臨床用途でのTregの製造に不可欠です。

主な特長

Tregの頑健な活性化と増殖のための拡張性がある技術
2回の刺激で>800倍に増殖したTreg数
無菌製造され、臨床試験や商用生産での使用が可能
Treg表現型（Foxp3）と抑制機能を維持

活性化を最適化すると、9日目にTregが臨床に適した数にまで増殖される様子を示す。

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図3.活性化シグナルを最適化すると、臨床に適したTreg数まで増殖される。ソーティングされた制御性T細胞を、CTS Dynabeads Treg Xpander、CTS Dynabeads CD3/CD28、および他社製品を用いて14日間増殖し、9日目で再刺激した。

活性化シグナルの最適化により、高い抑制潜在力を有するTregが増殖される様子を示す

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図4.活性化シグナルの最適化により、高い抑制潜在力を有するTregが増殖される。磁気分離された制御性T細胞を、CTS Dynabeads Treg Xpanderで14日間にわたり増殖させ、3回実施した。増殖されたTregは高い抑制機能を示す。

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Dynabeads Human T-Expander CD3/CD28

CTS Dynabead CD3/CD28の研究用グレード版であるDynabeads Human T-Expander CD3/CD28は、ヒトT細胞の分離、活性化、および増殖を目的としています。Dynabeads Human T-Expander CD3/CD28は、CTS Dynabeads CD3/CD28と同じクローンの抗体を使用し、同じ抗体量および比率のため、小規模の非臨床研究での使用に適しています。Dynabeads Human T-Expander CD3/CD28は、抗原提示細胞や抗原を必要としないＴ細胞の活性化や増殖を簡便に行うために最適な手法を提供します。す。