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すべてのEVOS Cell Imaging Systemに共通する主な特長は、驚異的な画質です。わずか数回クリックするだけで、鮮明で明るく、出版品質の画像やビデオを取得でき、データのストーリーを知ることができます。
すべてのEVOS Imaging Systemは、明るいLED光源を備えており、これは明るい(調整可能)照明を50,000時間以上にわたり安定して提供し、(水銀アークランプとは異なり)経時的な劣化は最小限です。EVOS LEDライトキューブはコスト効率が高くて環境にやさしく、精密なコントロール、最小限のメンテナンス、および比類ない信頼性を実現するよう設計されています。
M7000とM5000では、コンパクトで交換しやすいLEDライトキューブを、アプリケーションの特定の色素、または蛍光タンパク質のスペクトルに合わせることができます。各キューブには励起フィルター、二色ビームスプリッター、および発光フィルターが含まれます。フィルターは、透過効率を最大化するためハードコートされています。
EVOSは、新しくアップデートされ最適化されたライトキューブを提供しています。このライトキューブでは光学機械設計が向上しており、スペクトル的に最適化された光学コンポーネント、および最高レベルのスペクトルフィデリティと切り替え性能が特長です。詳細は、「アクセサリ」をご参照ください。
水銀アークランプは、稼働の最初の100時間で強度を50%失う可能性があります。さらに、異なるセッションで取得した画像は、複雑な校正を行わないと定量的に比較できません。EVOS LED光源は安定した光強度を提供するため、ユーザーは一貫した照明を信頼でき、異なる日に取得した画像から得た結果を定量的に比較できます。
EVOSシステムのLEDバルブは、50,000時間以上(約17年)の定格です。一般的な水銀バルブは300時間(金属ハロゲンバルブは1,500時間)です。すなわち、機器の全体的な維持費を大幅に節約できます。
ハードコートフィルターセットはより高価ですが、端部が一層シャープで、透過効率が大幅に高くなるため、従来のソフトコートフィルターより25%以上高い光透過を達成します。EVOSシステムのハードコートフィルターセットにより、ライトキューブのコストは長期的に安価になり、より明るい蛍光、より高い透過効率、弱い蛍光シグナルの検出、およびシグナル対ノイズ比の向上を実現できます。
EVOS Cell Imaging Systemには、モデルにより、蛍光イメージングに最適な高感度モノクロカメラ、比色分析イメージングに最適な高感度カラーカメラ、または最大限の柔軟性を実現するモノクロカメラとカラーカメラの両方を含む選択肢があります。
倍率1.25~100倍の範囲の、30種を超える高性能対物レンズから選択できるため、イメージングタイプ、サンプルタイプ、およびベッセルに応じて光学系を合わせることができます。 画像取得は迅速で、M7000は自動マルチウェルスクリーニングにより、96ウェルプレートを3つの蛍光チャンネルで5分以内にスキャンできます。EVOS Cell Imaging Systemでは、出版品質の画像を数秒で容易に取得できます。
EVOSの顕微鏡は、科学者の作業スペースやワークフローのニーズを念頭に置いて設計されました。コンポーネントやコントロールは、1つの軽量なシステムに便利に統合されているため、ベンチトップに収まり、教室、教育用ラボや、会議室まで容易に移動できます。EVOS顕微鏡のサイズや可搬性により、必要な時にいつでもどこでも画像を取得および確認できます。
すべてのEVOS Imaging Systemでは、大きくて明るい、高解像度のモニターにより、暗室かの外で細胞を観察でき、ほぼどのようなスペースでも安全なコラボレーションが容易です。接眼レンズをのぞくために安全ゴーグルを外す必要はありません。これにより、困難なユーザー間の除染を最小限に抑え、コラボレーションと安全性を両立させることができます。
EVOS M5000、FLoid、およびXL Coreは、必要に応じて白衣、手袋、およびゴーグルまたは顔面シールドを装着しながら、バイオセイフティキャビネットやフード内で使用できるよう設計されています。細胞を継代、分割、トランスフェクション、形質導入する、またはその他の操作を行う際の汚染のリスクは最小限です。
さらに、高度なEVOS Imaging Systemでは、ソフトウェアで大部分またはすべての顕微鏡操作をコントロールします。フォーカス、ズーム、パンを調節でき、(EVOS M7000では)機器に触れることなく、ソフトウェアを介してリモートでステージ移動をコントロールできるため、物理的接触による感染や交差汚染の可能性を最小限に抑えます。また、M7000では、マルチウェルプレートのスキャンや、指定した領域の連続スキャンやなど、自動でルーチンを実行できます。機器に必要な唯一の操作は、スライド、プレート、または他のベッセルを取り付けることです。
すべてのEVOS顕微鏡にはオンボードのソフトウェアが付属し、画像の迅速かつ容易な表示、取得、および処理を可能にします。以下のことが可能です:
M7000およびM5000のオンボードソフトウェアは、細胞カウント、コンフルエンス、Z-スタッキング、画像のタイル表示やステッチ、タイムラプス動画、RGB合成など、精密な操作コントロールと強力な画像処理ツールがを提供します。これらのツールは、最低限のトレーニングで直観的に操作でき、オンボードのSmartStartガイドでサポートされています。オートフォーカスやその他の自動ツールは時間と労力を節約します。M7000には高度な自動機能と完全なプログラムによるコントロールが追加されているため、機器に触れることなく、ソフトウェアのみでイメージングが可能です。EVOS M7000およびM5000ソフトウェアの最新のアップデートをダウンロードしてください。
高度な画像処理や解析には、Celleste Image Analysis Softwareオプションが、複雑な画像をセグメント化、カウント、サイズ調節、分類、および解析するための強力なツールを追加で提供します。これは、高度な画像解析や定量用の機械学習アルゴリズムを含みます。オプションモジュールのデコンボリューション、3D視覚化、および3D解析を使うと、必要に応じて機能をカスタマイズできます。
すべてのEVOS機器の画像は、ConnectのEVOS Image Analysisアプリを使用してソートおよび解析できます。Connectは、サーモフィッシャーサイエンティフィックが提供する、データ保存、科学解析アプリ、およびコラボレーションツール用の安全なクラウドベースのプラットフォームです。お客様のThermo Fisher ConnectアカウントをEVOS M5000イメージングシステムに、ほんのわずかなステップでリンクさせることができます。これは機器から直接、モバイルデバイスから、またはコンピューターから操作可能です。M5000機器からThermo Fisher Cloudアカウントにサインインすると、ローカルストレージに加え、取得した画像をクラウドアプリケーションに直接アップロードすることを選択できます。アップロードが完了すると、ユーザーとその同僚はコラボレーションして、世界中のあらゆるウェブブラウザからユーザーのギャラリーにアクセスしたり、ユーザーの画像を検索、解析、および編集できます。他のConnectアプリケーションを実行して、接続された機器のステータスや構成をモニタリングできます。
Image Analysisアプリで、画像をズームおよびパンしたり、各チャンネルの輝度とコントラストを調節したり、疑似カラーを適用できます。領域をオーバーレイして、その次元を表示することも可能です。画像を解析する際、ターゲットの細胞vsバックグラウンドを特定すると、アプリは任意の領域にある細胞を自動的にカウントし、領域、蛍光強度、および真円度を定量します。
研究用にのみ使用できます。診断用には使用いただけません。