EVOS LEDライトキューブ¹

EVOS M7000またはM5000システムを注文する際、2つのシステム間で交換可能な20種以上のLEDライトキューブから選択できます。

コンパクトLEDライトキューブ

交換が容易で、水銀または金属ハロゲンバルブよりも優れたシグナル対ノイズ比を提供します。当社のライトキューブセレクターを使用すると、アプリケーションに最適なライトキューブを選択できます。

使用したい色素と最適にマッチするスペクトルのライトキューブをご選択ください。ライトキューブは容易に置き換え可能で、いつでも購入できるため、新たなアプリケーション要件を満たせます。広範囲な色素に対応します。 

 

多くのお客様が、DAPI、GFP、RFPまたはTexas Red、およびCy5またはCy7を組み合わせて選択されています。もっとも使用されているこれら6つのライトキューブで検出される一般的な色素を表に示します。

もっとも使用されている6つのライトキューブと一般的な色素

すべてのEVOSライトキューブで検出可能な全色素とスペクトルの一致度を示した包括的ガイドについては、当社の>「選択ガイド」をダウンロードしてください。

最適化済みライトキューブ

 

当社は、新しくアップデートされ最適化されたEVOSライトキューブを提供しています。このライトキューブは、向上した光学機械設計と、スペクトル的に最適化された光学部品を特長としています。この新しい設計は、視野全体で照明の優れた均一性を実現し、不鮮明なサンプルでもシグナル対バックグラウンド比を最大化します。キューブは、上述の旧型EVOSライトキューブと下位互換性があり、Countess 3 FL自動セルカウンターでも使用できるため、互換性が拡張されています。

合成画像を作成するための向上したステッチ

最適化されたEVOSライトキューブは、最高レベルの多視野ステッチ性能を提供します。

チャンネル全体のスペクトルフィデリティ

最適化されたEVOSライトキューブは、チャンネル全体で最高レベルのスペクトルフィデリティを実現し、望ましくない通り抜けを最小限に抑えます。 

¹ EVOS M7000およびM5000のみに適用。EVOS FLoidには、標準の青、緑、赤のLED光源が含まれます。EVOS XL Coreには、標準の白いLED光源が含まれます。


EVOS対物レンズ²

EVOS M7000またはM5000の注文時に、倍率1.25~100倍の範囲の、30種を超える高性能対物レンズから選択できます。すべてのEVOS対物レンズは、可視光から近赤外光まで、卓越した光学性能を提供します。対物レンズの幅広い選択肢は、倍率および光学仕様の包括的範囲をカバーし、お客様のアプリケーション要件を満たします。

高品質の対物レンズ

対物レンズは、細胞イメージングシステムにとって重要なコンポーネントです。最良の結果を得るため、イメージングタイプ、サンプルタイプ、使用するベッセルに適したレンズをお選びください。

顕微鏡対物レンズには、色収差の補正レベルに応じて、主に3つのタイプがあります:

Fluorite対物レンズは、蛍光および要求の高い透過光アプリケーションに最適です。優れた解像度を提供し、明るい蛍光シグナルおよび高コントラストのイメージングを実現します。Fluorite対物レンズは光学収差の低減に役立ちます。カラーおよびフォーカスは、他の対物レンズより高レベルに補正されます。

 

Achromat対物レンズは一般的なアプリケーションに適しています。カラーとフォーカスは、ApochromatおよびFluorite対物レンズと比較すると標準的な補正が施されています。

 

Apochromat対物レンズはもっとも要求度の高いアプリケーション、特に白色光でカラー画像を取得する場合に最適です。この対物レンズは、AchromatおよびFluorite対物レンズと比べて、最高レベルの解像度、蛍光輝度、コントラスト、および色彩補正を提供します。

 

上記タイプ内に、2クラスの対物レンズがあります。

長作動距離(LWD)対物レンズは、スライド、細胞培養ディッシュおよびフラスコ、公称壁厚0.9~1.5 mmのマイクロタイタープレートのイメージング用に最適化されています。

 

カバースリップ補正(CC)対物レンズは、#1.5カバースリップ(厚さ約0.17 mm)を通じたイメージング用に最適化されています。この対物レンズは、LWD対物レンズよりも倍率対開口数(NA)比が高く、より高い解像度を提供します。

 

イメージングタイプ、使用するサンプルタイプ、およびベッセルに合った光学系の対物レンズをお選びください。(ライトキューブと同様に、他の対物レンズを後でいつでも追加可能です。)以下はいくつかの一般的ガイドラインです。

  1. サンプルがプラスチックベッセルに入っており、蛍光を使用してサンプルをイメージングする場合は、Fluorite LWD対物レンズを使用します。
  2. サンプルがプラスチックベッセルに入っており、透過光を使用してサンプルをイメージングする場合は、AchromatまたはFluorite LWD対物レンズを使用できます。
  3. サンプルがガラスカバースリップの下にあり、最高の画質が必要な場合は、Apochromat CC対物レンズを使用します。または、FluoriteCC対物レンズを使用できます。

 

購入可能な対物レンズのリストは、当社の対物レンズ選択ガイドを参照するか、対物レンズカタログをダウンロードしてください。アプリケーションに最適な対物レンズを選ぶための詳細な説明や、選択の役に立つ便利な決定系図は、EVOS対物レンズの選択ガイドをダウンロードしてください。

 

²EVOS M7000およびM5000のみ。EVOS FLoidには、標準的な20x plan fluorite対物レンズが含まれます。EVOS XL Coreには、標準的な4x、10x、20x、および40xプランLWD位相、infinity対物レンズが含まれ、2x(位相なし)対物レンズはオプションで注文可能です。

EVOS Onstage Incubatorオプション

EVOS Onstage Incubator

EVOS M7000 Imaging Systemで使用するOnstage Incubator。

生細胞の経時的な蛍光イメージングは、数時間または数日間にわたって明らかになる可能性のあるダイナミックなプロセスやイベントの研究を可能にします。しかし、試薬と機器の進化にもかかわらず、生細胞のイメージングは次の2つの基本的な理由から、依然として困難です:哺乳類細胞は光感受性が高いことと、安定した環境条件を必要とすることです。

 

細胞を過度の光から保護し、温度、周囲ガスレベル(O2、CO2、N2)、湿度、pH、および浸透圧濃度(オスモル濃度)の安定した状態を維持するために細心の注意を払い、観察する細胞の状態を維持する必要があります。タイムラプスイメージングでは、インキュベーター外の時間が長く複数の露光があるため、課題が複雑になります。

 

第2世代のEVOS Onstage Incubator(OSI-2)はEVOS M5000およびEVOS M7000 Imaging System用のアクセサリで、ユーザーが設定した温度、湿度、 およびガス(O2、CO2、N2)における細胞のインキュベーションを可能にし、生理学的および非生理学的(低酸素などの)条件下で生細胞の画像を取得したり、タイムラプス動画を長時間にわたり記録できます。

Celleste Image Analysis Softwareオプション

Celleste Image Analysis Softwareオプション

様々な生物学的アプリケーションのために設計された包括的機能を備えた画像解析スイート。

Celleste 6イメージ解析ソフトウェアは、生物学的アプリケーションを想定した、フル機能の画像解析ソフトウェアです。事前設定済みの解析テンプレートは、広範な細胞ベースアッセイにおいて、もっとも関連性の高いデータを提供するよう最適化されています。アイコンによるウィザードを主軸としたワークフローによって、効率的な画像解析と迅速なデータ取得が実現します。各種のデータ表示オプションにより、プレート全体で、ヒートマップ、画像モンタージュ、ヒストグラム、円グラフなどの結果表示を行えます。オプションのデコンボリューション、レンダリング、GPUアクセラレーションモジュールを利用すると、Celleste 6ソフトウェア機能を各自の細胞モデルや解析要件に合わせてカスタマイズできます。 

EVOSベッセルホルダーおよびステージプレート

EVOSベッセルホルダーおよびステージプレートは、広範囲のベッセル、フラスコ、プレート、ディッシュ、およびスライドに適合します。ご要望に応じて、カスタム構成もご利用になれます。


細胞培養用製品

自信を持って細胞培養を開始できます


Gibco、Thermo Scientific Nunc、およびInvitrogenの細胞培養製品は、いつでも再現性のある結果と優れた研究成果を達成するのに役立ちます。


さまざまな哺乳類細胞や細胞株の増殖と維持をサポートする当社の細胞培養培地、FBS、プラスチック製品、トランスフェクションソリューションのポートフォリオをご覧ください。