ケミカルコンピテントセルは、塩化カルシウムによる処理を施され、プラスミドDNAが細胞膜へ接着しやすくなっています。 また、コンピテントセルにはウォーターバス中でヒートショックを加えます。その結果、細胞膜に穴が開き、プラスミドが細胞内へ取り込まれます。 ケミカルコンピテントセルは一般的なクローニングおよびサブクローニングに最適です。

柔軟なパッケージフォーマット

実験にはそれぞれ独自の要望があります。Invitrogenのコンピテントセルの多くは幅広い包装形態を取りそろえております。

ケミカルコンピテントセルのオプション:

  • One Shot®—形質転換およびリカバリーを、1つのチューブ中で行えます。
  • MultiShot™ StripWell™—12ストリップ、8チューブの96ウェルフォーマットで、様々な検体数に柔軟に対応できます。
  • MultiShot™—96ウェルフォーマットで、自動化フォーマットに対応します。
  • 標準 – 経済的なオプション

もっと詳しく

高い形質転換効率を持つケミカルコンピテントセル(>109 cfu⁄µg)

中程度の形質転換効率を持つケミカルコンピテントセル(108~109 cfu⁄µg)

サブクローニンググレードの形質転換効率を有するケミカルコンピテントセル(106~107 cfu⁄µg)

菌株
F'エピソームを含む
T1ファージ耐性株
遺伝子型  
DH5α™  ジェノタイプ (遺伝子型)オーダー
INV110はい ジェノタイプ (遺伝子型)オーダー

For Research Use Only. Not for use in diagnostic procedures.