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Invitrogen PureLink Low-Endotoxin Plasmid DNA Isolation Kitは、トランスフェクショングレードのプラスミド DNA を単離する二つの技術を提供します。PureLink HiPure Low-Endotoxin Plasmid Purification Maxi Kit および Giga Kit は、新規の独自手法である陰イオン交換メンブレン技術を利用しており、陰イオン交換樹脂カラムを利用した現在の標準的なプロトコールのおよそ半分の時間でプラスミド DNA を単離します。一方、PureLink Fast Low-Endotoxin Plasmid Purification Maxi Kit および Midi Kit は高速型の先進的シリカメンブレン技術を利用して、精製プロトコールを約 30 分まで劇的に短縮しました。さらに、この先進的シリカ技術ではアルコール沈殿が不要のため、これも精製時間の短縮に貢献しています。陰イオン交換方式、および高速型の先進的シリカ技術方式はどちらも、減圧を利用したワークフローを併用することでプラスミド精製時間が大幅に短縮されます。
迅速で簡便なプロトコールは、最大 0.4 mg(ミディプレップ)または 1.5 mg(マキシプレップ)の高品質な低エンドトキシンプラスミド DNA が得られるように設計されており、頑健な細胞株の標準的なトランスフェクション、および PCR、in vitro 転写、クローニング、シーケンシングなどの用途に適しています。
図 1.競合他社のキットと比較して、PureLink Fast Kitでは、トランスフェクションに適した品質の低エンドトキシンプラスミド DNA が高収率で得られます。バックボーンが異なる 2 種類の高コピー数プラスミドを、Invitrogen PureLink Fast Low-Endotoxin Midi and Maxi Plasmid Purification Kits および Q 社 Plasmid Plus キットを用いて、製品マニュアルの記載に従って精製しました。プラスミドの収量に関するデータをグラフに示します。エンドトキシン濃度(EU/μg)は PureLink Fast Kitについてのみ表示しています。
図 2.先進的な陰イオン交換技術を採用した Invitrogen PureLink HiPure Expi Kit では、トランスフェクションに適した品質の DNA が優れた収率で得られます。PureLink HiPure Expi 技術、または競合他社のメガプレップキットを用いて精製した Invitrogen pcDNA 3.3 プラスミドの全収率を、細菌培養液の液量を増加させながら比較しました。
PureLink HiPure Expi Plasmid Megaprep および Gigaprep Kit は、減圧ろ過カラムを採用し、遠心分離を行わずに細菌をろ過するため、処理時間の大幅な短縮を実現しています。本キットでは通常、500 mL ~ 2.5 L の細菌培養液から、高品質で本質的な低エンドトキシン濃度の超高純度プラスミド DNA が 4 mg ~ 12 mg 単離されます。
図 3.PureLink HiPure Expi Kit は、プロトコール時間を短縮しつつ、優れた収率で超高純度のトランスフェクションに適したプラスミド DNA を回収します。PureLink HiPure Expi Kit における先進的な陰イオン交換技術と減圧操作の組み合わせは、プロトコール全体に要する時間を劇的に短縮します。
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For Research Use Only. Not for use in diagnostic procedures.
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