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人種のジェノタイピングや農業分野におけるゲノム選抜技術導入の増加にともない、マイクロアレイを用いたジェノタイピングアプリケーションの成長が加速しています。しかし、ターゲット調整に使用する自動リキッドハンドラー(ALH)に多額の初期投資が必要であり、ジェノタイピングのスケールアップには非常に多くのコストがかかります。
Applied Biosystems Axiom Propel ワークフローは、これまでネックとなってきた自動リキッドハンドラーにかかる多額の初期投資を必要とせず、ジェノタイピングのスケールアップが可能です。既存の手順を変えることなく、Multidrop Combi リキッドディスペンサーおよび他の汎用ラボ機器を使用してターゲット調整を行う、新しく革新的なワークフローとなっています。
Axiom Propel ワークフローは、スケーラブルで、モジュール式、ハイスループット、コスト効率の高いジェノタイピングソリューションを提供します。
Axiom Propel ワークフローでは、多額の投資が必要な機器(自動リキッドハンドラー)に代わり、Multidrop Combi リキッドディスペンサー、シェーカー、シーラー、遠心機などシンプルなラボ機器を使用します。既存のターゲット調整の手順を変更することなく、検証済みの Axiom Propel ワークフローはコスト効率の高いソリューションを提供します。
自動リキッドハンドラーを用いたプロトコルに比べ、Axiom Propel ワークフローは設備投資を抑え、スペースやオペレーターの人数を減らせる一方で、より高いスループットを実現します。
モジュール式である Axiom Propel ワークフローは、拡張性が非常に高いため、高いスループットを実現します。ボリュームの増加に合わせた、フレキシブルなジェノタイピングを提供します。自動リキッドハンドラーの 1 プレートに対し、Axiom Propel ワークフローでは一度に 8 プレートの処理が可能です。
Axiom Propel ワークフローは 96 および 384 フォーマットアレイの両方において最適化されています。384 フォーマットアレイを用いたワークフローは、当社の新しいケミストリーを使用し、ゲノム DNA から 48 時間以内でジェノタイピング結果を得ることができます。これは重要なサンプルを扱う際に、より迅速な意思決定につながります。また、独立型の Gene Titan スキャナーを導入することで、ワークフローを中断することなく優先順位の高いサンプルのスキャンを可能にします。
特長:
Axiom Propel ワークフローは経済的なソリューションであるだけでなく、プラスチック廃棄物を削減することができます。高価な何千もの使い捨てプラスチックチップに対し、Multidrop Combi 試薬ディスペンサーはチップも不要です。必要なのは当社の Multidrop カセットのみです。Multidrop Combi カセットは、約 28.8 L の分注を行うまで交換の必要がありません。あるいは、プレートあたり 200 μL 分注する場合 1,500 プレートまで対応できます。Multidrop Combi カセット一つの価格を 1,500 ラック分のチップと比較すると、カセットのほうが大幅に安価です。
さらに、新しい 4X および 8X サイズの Applied Biosystems Axiom 試薬を使用することで、オペレーション効率の向上と廃棄物の削減が可能です。
ジェノタイピングアプリケーションは、ヒトおよび農業関連市場の両方において、健全なペースで成長を続けています。Axiom Propel ワークフローは、競争力を高め、ステークホルダーへ高品質なサービスを提供すべく尽力しているお客様をサポートいたします。
研究用途にのみご使用ください。診断用には使用できません。