TaqMan® OpenArray® Genotyping プレート

TaqMan® OpenArray® Genotyping プレートは、設計済みまたはカスタムメイドの TaqMan® SNP Genotyping Assays、あるいは TaqMan® Drug Metabolism (DME) Assays を選択して、カスタムデザインすることが可能で、1日当たり7万を超えるジェノタイピングを処理できます。

TaqMan® OpenArray® Genotyping プレートは、ご指定いただいた TaqMan® SNP Genotyping Assays をお客様の仕様で 6 種類のフォーマットから選択可能なプレートのスルーホールに予め分注後、乾燥させた状態で供給されます。あとは、サンプルと TaqMan® OpenArray® Genotyping Master Mix を混合して、OpenArray® プレートにロード後、密閉して、PCRを実施し、データを表示させるだけです。OpenArray® リアルタイム PCR システムのワークフローは、自動分注ロボットを必要とせずに一人で 1 日最大 256 SNP に対して 1,500 以上の検体の検証およびスクリーニングを行うことを可能とします。従って、1 日当たりの一人の処理能力は 70,000 以上のジェノタイピングとなります。

このシステムは、複雑な疾患の関連性、マーカー支援選抜、あるいは大きなサンプルサイズが必要とされる他の研究のスクリーニングおよび検証に高い性能と再現性を提供します（図 1 および 2）。

図 1：サンプルサイズが大きいほど、検出感度が上昇

図 2：型判定できた SNP の割合および一致率

表 1：ヒト細胞株 DNA および 896 の TaqMan® SNP Genotyping Assays を使用した、OpenArray® リアルタイム PCR システムの実測性能　

表 2：TaqMan® OpenArray® Genotyping プレートフォーマットオプション