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TaqPath™ 1-Step Multiplex Master Mixの特徴:
TaqPath 1-Step Multiplex Master Mixはマルチプレックス反応に適合しており、外因性または内因性のコントロールやターゲットを同時にランできるため、精度管理やコスト効率の向上が可能です。Mustang Purpleパッシブリファレンス色素を含むミックスおよびNo ROXミックスはどちらも、FAM™、VIC™、ABY™、およびJUN™標識のTaqMan™ QSYプローブを使用すれば**、1回の反応で4つのターゲットを検出できます。
図 1.
(A) 6段階の10倍希釈系列のヒトcDNA、TaqPath 1-Step Multiplex Master Mix(Mustang Purple パッシブリファレンス色素)、およびCD44(赤色)、CYC1(緑色)、TMSB10(オレンジ色)およびG6PD(青色)のアッセイを用いた、4-plex反応の増幅結果。 R2 = 1.0 全ターゲット。
(B) 6段階の10倍希釈系列のヒトRNA、TaqPath 1-Step Multiplex Master Mix(Mustang Purpleパッシブリファレンス色素)、CD44(赤)、CYC1(緑)、TMSB10(オレンジ)およびG6PD(青色)のアッセイを用いた4-plex反応の増幅結果。 R2 = 1.0 全ターゲット。 アッセイプローブをそれぞれFAM、VIC、ABY、およびJUN色素で標識しました。
他社のマスターミックスとは異なり、TaqPath 1-Step Multiplex Master Mixは独自の組成で、ヘマチンやヘパリンなどの通常PCRを阻害する物質が存在する場合でも優れた性能を発揮し、夾雑物の多いサンプルを扱う際に高い信頼性をもたらします。
図 2:TaqPath 1-Step Multiplex Master Mixおよび競合キットのインヒビター耐性。
ヘパリンおよびヘマチンを2種類のqPCR阻害物質としてRT-qPCR反応に添加し、QuantStudio 5™リアルタイムPCRシステム上でこれらの阻害物質に起因するCtシフトの大きさを評価しました。 阻害剤有無における反応のCt値を示します。
TaqPathマスターミックスはISO 13485認定施設で製造された、研究用のGeneral purpose reagentです。
*ダイナミックレンジは、アッセイおよびテンプレート濃度、マスターミックスの組成に左右されるため、個々の結果は異なる場合があります。
** TaqManは研究用のみ使用できます。
For Laboratory Use.