お答え

Q 1. SuperScript® III Reverse Transcriptase と SuperScript® IV Reverse Transcriptase の主な違いは何ですか?

A. SuperScript® IVの酵素は、阻害物質の存在下で最大の活性を示すようにさらに改変が加えられており、反応バッファーも幅広いサンプルを用いて確実にcDNAが合成されるように最適化されています。

Q 2. SuperScript® IV Reverse Transcriptaseのプロトコルには10分、SuperScript® III Reverse Transcriptaseのプロトコルには50分とありますが、比較可能なレベルのcDNAの収率と長さが得られますか?

A: cDNAの合成反応が9 kbのときにSuperScript® III Reverse Transcriptase(および他社製の逆転写酵素)と比べると、SuperScript® IV Reverse Transcriptaseは10分ちょうどで優れた合成能を示し、(ゲルのバンドの密度でおわかりのように)同程度の(またはより高い)収率が得られます。

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Q 3. リアルタイムアプリケーションでは、SuperScript® VILO™ Master Mix よりも SuperScript® IVのファーストストランド合成システムの方がお勧めですか?

A: qPCRアプリケーションでは、引き続きSuperScript® VILO™キットとMaster Mixをお勧めしております。SuperScript® VILO™キットは特に、qRT-PCRアプリケーション用に優れた性能と便利さを追及してデザインされています。

Q 4. SuperScript® IVのプロトコルとSuperScript® IIIのプロトコルに大きな違いはありますか?

A: 逆転写酵素のインキュベーション時間が50分から10分に短縮しているのが唯一の違いです。他のパラメーターとステップはすべて同じです。