ターゲットシーケンシングのための Ion AmpliSeq On-Demand パネル

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オンデマンド遺伝子パネルは、いつ、どのように必要となるのでしょうか

Ion AmpliSeq On-Demand パネルは、より小さなパックサイズおよび最適化された遺伝子カタログを、カスタムの次世代シーケンシング (NGS) パネルにもたらすため、ヒト疾患研究のためのパネル設計を効率よく簡便に繰り返すことができます。

この実用的なオンデマンドソリューションを、Ion S5 システムおよび Ion Chef システムのシンプルなワークフローと組み合わせることにより、Ion AmpliSeq　On-Demand パネルは、ターゲット NGS を今までよりもずっと利用しやすくします。

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私の遺伝子は利用できるでしょうか？

お客様の遺伝子がカタログに含まれているかどうかを知るには、Ion AmpliSeqDesigner にリストをアップロードしてください。対象遺伝子が見あたらない場合は、カスタムのスパイクインパネルを設計できます。最適化された遺伝子のカタログはさらに増加しており、より多くの疾患研究へと拡張されることでしょう。

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パックサイズとは？

Ion AmpliSeq　On-Demand パネルは 8、24、32、および96反応パックでご利用いただけるため、Ion Chef システムで自動運転を実施する場合、あるいは手動でライブラリおよびテンプレートを調製する場合のどちらでも、様々な実験上のニーズに適しています。

小さなパックサイズは初期費用を抑えるのに役立ち、より効率よくパネルの設計やシーケンスラン、再設計を行うことができます。

Ion AmpliSeq On-Demand パネル - 製品の構成
ライブラリのワークフロー	パックサイズ（反応）	パネルに含まれる遺伝子数
ライブラリのワークフロー	パックサイズ（反応）	1～50	51～300	301～500
手動	24	✓	✓	✓
手動	96	✓	✓	✓
Ion Chef システム対応	8	✓	✓	✓
Ion Chef システム対応	32	✓	✓	✓

研究対象疾患に合わせて遺伝子をお選びください

お客様が研究対象とする疾患に合わせて Ion Ampliseq Designer を開始し、独自のパネルを簡単に構成することができます。遺伝子は、Medical Subject Headings (MeSH) などの公的データベースで示される疾患との関連度の順に並んでいるため、パネル開発に費やす時間が少なくて済み、結果を生み出すことにかける時間を増やせます。

最初の実験を行う前であっても、設計の段階で、遺伝子の均一性に関するウェットラボデータを確認することで、期待されるデータの品質を確かめていただけます。

Ion AmpliSeq On-Demand パネルは、以下のような広範な研究範囲をカバーしています。

米国臨床遺伝・ゲノム学会 (American College of Medical Genetics and Genomics ACMG) が推奨する、偶発所見が報告されている遺伝子
新生児スクリーニング研究
遺伝性がん研究
一般的な成人および小児の疾患 (例: ヌーナン症候群) に関する研究
臨床疾患研究に関連して一般に研究されているその他の遺伝子