今回の支援結果

今キャンペーンを通じて、支援対象地域である東ヌサ・トゥンガラ州及び西ヌサ・トゥンガラ州の計19県にある202の学校に対して、“NAZAVA BENING浄水器” 521個と“GG PAD生理用ナプキン” 300個(金額にして1,556,385円)を届けることができました。皆様の多大なご協力に心から感謝致します。
また、今年度も同キャンペーンを継続して実施する予定です。引き続き温かなご支援の程、宜しくお願い申し上げます。
(以下、詳細な送付結果を記載しておりますので、どうぞご覧下さい。)


1. 浄水器の提供結果

東ヌサ・トゥンガラ

地域個数
東フローレス20
西マンガライ16
シッカ15
ンガダ14
東スンバ14
南中ティモール12
ルムバダ11
西/南西スンバ10
北中ティモール7
エンデ6
クンバ5
プル4
中部スンバ2

西ヌサ・トゥンガラ

地域個数
東ロンボク36
中部ロンボク18
スンバワラット9
スンバワ2
西ロンボク1
成果・インパクト

テクノロジーの設置までのプロセス

テクノロジーの設置までのプロセス
  1. 当プログラムを通じ、浄水器の恩恵を受けられそうな学校を、コペルニクとのパートナーシップ関係にある現地の状況に詳しい女性(ワンダーウーマン)が、検討・特定をしました。
  2. ワンダーウーマンとコペルニクスタッフが、浄水器の配布日について学校管理者と協議。
  3. ワンダーウーマンが浄水器を学校に届け、製品の使い方やメンテナンスについて説明。生徒はろ過済みのきれいな水を飲めるようになりました。
  4. 数ヶ月後、浄水器の動作確認(異常の有無を含む)データを集めるために、サンプルとしていくつかの学校をコペルニクが訪問しました。

現地からの声

現地からの声

「このプロジェクトは私たちに多くの恩恵をもたらしました。以前は詰め替え用の水を購入し、生徒に無償で配っていました。今では飲み水への支出を削減することができたので、削減分を他の学校活動、例えば遠足に充てることで、その無料化を実現しています。」

東ロンボク、BinaKaryaPadamara幼稚園の校長、BaiqIda Astutiさん
現地からの声

「私は学校の浄水器にとても感謝しています。もう喉の渇きを感じることなく、授業にも集中することができます。
浄水器が来る前は、時々家に走って戻るため、授業に集中できないことがありました。ありがとうございました !」

ンガダ、バジャワにあるBomari小学校の5年生、Kevin Ragaさん
現地からの声

「浄水器の前は飲み水を買わないといけませんでしたが、今では毎日500ルピアの金額を節約することができます。
喉が乾いたら浄水器が置かれている先生の部屋に行って、ボトルに水を詰めるだけで良く、とてもきれいで健康にも良い水を飲むことができます。」

北中ティモール、Aurora Catholic中学校の10年生、VidentusTani’iさん
現地からの声

「私の学校の近くには水の売店がないので、喉が渇くと近くの(未処理の)湧き水を飲んでいました。 今では浄水器のお陰で、もう未処理の水を飲むことはないし、喉が渇くことはありません !」

南中ティモール、Satu AtapBoentuka小学校の5年生、TesaKafamaさん

2. 生理用ナプキンの提供結果

再利用可能な生理用ナプキン(GGPad)300個の購入を通じて、コペルニクが実施する月経衛生管理に関する調査プロジェクトの一部に充てさせていただきました。このプロジェクトでは、より良い生理用品を利用できることで、生産性、月経中の快適性、貯蓄や浪費にどのような影響ができるかを調査しております。 東部スンバのPadadita中学校の80名の女子生徒に生理用ナプキンを配ることができ、コペルニクと東ヌサ・トゥンガラ州青年センターとが主催したリプロダクティブ・ヘルス(性と生殖に関する健康)のワークショップには男女合わせて約200名の生徒が参加しました。
このプロジェクトは、貧困削減への効果が期待できるアイデアを小規模に試すコペルニクの実験型プロジェクトの一つです。調査の詳細はこちら に公開しています。

生理用ナプキンの提供結果