ウシ乳房炎の検査がこれまでになく迅速かつ簡単に実施できます

当社のマルチプレックスqPCRおよびサンプル抽出ソリューションであるApplied Biosystems VetMAX MastiTypeマルチプレックスqPCRキットは、Applied Biosystems MagMAX CORE Nucleic Acid Purification Kitとともに、マイコプラズマ属菌でも同日中に結果を出すように設計されており、農家や獣医が迅速かつ十分な情報に基づいた行動を取ることができます。

• より迅速な結果—サンプルから結果までの標準的な時間は2.5～3時間です。培養では最大10日間かかります。
• 細菌培養は必要ありません。PCRでDNAを検出するので、細菌が生きているかどうかに関わらず検出が可能です
• 培養法で成長が阻害される病原体の検出
• 臨床所見での乳房炎判別前に乳房炎の病原体を検出できます
• 利便性—サンプル抽出には吸引や遠心分離は不要です
• 高精度—すべての個々の病原体に対して高い感度と特異性を実現します
• 優れたカスタマーサポート—経験豊富な動物衛生サービス・サポートチームによるサポート
• 当社の経験を活用してください—獣医学的検査の大規模なポートフォリオです
  
  

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乳腺炎は、世界中の乳製品業界に年間19.7～32億ドル相当のインパクトがあると推定されています。

乳房炎の臨床所見としては、ミルクは目に見えて水っぽく、分厚くねばねばしたビロード状になり、膿、血液、血餅が混在します。また、患部は赤く腫れ、痛みも生じます。乳房炎が発生した場合、経済的損失が生じる可能性があり、その範囲は128 USドル（105ユーロ）～444 USドル（360ユーロ）です（Rollin et al. 2015；Cha et al 2011；Huijps et al 2008）

無症状の乳房炎では、牛乳を見ても臨床的特徴は目に見えることはありません。乳房も正常に見えます。ただし、牛乳中の体細胞数はわずかに増加し、また、通常は検査サンプル中に微生物を検出できます。無症状の乳房炎に起因する全体的な損失は、1頭あたり年間110 USドルと推定されています。最大の経済的損失は、大量のタンク中の体細胞数が高いことが原因となり、高品質のプレミアムが失われ、全体的な牛乳の生産量が低下します。

乳房炎による牛のM. bovisのコストは年間10,800万USドル、感染率は牛群の70%に達すると推定され、肺炎および関連する呼吸器疾患の場合は、年間3,200万USドルとなります。推定される総M. bovis疾病コストは、米国で年間14,000万USドル以上を占めており、ヨーロッパでは推定14,400万ユーロから19,200万ユーロの損失が報告されています。

PathoProof製品

乳房炎検査のポートフォリオを統合し、PathoProof製品は現在、動物衛生関連製品となります。