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正常な生存細胞では、ホスファチジルセリン(PS)は細胞膜の細胞質表面に位置しています。しかし、アポトーシスの中間ステージでは、PSは細胞膜の内層から外層へと移され、認識されるよう外部の細胞環境に露出されます。非常に蛍光の強いアネキシンVコンジュゲートは、ホスファチジルセリンの外在化の研究に迅速かつ信頼性の高い検出方法をもたらします。
当社は、蛍光性ホスファチジルセリン結合タンパク質のオリジナルの開発会社であるNexins Research BVと共同研究しており、最良かつ最も明るいアネキシンVコンジュゲートを提供しています。こうしたコンジュゲートは、蛍光イメージングならびにフローサイトメトリーに非常に役立ち、また、核酸染色剤など他の色素や、蛍光免疫染色と組み合わせて使用することができるため、アポトーシス細胞や非アポトーシス細胞の混合集団を正確に評価することができます。 | Alexa Fluor ®488 Annexin Vを用いた、アポトーシスの初期ステージにあるJurkatヒトT細胞白血病細胞の検出。 |
ホスファチジルセリンの外在化は、アポトーシスにつながる先行的指標の1つです。Alexa Fluor®色素でラベルしたアネキシンVは最も明るいプローブをもたらし、マルチプレキシングに適合する幅広い波長選択により、生細胞または固定細胞のホスファチジルセリンを検出します。
リードアウト | ホスファチジルセリンを外側に提示している細胞は、増加した蛍光シグナルをもたらします。 | ||||||
蛍光色素ラベル | Alexa Fluor® 350 | Alexa Fluor® 488 | Alexa Fluor® 555 | Alexa Fluor® 568 | Alexa Fluor® 594 | Alexa Fluor® 647 | Alexa Fluor® 680 |
フィルターセット | DAPI | FITC | TRITC | ローダミン | Texas Red ® | Cy®5 | Cy®5.5 |
Ex (励起)/Em (蛍光) (nm) | 346/442 | 495/519 | 555/565 | 578/603 | 590/617 | 650/668 | 679/702 |
光安定性 | |||||||
シグナル対ノイズ比 | |||||||
文献 | 引用 | ||||||
蛍光顕微鏡 | 可 | ||||||
HCS | 不可 | ||||||
HTS | 不可 | ||||||
マルチプレキシング | 明るいシグナルと幅広い波長範囲により、マルチプレキシングが容易になります。 | ||||||
生細胞 | 可 | ||||||
固定細胞 | 不可 | ||||||
固定可能 | 可 | ||||||
フォーマット | 500 µL, 100アッセイ | 500 µL, 100アッセイ | 500 µL, 100アッセイ | 500 µL, 100アッセイ | 500 µL, 100アッセイ | 500 µL, 100アッセイ | 500 µL, 100アッセイ |
カタログ No. | A23202 | A13201 | A35108 | A13202 | A13203 | A23204 | A35109 |