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いつ手動から自動のサンプル調製に切り替えるべきか?

1.研究室で迅速な処理時間が重要な場合

自動サンプル精製装置は、手動のステップを排除し、手動での調製や他のサンプル調製装置と比較して全体的な処理時間を短縮することで、時間を節約します。

KingFisherの自動化では、ワークフローの各ステップ—試薬、抗体、ターゲット捕捉、洗浄、および溶出など—は、機器の回転するプレート台座の中のプレート1枚(KingFisher Duo Primeの場合はプレートのウェル1列分)に相当します。プレートを調製しロードしたら、Start(スタート)ボタンを押すだけで、機器はプログラムされたプロトコルを自動的に実行します。

Typical run time using a KingFisher automated purification instrument

図1.KingFisherシステムおよびプレフィルドされたプレートキットを使用した場合に、サンプル調製に予想されるランタイム。プレートの調製まで15分未満、プログラムまたはプロトコルの選択まで1分、プレートのロードまで1分、プレス状態で25~120分間放置します。サンプルおよび分析対象物の種類によって異なります。

図2.自動化により、ハンズオン時間を節約します。サーモフィッシャーサイエンティフィックの自動化を使用すると、他社のカラムベースプロトコルを使用する場合と比較して、ハンズオン時間を80%節約できます。  

2.サンプルの収集と処理の需要が高い場合

KingFisherシステムは、96ウェルプレートからRNAまたはDNAをわずか25分で分離でき、1回のランで最大96サンプルを処理できます。KingFisherシステムの実行時間は、必要な分析物の結果によって異なりますが、核酸、タンパク質、ペプチド、細胞、エキソソームのほとんどの抽出、精製、単離について通常25~60分程度かかります。

3.一貫性と再現性のある結果が必要な場合に最適です

分析物質を抽出する際、異なるサンプルタイプやアプリケーションには異なる化学的特性が必要です。血液、唾液、粘液、鯨の脂肪、土壌などのサンプルタイプKingFisherシステムがサポートするさまざまなアプリケーションの中に、海水、糞便、魚鱗、およびその他のサンプルタイプがあります。

当社は、最適化されたビーズ、バッファー、およびプロトコルを含むキットとソリューションを開発し、各アプリケーションやサンプルタイプで純度と収量を最大化させます。また、結果や研究ニーズに合わせて、独自のプロトコルを編集、変更、または作成することもできます。

4.サンプルあたりの全体的なコストを削減する必要がある場合

自動化はかつてないほど実現しやすくなっています。従業員の満足度と定着率に加えて、人件費と材料費の削減についても検討してください。自動化は未来の道です。研究が変更された場合でも、お客様とラボを成功に導くのに役立ちます。

図3.自動化はお求めやすい価格です。サンプル調製にサーモフィッシャーサイエンティフィックの自動化を使用すると、他社の自動化を使用する場合と比較して、DNAキットとRNAキットでそれぞれ約4%、14%節約できます。 


図4.以下の表は、必要な調製回数と使用する方法(手動または自動のワークフローソリューション)に基づいたDNA精製のコスト比較を示しています。Applied Biosystems MagMAX DNA Multi Sample Ultra 2.0 Kitを自動化ワークフローの一部として使用すると、一般的な他社のDNAカラムを使用する場合と比較して、コストを節約できました。  

図5.以下の表は、必要なプレップの数と使用する方法(手動または自動のワークフローソリューション)に基づいたRNA精製コストを示しています。 

自動化にワークフローが必要な6つの理由をご覧ください
サンプル調製

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自動および手動のサンプル精製法の比較

自動磁気ビーズベースのサンプル調製と手動のカラムベースのサンプル調製を比較:

Comparing automated and manual sample purification methods

図6.手動または自動のラボワークフローを用いて、核酸、細胞、エキソソーム、およびタンパク質の自動抽出を可能にします。研究室では教育研究用に手動ワークフローを選択できます。一方、バイオテクノロジー企業は、研究や研究製品をスケールアップする際に、初期検証や自動機器への移行に手動ワークフローを使用できます。

磁気ビーズベースの自動化技術の仕組み

Thermo Scientific KingFisherサンプル精製システムは、ディスポーザブルチップコーム付きの恒久的な磁性ロッドを使用して、ビーズに結合できる対象物質の抽出を自動化します。

ステップ:

  1. 磁気ビーズはサンプルと混合され、ターゲットに結合します
  2. 磁性ロッドは溶液中に下がり、磁気ビーズとターゲットはチップコームの底部に集まります
  3. 磁性ロッドがチップコームに密着し、ビーズとターゲットを、別のウェルに移動させます
  4. その後、チップコームから磁性ロッドを引き離すことでビーズを放出します。チップコームは、マグネットヘッドが上下に移動する際に、ビーズにより試薬の懸濁を促進します

液体ではなくビーズを移動すると、ターゲットではない有機物や液体試薬からの不純物がウェル間で持ち越されないため、高純度の結果を得られます。また、サンプルの損失を最小限に抑え、収量が向上する可能性があります。


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Invitrogen Dynabeads磁気ビーズを用いた磁気分離は、優れた磁気分離粒子です

KingFisherシステムが40分でタンパク質の免疫沈降を行う方法をご覧ください



サンプルスループットの要件に基づいた自動精製システム

Thermo Scientific KingFisherサンプル精製システムは、20年近く研究者を支援してきました。最近では、KingFisher Flexシステムは、ラボの抽出スループットの加速をサポートし、SARS-CoV-2の大流行時の大きな需要に対応できるよう、最前線でサポートしていました。

スループット毎に適した手頃な価格の自動精製システムにより、一貫性と再現性が得られます。

各ベンチトップKingFisherシステムは、さまざまな容量範囲からさまざまなサンプルタイプまで、ラボのスループットニーズに応じてサンプルを処理するように設計されています。

KingFisherシステムの比較

装置本体KingFisher ApexKingFisher Duo PrimeKingFisher Flex
 Automated sample purification systemautomated sample purification systemautomated sample purification system
ランあたりのサンプル
(2つの次期ヘッドオプション)
1~96(10~1,000 µl)
1~24(30~5,000 µl)
1~6(200~5,000 µl)
1~12(50~1,000 µl)
1~96(20~1,000 µl)
1~24(200~5,000 µl)
ベンチトップ機器のサイズ
(W x D x H)
78 x 59 x 45 cm40 x 46 x 34 cm68 x 60 x 38 cm
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テクニカルアプリケーションスペシャリストへのデモの依頼

当社の選択ツールを使用して、自動サンプル調製に適した磁気ビーズベースのキットをお求めください。KingFisher最適化キットを使用して、幅広いサンプルタイプから核酸、タンパク質、細胞、およびエキソソームを精製できます。

当社のキット、試薬、およびプロトコル選択ツールへのアクセス

選択ツールを見る

分離・抽出の対象推奨試薬・キット
DNAおよび/またはRNAApplied Biosystems MagMAXキット
DNAおよび/またはRNA
(MagMAXキットの対象外)
Invitrogen Dynabeads試薬
タンパク質免疫沈降用Dynabeads試薬
ペプチドマッピング用タンパク質Thermo Scientific SMART Digest Immunoaffinity Kits
細胞およびエキソソームInvitrogen Dynabeads試薬
SARS-CoV-2Applied Biosystems MagMAX Kits(ウイルスRNA)
Invitrogen Dynabeads試薬(インタクトウイルス)


研究の規模を拡大するラボに利用可能な資金

研究室で最初にエンドツーエンドの研究ワークフローを構築し始める場合でも、顧客の需要に合わせてスケールアップする場合でも、当社にはファイナンスオプションが用意されています。手頃な価格の融資の詳細については、当社にお問い合わせください。適用条件。

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For Research Use Only. Not for use in diagnostic procedures.

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