Search Thermo Fisher Scientific
Search Thermo Fisher Scientific
RiboMinus テクノロジーは、ポリアデニル化の状態、または 5'-cap 構造の有無にかかわらず、リボソーム RNA 分子(rRNA)を選択的に除去することにより、 RNA 転写物の全スペクトルを濃縮するようにデザインされています。RiboMinus メソッドは、もっとも含有量の多いリボソーム RNA 分子の大部分(最高 99.9%)を除去して、少量の転写物のより詳細な解析を可能にすることが示されています。
ヒト、マウス、または植物以外のものをご使用ですか?ご使用の生物種および配列については、当社にお問い合わせください。検証されたいリボソーム配列に関して、FASTA 配列を *.txt ファイル形式に含め、件名に「(ご使用中の生物種)用 RiboMinus」と入力してください。 お客様の RiboMinus rRNA 除去に適したプローブを見つけるお手伝いをいたします。
RiboMinus 製品はトータル RNA から rRNA 転写物を選択的に除去することで RNA 転写スペクトルを濃縮する新しい精製技術を使用しています。
プロトコルは、適切な方法(PureLink RNA Mini Kit 、TRIzol 試薬など)を使用して培養細胞、組織、または血液から精製したトータル RNA から始まります。
その後トータル RNA を、豊富なリボソーム RNA 分子に特異的なLocked Nucleic Acid(LNA™)とハイブリダイゼーションします。
次に、RiboMinus 磁気ビーズを使用して、不要な rRNA を RiboMinus 濃縮複合体から分離します。
そして、エタノール沈殿またはシリカスピンカラムステップを使用して RiboMinus 濃縮 RNA サンプルを濃縮します。
濃縮された RNA 分画は、ダウンストリームプロセス(マイクロアレイ、RNA-Seq など)に使用できます。
プロトコルは、適切な方法(PureLink RNA Mini Kit 、TRIzol 試薬など)を使用して培養細胞、組織、または血液から精製したトータル RNA から始まります。
その後トータル RNA を、豊富なリボソーム RNA 分子に特異的なLocked Nucleic Acid(LNA™)とハイブリダイゼーションします。
次に、RiboMinus 磁気ビーズを使用して、不要な rRNA を RiboMinus 濃縮複合体から分離します。
そして、エタノール沈殿またはシリカスピンカラムステップを使用して RiboMinus 濃縮 RNA サンプルを濃縮します。
濃縮された RNA 分画は、ダウンストリームプロセス(マイクロアレイ、RNA-Seq など)に使用できます。
LNA(Locked Nucleic Acid)モノマーの構造は、メチレンリングの 2′ 酸素と 4′ 炭素原子の間で結合したリボヌクレオシドで構成されます(Braasch & Corey、2001 年)。この構造は糖骨格を固定し、Tm (融解温度)を上昇させます。三つのLNA モノマーをオリゴヌクレオチドに組み込むことは、オリゴヌクレオチドが DNA や RNA に結合する能力に影響を与えませんが、オリゴヌクレオチド/RNA 複合体の安定性を向上させます(McTigue ら、2004 年)。LNA を含むオリゴヌクレオチドは、高い特異性と再現性が必要なハイブリダイゼーションアッセイに使用されます。
LNA は、 Exiqon A/S(デンマーク Vedbaek)の登録商標です。
For Research Use Only. Not for use in diagnostic procedures.
For Research Use Only. Not for use in diagnostic procedures.