Search Thermo Fisher Scientific
Search Thermo Fisher Scientific
ROSS pH電極は40年以上にわたり、正確性、安定性、および迅速な応答を製品の特長として提供してまいりました。実績のあるROSS参照電極は、温度が異なるサンプルを測定する際、またはサンプルとは異なる温度でキャリブレーションする際に、従来の電極と比較して測定の安定性、迅速な応答、および高い確度と精度を発揮します。
ROSS pH電極は、目詰まりしないSure-Flowジャンクション、ガラスまたはエポキシ電極、フラット型、セミマイクロ、マイクロ、および槍型デザインなどさまざまなスタイルで提供されています。
Kato Pharmaceuticalsの研究者は、Thermo Scientific Orion VersaStar ProベンチメーターとROSS pH電極を用いて、糖尿病性網膜症やその他の眼疾患に対する世界初の治療法を開発しています。
ROSS pH電極モデル | 長寿命 | pHと温度 | TRIS適合性 | 堅牢なバルブ | 目詰まりに対するメンテナンス不要 | 再充填 | ガラスボディー |
---|---|---|---|---|---|---|---|
ROSS Ultra Triode複合電極 › | |||||||
ROSS Ultra Triodeガラス複合電極 › | |||||||
ROSS Ultra Triode低メンテナンス複合電極 › | |||||||
ROSS Ultra Triode低メンテナンス複合電極、3フィートケーブル › | |||||||
ROSS Ultra複合電極 › | |||||||
ROSS Ultraガラス複合電極セミマイクロ › | |||||||
ROSS Ultra Flat Surface複合電極 › | |||||||
ROSS Ultra複合電極セミマイクロ › | |||||||
ROSS Ultra比較電極 › | |||||||
Sure-Flow複合電極 › | |||||||
Sure-Flow複合電極セミマイクロ › | |||||||
耐衝撃バルブ複合電極 › | |||||||
槍型複合電極 › | |||||||
ハーフセル複合電極 › | |||||||
ガラス複合電極 › | |||||||
セミマイクロ複合電極 › | |||||||
PerpHect複合電極マイクロ › | |||||||
複合電極 › | |||||||
ナトリウムイオン複合電極 › | |||||||
フラット型複合電極 › |
*Versa Star、Orion Star、DualStar、LabStar、StarAなどのOrionベンチトップメーター。製造を終了したAシリーズメーターや他のブランドとの互換性に関する仕様をご確認ください。スクリューキャップ電極には、電極アダプターケーブル、BNCへのスクリューキャップ(カタログ番号91CBNCを追加する必要があります。
低抵抗ジャンクションは、純水サンプルの測定に最適です。飽和銀電極内部液を使用した電極の利用を避けてください。沈殿物が純水と接触すると形成され、ジャンクション内で目詰まりや高抵抗を引き起こし、正しく測定できなくなる可能性があります。このアプリケーションには、キャビラリージャンクションを備えたOrion ROSS Ultra Triode pH-ATC電極が最適です。この電極は銀を含まない内部液を使用しています。
廃水処理にpHを使用するには、迅速かつ正確で堅牢な測定性能が必要です。このアプリケーションノートでは、Orion Dual Star pH/ISEメーターとROSS Ultraガラス本体pH電極(カタログ番号8102BNUWP)が、水および廃水中のpHレベルの測定に役立つことを紹介します。
地表水のpHは一般的なフィールド測定です。この測定は、内部液の再充填が可能なROSS Ultra Triode pH-ATC電極(カタログ番号815BNUMD)を使用して、単一のプローブでサンプルの温度とpHの両方を測定します。このプローブは、淡水サンプルと塩水サンプルの両方で迅速かつ再現性のある結果を提供します。
缶詰野菜中のナトリウムは、Thermo Scientific Orion Star T930イオン選択性電極滴定装置のプログラム済みメソッドNa Vigを使用して測定します。ROSSナトリウムイオン選択電極(カタログ番号8611BNWP)は、ナトリウム濃度による電位を検出し、サンプル中のナトリウム量を測定するために使用されます。
石油製品中の総酸価(TAN)は、Orion Star T910 pH滴定装置プログラム済みメソッドT3 TANを使用して測定します。ROSS Sure-Flow pH電極(カタログ番号8172WP)は、石油のアルカリ度の検出に使用されます。
ガラスボディーのROSS電極では、特徴的なオレンジ色のコイルがはっきりと見えます。ROSS電極は独特の外観を持つだけでなく、電極の寿命を延ばすように設計されています。
コイル内部のTriodide/iodideシステムは、酸化還元系の化学的に安定した状態を維持するためのガラス筐体を備え、電極を汚染から保護します。最初のROSS電極はストレートステムに収納されていましたが、製品開発者はこの設計に満足していませんでした。
電極の寿命を延ばすだけでなく、リファレンスシステムにコイル形状を持たせるよう設計することで、ストレートステム設計よりも2つの技術的利点が電極にもたらされました。コイルは、参照電極ワイヤへの拡散経路を大幅に増加させることで、内部電解液への参照液の拡散によって生じた参照電極ワイヤ付近の溶液組成の変化を最小限に抑えます。粒子またはポリマーを内部充填液に組み込むことで、効果的な拡散経路がさらに増加します。
ROSS技術の詳細については、ホワイトペーパーをご覧ください。
1981年以来、Thermo Scientific Orion ROSS電極は、科学者がpH検査および測定で正確な結果を得るのに役立ってきました。初期のROSS pH電極は、酸化還元参照システムを使用した初の電極でした。この酸化還元システムは、従来の電極と比較して、数秒以内に安定した測定値を提供し、精度を少なくとも10倍向上させます。
ROSSシステムは、医薬品、環境、品質管理、学術ラボの科学者や技術者によるISE(イオン選択性電極)およびpH測定の革新性と効率化を40年間推進してきました。これは記念すべきことであると考えており、皆様のご参加をお待ちしています。
最初の「Ross」電極は1980年に作成され、Orion Research社が1981年に市場に投入しました。その後、Orion Research社の創設者Dr. James RossとJohn Risemanがこの電極技術による商品開発に多大な貢献をしました。Ross博士が設計した革新的なpH電極は、液体ジャンクションに塩を沈殿させる可能性のある塩化銀を使用する代わりに酸化還元技術をベースにしていました。このシステムは従来の方法と比べて10倍正確で、ドリフト率は1日あたり0.002 pH未満です。1984年、エンジニアでありグラスブロワーのMoshe Hilshberg氏は、現在のROSS電極においてよく知られている特徴的コイルを設計し、製品寿命を最大2年間延長し、Ross博士の技術をさらに強化しました。
pHおよびORP測定の精度と信頼性は使用する装置に左右されます。お客様が必要とする特性、性能、仕様、およびご予算に基づいて適切な製品を特定する方法をご確認ください選定してください。
|
高品質のpH電極、標準液および溶液は、お客様のニーズを満たすさまざまなボディー素材、ボディースタイル、充填タイプ、参照スタイルで提供されています。 |
Knowledge Base: Certificates of Analysis and SDS for Orion, ROSS, AQUAfast, AquaMate, and AquaSensors products.
Orion Meters Software and Upgrades
Thermo Scientific Orion benchtop and portable meters are designed to help deliver accurate, consistent results, day after day. Boost productivity by upgrading your software today.