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Lipofectamine® 2000は、タンパク質発現、遺伝子サイレンシングおよび機能解析のための、細胞へのDNAまたはsiRNA 導入用トランスフェクション試薬です。優れた導入効率、最適化されたプロトコールで、広範囲の細胞株において良好な結果が得られています。(図1)
図1: Lipofectamine® 2000は、様々な細胞株で高い導入効率が得られる
最適なトランスフェクションを示した条件について、いくつかの例を示しています。 青い細胞は、β-ラクタマーゼを発現しており、レポーターベクターによるトランスフェクションが成功したことを示しています。 緑の細胞はトランスフェクションがされていません。 未処理のGripTite™ 293 MSR 細胞(A)、および1ウェル当たり0.5 μgのLipofectamine® 2000 を使用してトランスフェクションを実施した細胞(B)。未処理のHeLa 細胞(C)と0.25 μgの Lipofectamine® 2000を使用してトランスフェクションした細胞(D)。未処理のMCF-7 細胞(E)と0.5 μg のLipofectamine® 2000を使用してトランスフェクトションした細胞(F)。様々な細胞株で効率よくトランスフェクションが行えます。
1999年の発売以来、Lipofectamine® 2000を取り上げる文献は急増し、発売以来10年が経過しているにもかかわらず、その数は増え続けています(図2)。Lipofectamine® 2000が選ばれる理由は、広範囲の細胞種に対して高い発現レベル、高い導入効率が得られるというその性能によるものです。Lipofectamine® シリーズの試薬は、利用可能なトランスフェクション製品のうち、最も引用文献数が多く、認知度の高い試薬となっています。
図 2:1999年発売以来、Lipofectamine® 2000が引用された文献の累積数