alternative to g-banding karyotyping to verify genomic integrity and genomic stability of human embryonic stem cell lines

ヒト多能性幹細胞の正常核型を検証

KaryoStat アッセイおよび KaryoStat HD アッセイは、多能性幹細胞株の G-band 核型分析の代替となるアッセイです。このアッセイは、正確なジェノタイピング(サンプル ID)解析に加え、全ゲノムカバレッジで染色体異常を正確に検出することが可能です。結果が得られるまで 3 ~ 4 日です。アッセイは、アレイ、試薬、簡便なデータ解析ソフトウェアからなり、優れたコスト効率で合理的に多能性幹細胞株を解析することが可能です。

Need help?

KaryoStat アッセイにより、以下のことが可能になります。

  • 優れたコスト効率で多能性幹細胞の染色体異常を正確に検出
  • 1 回のアッセイで核型分析とジェノタイピング(サンプル ID)を実施
  • 細胞遺伝学の専門知識を必要としないシンプルな解析ツール
  • 3 ~ 4 日で結果が得られる

機器の要件

KaryoStat and KaryoStat HD Assays are compatible with the Gene Chip Scanner 3000

KaryoStat アレイおよび KaryoStat HD アレイは、GeneChip Scanner 3000 と互換性があります。

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KaryoStat データ解析

KaryoStat and KaryoStat HD have many advantages over g-banding karyotyping

KaryoStat アッセイおよび KaryoStat HD アッセイでは、無料でダウンロード可能なChromosomal Analysis Suite(ChAS)ソフトウェアを使用することにより、多能性幹細胞に染色体異常がないことを確認できます。

ChAS 3.2 をダウンロードする

KaryoStat受託サービス

CellModel Services

機器やリソースが不足している場合には、KaryoStat アッセイおよびKaryoStat HD アッセイの受託サービスをご利用いただけます。ご興味のある方は、弊社営業担当または販売代理店へお問い合わせいただくか、こちらのメールアドレスへお問い合わせください。jpcustom@lifetech.com 

 

KaryoStat アッセイと KaryoStat HD アッセイの違いは何ですか?

KaryoStat アッセイは、G-band 核型分析と同様の分解能を有しており、ほとんどの幹細胞研究用アプリケーションに推奨できます。KaryoStat HD アッセイは、感度 99%を超えるより高い分解能で解析を行い、ゲノム全体にわたり一塩基多型(SNP)の対立遺伝子(アレル)の確証とあわせて、25 ~ 50 kb の Copy Number Variation(CNV)を確実に検出することができます。

 KaryoStat アッセイKaryoStat HD アッセイ
Gain>2 Mb>25 ~ 50 kb
Loss>1 Mb>25 ~ 50 kb
ヘテロ接合性の欠如(AOH)>5 Mb>1 Mb
SNPはいはい
カバレッジ低い非常に高い

For Research Use Only. Not for use in diagnostic procedures.