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コロナウイルス感染症の集団発生は 2019 年 12 月に始まり、世界中に急速に広まっています。新型コロナウイルス株は中国の武漢で最初に同定され、SARS-CoV-2(COVID-19 の原因コロナウイルス)と命名されました。このウイルスが引き起こす疾患は COVID-19 と呼ばれ、発熱、咳、息切れを特徴とします。
現状の新型コロナウイルス流行における最新の情報は世界保健機関(WHO)または米国疾病予防管理センター(CDC)より紹介されております。
今後の治療オプションおよび潜在的なワクチンターゲットを迅速に特定することを目標として、このウイルスに対する理解を深めようと、世界中の研究者が懸命に努力しています。サーモフィッシャーサイエンティフィックは研究用製品の包括的なポートフォリオをご用意しており、お客様の信頼できるパートナーとして、研究の進展に必要な病原体検出、疫学的サーベイランス、ワクチン開発、およびラボ用機器を提供しています。
コロナウイルス研究は機器のダウンタイムや適切な製品を使用できないことを待ってはいられません。リモート機器サポートの実施や、開発および製造の迅速な拡張により、外出が制限されている地域でも、ラボを稼動し続けるのに必要な製品とサポートを提供しています。
中国国外で初となる 2019-nCoV ゲノムのシーケンスがオーストラリア、メルボルンのピーター・ドハーティ感染免疫研究所により解析されました。この研究所の研究チームは Applied Biosystems SeqStudio ジェネティックアナライザを使用してシーケンスを行い、レファレンス配列を報告しました。そして、この配列が世界的なサーベイランスと予防の取り組みを加速させています。
ターゲットシーケンスに加え、Ion Torrent 次世代シーケンス(NGS)システムを de novo SARS-CoV-2(全ゲノム)シーケンスに使用できます。
SARS-CoV-2 の同定という最初の役割に加え、キャピラリー電気泳動によるサンガーシーケンスは RT-PCR 結果の確定に使用でき、SARS-CoV-2 を他の呼吸器系病原体から確実に区別できます。 簡易ワークフローでは、PCR産物を精製し、シーケンスプライマーを標的領域内の既知の配列に結合させます。これにより、キャピラリー電気泳動を用いたシーケンスに展開することができます。キャピラリー電気泳動を用いたシーケンスに関する総合的な情報については、Sequencing Chemistry Guide をご参照ください。
ゲーテ大学のMünch ラボは定量的宿主細胞プロテオミクス研究を用いて SARS-CoV-2 の細胞感染系を確立し、ウイルスによる感染への宿主細胞細胞の反応を解明しました。彼らはこの結果に基づいて、ヒト細胞中でコロナウイルスが増幅するのを防止する潜在的な治療法候補を同定することができました。
Nature Research で査読中の印刷前発表記事 をご覧ください。
これらの定量的質量分析ベースのプロテオミクス研究は、サンプル調製から検出およびデータ処理まで、サーモフィッシャーサイエンティフィックの幅広いテクノロジーを用いて実施されました。
リアルタイム PCR は大規模な病原体検出に最も広く使用されている信頼できるプラットフォームです。 Applied Biosystems TaqMan 2019-nCoV アッセイキット のワークフローは検証済みです。現在このキットは注文可能で、特に中国および東南アジアへの出荷を優先しています。
サンプル処理の効率を向上させるために以下の改訂が行われています。
Applied Biosystems MagMAX Viral/PathogenNucleic Acid Isolation kit を用いて迅速かつ効率的にコロナウイルスから RNA を単離できます。このキットの特長:
迅速、簡単で効果的なハイスループットサンプル処理を行える、1 回あたり 24 サンプルまたは 96 サンプルを処理する多用途ベンチトップ装置、KingFisher Flex システムで核酸単離を自動化します。このシステムの特長:
核酸定量に通常使用される光学技術には次の二つがあります:UV-Vis 測定と蛍光測定。Thermo Scientific は、UV-Vis RNA/DNA 定量用装置(NanoDrop One/OneC Spectrophotometer など)と、蛍光 RNA/DNA 定量用装置(Invitrogen Qubit 4 Fluorometer など)を提供しています。
Thermo Scientific NanoDrop One 装置は Thermo Scientific Acclaro サンプルインテリジェンステクノロジーを搭載し、サンプルが下流アプリケーションに適合するかの判断を可能にしました。 わずか 1 ~ 2 µL のサンプル量で DNA、RNA およびタンパク質の定量的および定性的評価を数秒で行います-希釈の必要はありません。
Invitrogen Qubit Fluorometer は、高感度な Invitrogen Qubit 定量アッセイを用いて DNA、RNA、タンパク質の量やその品質を正確に測定するために設計された次世代のベンチトップ型 Fluorometer です。新しい Qubit 4 Fluorometer は、RNA の品質を簡単にチェックする機能を搭載しました。
製品名 | カタログ番号 |
---|---|
MicroAmp プレートおよび粘着フィルム | 各種 |
Invitrogen PrimeFlow RNA Assay および ViewRNA Cell Plus Assays は、各細胞中のウイルス(および宿主)RNA とタンパク質の両方の検出を可能にします。PrimeFlow RNA Assay は特許取得済みのオリゴヌクレオチドプローブセットデザインとブランチ DNA(bDNA)シグナル増幅テクノロジーを組み合わせ、Attune NxT フローサイトメーターなどの機器を使用した標準的なフローサイトメトリーにより RNA 転写物を分析します。RNA 検出は、細胞内および細胞表面抗体染色と組み合わせることができ、重要なウイルス感染における免疫反応に関連した細胞機構を解明するのに役立ちます。
ViewRNA Cell Plus Assay は免疫細胞化学(ICC)を Invitrogen ViewRNA テクノロジー、特許取得済み蛍光 ISH(FISH)、および連続的ブランチ-DNA(bDNA)増幅テクノロジーと組み合わせた新しいメソッドで、各細胞中のタンパク質とともに、単細胞レベルの感度でのウイルス(および宿主)RNA を可視化します。EVOS M7000 システムと組み合わせると高解像度のイメージが得られるため、ウイルス学者はウイルスのゲノム RNA を検出、視覚化、および追跡して、目的の細胞亜集団を特性評価したり、細胞の異種性を解明できます。
研究用途にのみご使用ください。診断用には対応していません。
ウイルスゲノムの変異は集団内での疾患の広がり方、治療オプションおよびワクチン開発に影響しうるため、疫学的サーベイランスを実施して、世界中で起こる集団発生の病原体が標準株と一致することを確認し、変異の可能性をモニタリングします。
サーモフィッシャーサイエンティフィックは疫学的研究を実施している科学者を支援するソリューションをご提供いたします。
微生物学やウイルス学の研究者における重要な課題は、進化のパターンや病原体の出現を予測することです。コロナウイルスのような RNA ウイルスは、遺伝的変異が高いという生物学的特徴を共有しているため、捉えにくい変異として現れます。コロナウイルスのバリアントもまた、コウモリやヘビなどの動物生体内における抗原シフトを介して出現します。
Ion Torrent ターゲット NGS は、コロナウイルスゲノムの完全なシーケンスおよび疫学的研究に効率的な研究ワークフローを可能とします。特異性が高く汎用性がある一連のコロナウイルスプライマーを高性能マスターミックスとともに使用し、すべてのゲノムセグメントを増幅し、Ion Torrent システムで DNA アンプリコンのシーケンスを行うことで、高精度なコロナウイルスタイピングが 1 日足らずで実施できます。
Ion GeneStudio S5 システム上で使用する 2019-nCoV 対応 Ion AmpliSeq コロナウイルス研究パネル は、ウイルスゲノムの 99%以上を網羅しており、ウイルスゲノムの完全なシーケンスおよびバリアントの検出に使用可能です。GeneStudio S5 システムでマニュアルおよび自動化のワークフロー構成が利用可能です。コロナウイルスの研究に Ion Torrent NGS を使用することで、次の利点が得られます。
製品名 | カタログ番号 |
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Ion AmpliSeq コロナウイルス研究パネル | 営業担当者へ問い合わせ |
Illumina システム用 Invitrogen Collibri ライブラリ調製キットおよびアクセサリーキットにより、迅速に低バイアスのライブラリを生成できます。 Illumina システム用 Collibri PS DNA ライブラリ調製キットは 1.5 時間でウイルスゲノムを完全に網羅し、均一な GC 含量および再現可能で一貫したデータ品質が得られます。Illumina システム用 Collibri 標準 RNA ライブラリ調製キットを使用すると高度で複雑な全トランスクリプトームのライブラリ生成に 5 時間かからず調製可能です。Collibri ライブラリ定量キットにより、Illumina システムでシーケンシングするライブラリの定量に適合する一貫した結果が得られます。
すべての Collibri NGS キットに、ライブラリ調製中または定量中の内部コントロールをトラッキングできる色素が含まれています。貴重なサンプルからのライブラリ調製が成功する確率を最大限にするため、この色素は試薬が正しく混合されたときに色が変わります。追跡色素は、ロボットまたはユーザーバッチの影響によるライブラリの消失や反復のリスクを最小限に抑えます。Invitrogen Qubit 4 は次世代シーケンシングライブラリを正確に定量したり、適切な質をチェックします。これはシーケンスランの成功の鍵となります。
製品名 | カタログ番号 |
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Illumina システム用 Collibri NGS ライブラリ調製キット | thermofisher.com/collibri |
Illumina システム用 Collibri DNA ライブラリ調製キット | thermofisher.com/collibri |
Illumina システム用 Collibri RNA ライブラリ調製キット | thermofisher.com/collibri |
製品名 | カタログ番号 |
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GeneArt 遺伝子合成および Gene-to-Protein サービス | Thermofisher.com/geneart を確認 |
研究用途にのみご使用ください。診断用には対応していません。
新たなワクチンの開発研究においては、ウイルスゲノム配列に加え宿主反応も重要な考慮事項です。Ion Torrent システムを使用することで、B 細胞受容体(BCR)、T 細胞受容体(TCR)および一般的な免疫応答マーカーの応答を調べることができます。 Ion Torrent 免疫学的研究ポートフォリオにより、レパートリーシーケンシングおよび免疫応答に対して多次元研究アプローチを取ることが可能になります。Ion Torrent テクノロジーの精度と感度によって NGS アッセイは、貴重なサンプルからより多くのウイルスの探索を可能にします。
ヒト調査研究用:
ウイルス感染の大流行は季節的なものであることも、特定の生物学的なイベントが要因となることもあります。ワクチンの迅速な開発と適用が、病原体のさらなる広がりから人々を守り、新たな世界規模の大流行を予防するためにきわめて重要です。サーモフィッシャーサイエンティフィックは、お客様の新規ワクチンの探索、開発、試験、生産を可能にする、一連の包括的なワクチン開発・生産ツールソリューションを提供します。
クイーンズランド大学の Paul Young 教授と Keith Chappell 博士は、 感染症流行対策イノベーション連合 (CEPI)の後援で 2019-nCoV ワクチン開発のために早期に動員されたグループを率いています。同教授らは独自の「分子クランプ」テクノロジーを Gibco ExpiCHO 発現システムとともに使用して、ターゲットワクチンの開発に向けた調整を迅速に行っています。ExpiCHO システムは収量と品質が高くワクチン候補を迅速に発現させることから、このプロジェクトにきわめて適しています。また、一過性発現を用いる初期の前臨床研究からクローン選択された高発現安定細胞株を用いた本格的な製造まで、製造プロセス全体に同じ cGMP-bankedExpiCHO-S 細胞を使用することができます。
この研究に焦点を当てた GEN(Genetic Engineering & Biotechnology News)の記事を読む
製品名 | カタログ番号 |
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GeneArt 遺伝子合成および Gene-to-Protein サービス | thermofisher.com/geneart |
TheraPure NPT、修飾ヌクレオチドおよび TheraPure(動物由来成分およびアピシリンを含まない)酵素 | 詳細を見る › |
研究用途にのみご使用ください。診断用には対応していません。
組み換えワクチンが安全かつ効果的で、規制当局により許可されていることを確保するために、サーモフィッシャーサイエンティフィックは、重要で詳細な分析特性評価、品質保証(QA)および品質管理(QC)のための機器を提供しています。多くのワクチン抗体は複合糖タンパク質で、以下を含むさまざまな技術を QC 分析試験に使用できます:
Thermo Scientific Chromeleon クロマトグラフィーデータソフトウェア(CDS)は、研究からルーチンの GMP 品質検査まで、クロマトグラフィーおよび質量分析の稼動をサポートします。追跡、報告、および QA/QC 用にデザインされた、規制順守にすぐに対応できる企業ソリューションです。
新しいThermo Scientific Vanquish Core HPLC システムは、製薬の品質管理(QC)などの厳しい GxP 環境に対応できるように作成されています。
ウイルスのスパイクタンパク質はウイルスの表面に局在し、宿主細胞への結合に使用され、ウイルス感染を可能にします。これらのタンパク質の 3D 構造を正確に理解することは、特異的で効果的な治療薬やワクチンの作成に不可欠です。また、これにより、ウイルスがどのようにして免疫系を逃れるかに関する一般的な洞察を得られます。
分子生物科学部(テキサス大学オースチン校)およびワクチン研究センター(国立衛生研究所)の研究者は、Thermo Scientific Krios G4 クライオ透過型電子顕微鏡(Cryo-TEM)により SARS-CoV-2 スパイクタンパク質の 3D 構造 を特定しました。この Cryo-TEM は、世界で非常にパワフルなライフサイエンスアプリケーション用のクライオ電子顕微鏡です。
この構造はまちがいなく、潜在的なワクチンや治療法の開発や評価を促進するでしょう。もっとも重要なことは、スパイクタンパク質の精製後、数週間で構造が決定されたことです。この迅速性は、ワクチンや抗ウイルス薬の開発における改革の先駆となります。
関連するリンク:
単粒子解析法
Thermo Scientific Krios G4 Cryo-TEM
前融合構造における SARS-CoV-2 スパイクの Cryo-TEM による構造
コロナウイルスは RNA ウイルスファミリーです。コロナウイルス感染は動物や人で一般的です。 いくつかの CoV 株は人畜共通で、動物と人の間で移る可能性があります。
現在のデータは、2019 新型コロナウイルス SARS-CoV-2 は動物由来であることを示唆しています。遺伝子シーケンスデータによると、SARS-CoV-2 はキクガシラコウモリ集団に広まっている他のコロナウイルスの近親です。中間宿主に関わっている人へ移る可能性があります。どの動物が中間宿主となるかについての確証的情報は今のところありません。
現在のコロナウイルス流行の最新情報は、OIE ウェブサイト、またはGlobal Veterinary Community ウェブサイトをご覧ください。
最初の努力は人への感染経路を発見することに向けられますが、世界中の獣医学ラボは動物への蓄積や中間宿主、および動物間および人畜感染経路、宿主種、家畜やペットの役割の同定に尽力しています。これらの調査の情報は、ウイルスがさらに人集団へ進入するのを防ぐための鍵となるため重要です。(Zoom 会議 IE Animal and environmental investigations to identify the zoonotic source of the COVID-19(2020 年 1 月 31 日)をご覧ください。)
サーモフィッシャーサイエンティフィックはお客様の信頼できるパートナーとして、世界的な集団発生の期間にも製品品質を損なうことなく、その生産調整能力をもって製品供給を確保してまいります。当社の獣医学ラボ専用製品包括的ポートフォリオにより、動物の SARS-CoV-2 集団感染への寄与を解明するのに必要な信頼できる研究ツールを得られます。
MagMAX CORE 核酸抽出ソリューションを使用して、さまざまな動物サンプルからウイルス RNA を単離できます。
Applied Biosystems AgPath-ID One-Step RT-PCR Kit は、経済的ですぐに使用できる、RNA ターゲット増幅用の高品質マスターミックスです。このキットは、動物サンプルに一般的に存在する PCR 阻害剤の存在下でも RNA ターゲットを高感度かつ堅牢に増幅するようデザインされています。
当社の VetMAX Xeno ポジティブ内標準(IPC)製品はどのよなワーフクローにも容易に統合でき、費用のかかる偽陰性や偽陽性シグナルの可能性を排除することにより、お客様のカスタマーに提供する qPCR 試験結果が正確で使用可能であることを確保するのに役立つ検証を提供します。VetMAX Xeno IPC アッセイは、Xeno IPC を検出する非常に特異的なプライマー/プローブミックスです。
TaqMan 2019-nCoV Assay Kit は、ヒト研究サンプルの SARS-CoV-2 検出に使用できます。
獣医学および環境用途を含むラボ用途限定。
WHO および CDC は、SARS-CoV-2 および COIVD-19 の研究用に特定のラボ備品、または類似品の使用を推奨しています。CDC が引用しているプロトコルに相当するラボ必需品には以下があります。
CDC は、P2/P10、P200、および P1000 エアロゾルバリア(フィルター)チップの使用を推奨しており、サンプルのコンタミを防止するに役立つバリアチップのみをするよう明言しています。Thermo Scientific ART バリアチップは、エアロゾルと液体のコンタミから 100%の安全性を提供します。
CDC は、RT-PCR プロトコルにマルチチャンネルピペットの使用を推奨しています。Thermo Scientific Finnpipette F2 マルチチャンネルピペットは完全にオートクレーブ可能です;F2 は分解することなくオートクレーブでき、中断やダウンタイムを低減します。電子ピペットを検討する場合、Thermo Scientific E1-ClipTip 電子ピペットは人間工学に優れたオプションで、長時間のピペッティング作業の継続をサポートします。
Thermo Scientific ラボ用機器は、実績のある信頼性、卓越したコンタミ防止、コントロール、およびニーズを満たす幅広いオプションにより、サンプルの保護と調製のソリューションを提供します。当社の革新的な製品群は、リモートモニタリング、環境安定性、構成可能なデザイン、および高エネルギー効率材料により、ラボの安全と効率を維持します。
当社の OEM チームはお客様とパートナーを組み、コスト効率の高いソリューションとサービスサポートを提供し、お客様のニーズを満たします。当社は、パッケージングボトル、アッセイプレート、自動化チップ、およびトランスファーピペットに関する専門知識、高品質製品、および幅広いポートフォリオを提供し、お客様のニーズを確実に満たします。詳細は thermofisher.com/oemlpd をご確認ください。
ケーススタディ:インフルエンザウイルスの迅速検査の実現
当社の包括的製造プロセスにより、どのようにしてお客様がインフルエンザ流行時期に診断検査キットの超高需要に対応できたかをご覧ください。 当社の開発チームはお客様とパートナーを組んで Samco 抽出容量トランスファーピペットを提供し、彼らの特異的なニーズに対応しました。
生体高分子用の受動的結合表面、生体低分子用の共有結合表面、およびアフィニティ標識生体分子用の結合捕集表面に関連する情報を提供します。
当社は、ワークフローをシンプルにし発見を可能にする不可欠なプラスチック製消耗品をライフサイエンス企業に提供しています。
当社は、診断プラットフォームまたはキットに組み込むことができるプラスチック製品および機器コンポーネントを診断企業に提供しています。
PCR および qPCR アッセイ開発には、逆転写酵素、ポリメラーゼ、マスターミックス、オリゴ、および TaqMan アッセイの当社ポートフォリオからお選びください。 当社のほとんどの試薬は凍結乾燥適合フォーマットで提供されています。
以下のリストに、分子アッセイ開発に一般的に使用される当社製消耗品の例を挙げています。
Applied Biosystems リアルタイム PCR 機器でアッセイを検証すると、拡張的なグローバルインストールベースをエンドユーザーラボで活用できます。また、当社の機器設置および試薬レンタルプログラムの利点を享受でき、機器へアクセスできないお客様や、容量を増大させるためにさらに機器が必要なお客様に機器を提供できます。
当社の Applied Biosystems PCR およびリアルタイム PCR 機器でアッセイを開発できます。
詳細は thermofisher.com/mdxoem をご覧になるか、当社にお問い合わせください。
サーモフィッシャーサイエンティフィックは、世界的な集団発生の期間にわたり必要とされる製品を品質を損なうことなく開発・製造・在庫し、お客様をサポートします。生産規模を迅速に調整し、製品を世界各国の流通センターに配送する能力を活かし、現在および今後の集団発生の対処に必要な装置と消耗品をお客様に十分供給するように努めています。
当社の 2019 新型コロナウイルス(2019-nCoV)用製品やソリューションのテクニカルサポートをお探しですか?当社製品のポートフォリオにおける製品の選択、用途、またはトラブルシューティングに関するサポートを得られます。
お手持ちのスマートフォンやタブレットを使ったリアルタイムのビデオと音声によるサポートとリモートデスクトップサポートからなる高度なスマートリモートサポートを利用することで、数日かかっていた稼働停止時間を数分間というレベルに低減できるかもしれません。電話だけでは説明しづらいご質問でも、当社スタッフがよりよく理解し、対処できます。
タッチスクリーンからテクニカルサポートへメールが送信できるスマートヘルプ機能を使用すると、ログ・ランファイルも送付可能なため、素早く効果的に実験中に発生した問題を解決でき、機器稼働効率を最大限に高められます。
研究用途にのみご使用ください。診断用には対応していません。
中国国外で初となる 2019-nCoV ゲノムのシーケンスがオーストラリア、メルボルンのピーター・ドハーティ感染免疫研究所により解析されました。この研究所の研究チームは Applied Biosystems SeqStudio ジェネティックアナライザを使用してシーケンスを行い、レファレンス配列を報告しました。そして、この配列が世界的なサーベイランスと予防の取り組みを加速させています。
ターゲットシーケンスに加え、Ion Torrent 次世代シーケンス(NGS)システムを de novo SARS-CoV-2(全ゲノム)シーケンスに使用できます。
SARS-CoV-2 の同定という最初の役割に加え、キャピラリー電気泳動によるサンガーシーケンスは RT-PCR 結果の確定に使用でき、SARS-CoV-2 を他の呼吸器系病原体から確実に区別できます。 簡易ワークフローでは、PCR産物を精製し、シーケンスプライマーを標的領域内の既知の配列に結合させます。これにより、キャピラリー電気泳動を用いたシーケンスに展開することができます。キャピラリー電気泳動を用いたシーケンスに関する総合的な情報については、Sequencing Chemistry Guide をご参照ください。
ゲーテ大学のMünch ラボは定量的宿主細胞プロテオミクス研究を用いて SARS-CoV-2 の細胞感染系を確立し、ウイルスによる感染への宿主細胞細胞の反応を解明しました。彼らはこの結果に基づいて、ヒト細胞中でコロナウイルスが増幅するのを防止する潜在的な治療法候補を同定することができました。
Nature Research で査読中の印刷前発表記事 をご覧ください。
これらの定量的質量分析ベースのプロテオミクス研究は、サンプル調製から検出およびデータ処理まで、サーモフィッシャーサイエンティフィックの幅広いテクノロジーを用いて実施されました。
リアルタイム PCR は大規模な病原体検出に最も広く使用されている信頼できるプラットフォームです。 Applied Biosystems TaqMan 2019-nCoV アッセイキット のワークフローは検証済みです。現在このキットは注文可能で、特に中国および東南アジアへの出荷を優先しています。
サンプル処理の効率を向上させるために以下の改訂が行われています。
Applied Biosystems MagMAX Viral/PathogenNucleic Acid Isolation kit を用いて迅速かつ効率的にコロナウイルスから RNA を単離できます。このキットの特長:
迅速、簡単で効果的なハイスループットサンプル処理を行える、1 回あたり 24 サンプルまたは 96 サンプルを処理する多用途ベンチトップ装置、KingFisher Flex システムで核酸単離を自動化します。このシステムの特長:
核酸定量に通常使用される光学技術には次の二つがあります:UV-Vis 測定と蛍光測定。Thermo Scientific は、UV-Vis RNA/DNA 定量用装置(NanoDrop One/OneC Spectrophotometer など)と、蛍光 RNA/DNA 定量用装置(Invitrogen Qubit 4 Fluorometer など)を提供しています。
Thermo Scientific NanoDrop One 装置は Thermo Scientific Acclaro サンプルインテリジェンステクノロジーを搭載し、サンプルが下流アプリケーションに適合するかの判断を可能にしました。 わずか 1 ~ 2 µL のサンプル量で DNA、RNA およびタンパク質の定量的および定性的評価を数秒で行います-希釈の必要はありません。
Invitrogen Qubit Fluorometer は、高感度な Invitrogen Qubit 定量アッセイを用いて DNA、RNA、タンパク質の量やその品質を正確に測定するために設計された次世代のベンチトップ型 Fluorometer です。新しい Qubit 4 Fluorometer は、RNA の品質を簡単にチェックする機能を搭載しました。
製品名 | カタログ番号 |
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MicroAmp プレートおよび粘着フィルム | 各種 |
Invitrogen PrimeFlow RNA Assay および ViewRNA Cell Plus Assays は、各細胞中のウイルス(および宿主)RNA とタンパク質の両方の検出を可能にします。PrimeFlow RNA Assay は特許取得済みのオリゴヌクレオチドプローブセットデザインとブランチ DNA(bDNA)シグナル増幅テクノロジーを組み合わせ、Attune NxT フローサイトメーターなどの機器を使用した標準的なフローサイトメトリーにより RNA 転写物を分析します。RNA 検出は、細胞内および細胞表面抗体染色と組み合わせることができ、重要なウイルス感染における免疫反応に関連した細胞機構を解明するのに役立ちます。
ViewRNA Cell Plus Assay は免疫細胞化学(ICC)を Invitrogen ViewRNA テクノロジー、特許取得済み蛍光 ISH(FISH)、および連続的ブランチ-DNA(bDNA)増幅テクノロジーと組み合わせた新しいメソッドで、各細胞中のタンパク質とともに、単細胞レベルの感度でのウイルス(および宿主)RNA を可視化します。EVOS M7000 システムと組み合わせると高解像度のイメージが得られるため、ウイルス学者はウイルスのゲノム RNA を検出、視覚化、および追跡して、目的の細胞亜集団を特性評価したり、細胞の異種性を解明できます。
研究用途にのみご使用ください。診断用には対応していません。
ウイルスゲノムの変異は集団内での疾患の広がり方、治療オプションおよびワクチン開発に影響しうるため、疫学的サーベイランスを実施して、世界中で起こる集団発生の病原体が標準株と一致することを確認し、変異の可能性をモニタリングします。
サーモフィッシャーサイエンティフィックは疫学的研究を実施している科学者を支援するソリューションをご提供いたします。
微生物学やウイルス学の研究者における重要な課題は、進化のパターンや病原体の出現を予測することです。コロナウイルスのような RNA ウイルスは、遺伝的変異が高いという生物学的特徴を共有しているため、捉えにくい変異として現れます。コロナウイルスのバリアントもまた、コウモリやヘビなどの動物生体内における抗原シフトを介して出現します。
Ion Torrent ターゲット NGS は、コロナウイルスゲノムの完全なシーケンスおよび疫学的研究に効率的な研究ワークフローを可能とします。特異性が高く汎用性がある一連のコロナウイルスプライマーを高性能マスターミックスとともに使用し、すべてのゲノムセグメントを増幅し、Ion Torrent システムで DNA アンプリコンのシーケンスを行うことで、高精度なコロナウイルスタイピングが 1 日足らずで実施できます。
Ion GeneStudio S5 システム上で使用する 2019-nCoV 対応 Ion AmpliSeq コロナウイルス研究パネル は、ウイルスゲノムの 99%以上を網羅しており、ウイルスゲノムの完全なシーケンスおよびバリアントの検出に使用可能です。GeneStudio S5 システムでマニュアルおよび自動化のワークフロー構成が利用可能です。コロナウイルスの研究に Ion Torrent NGS を使用することで、次の利点が得られます。
製品名 | カタログ番号 |
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Ion AmpliSeq コロナウイルス研究パネル | 営業担当者へ問い合わせ |
Illumina システム用 Invitrogen Collibri ライブラリ調製キットおよびアクセサリーキットにより、迅速に低バイアスのライブラリを生成できます。 Illumina システム用 Collibri PS DNA ライブラリ調製キットは 1.5 時間でウイルスゲノムを完全に網羅し、均一な GC 含量および再現可能で一貫したデータ品質が得られます。Illumina システム用 Collibri 標準 RNA ライブラリ調製キットを使用すると高度で複雑な全トランスクリプトームのライブラリ生成に 5 時間かからず調製可能です。Collibri ライブラリ定量キットにより、Illumina システムでシーケンシングするライブラリの定量に適合する一貫した結果が得られます。
すべての Collibri NGS キットに、ライブラリ調製中または定量中の内部コントロールをトラッキングできる色素が含まれています。貴重なサンプルからのライブラリ調製が成功する確率を最大限にするため、この色素は試薬が正しく混合されたときに色が変わります。追跡色素は、ロボットまたはユーザーバッチの影響によるライブラリの消失や反復のリスクを最小限に抑えます。Invitrogen Qubit 4 は次世代シーケンシングライブラリを正確に定量したり、適切な質をチェックします。これはシーケンスランの成功の鍵となります。
製品名 | カタログ番号 |
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Illumina システム用 Collibri NGS ライブラリ調製キット | thermofisher.com/collibri |
Illumina システム用 Collibri DNA ライブラリ調製キット | thermofisher.com/collibri |
Illumina システム用 Collibri RNA ライブラリ調製キット | thermofisher.com/collibri |
製品名 | カタログ番号 |
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GeneArt 遺伝子合成および Gene-to-Protein サービス | Thermofisher.com/geneart を確認 |
研究用途にのみご使用ください。診断用には対応していません。
新たなワクチンの開発研究においては、ウイルスゲノム配列に加え宿主反応も重要な考慮事項です。Ion Torrent システムを使用することで、B 細胞受容体(BCR)、T 細胞受容体(TCR)および一般的な免疫応答マーカーの応答を調べることができます。 Ion Torrent 免疫学的研究ポートフォリオにより、レパートリーシーケンシングおよび免疫応答に対して多次元研究アプローチを取ることが可能になります。Ion Torrent テクノロジーの精度と感度によって NGS アッセイは、貴重なサンプルからより多くのウイルスの探索を可能にします。
ヒト調査研究用:
ウイルス感染の大流行は季節的なものであることも、特定の生物学的なイベントが要因となることもあります。ワクチンの迅速な開発と適用が、病原体のさらなる広がりから人々を守り、新たな世界規模の大流行を予防するためにきわめて重要です。サーモフィッシャーサイエンティフィックは、お客様の新規ワクチンの探索、開発、試験、生産を可能にする、一連の包括的なワクチン開発・生産ツールソリューションを提供します。
クイーンズランド大学の Paul Young 教授と Keith Chappell 博士は、 感染症流行対策イノベーション連合 (CEPI)の後援で 2019-nCoV ワクチン開発のために早期に動員されたグループを率いています。同教授らは独自の「分子クランプ」テクノロジーを Gibco ExpiCHO 発現システムとともに使用して、ターゲットワクチンの開発に向けた調整を迅速に行っています。ExpiCHO システムは収量と品質が高くワクチン候補を迅速に発現させることから、このプロジェクトにきわめて適しています。また、一過性発現を用いる初期の前臨床研究からクローン選択された高発現安定細胞株を用いた本格的な製造まで、製造プロセス全体に同じ cGMP-bankedExpiCHO-S 細胞を使用することができます。
この研究に焦点を当てた GEN(Genetic Engineering & Biotechnology News)の記事を読む
製品名 | カタログ番号 |
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GeneArt 遺伝子合成および Gene-to-Protein サービス | thermofisher.com/geneart |
TheraPure NPT、修飾ヌクレオチドおよび TheraPure(動物由来成分およびアピシリンを含まない)酵素 | 詳細を見る › |
研究用途にのみご使用ください。診断用には対応していません。
組み換えワクチンが安全かつ効果的で、規制当局により許可されていることを確保するために、サーモフィッシャーサイエンティフィックは、重要で詳細な分析特性評価、品質保証(QA)および品質管理(QC)のための機器を提供しています。多くのワクチン抗体は複合糖タンパク質で、以下を含むさまざまな技術を QC 分析試験に使用できます:
Thermo Scientific Chromeleon クロマトグラフィーデータソフトウェア(CDS)は、研究からルーチンの GMP 品質検査まで、クロマトグラフィーおよび質量分析の稼動をサポートします。追跡、報告、および QA/QC 用にデザインされた、規制順守にすぐに対応できる企業ソリューションです。
新しいThermo Scientific Vanquish Core HPLC システムは、製薬の品質管理(QC)などの厳しい GxP 環境に対応できるように作成されています。
ウイルスのスパイクタンパク質はウイルスの表面に局在し、宿主細胞への結合に使用され、ウイルス感染を可能にします。これらのタンパク質の 3D 構造を正確に理解することは、特異的で効果的な治療薬やワクチンの作成に不可欠です。また、これにより、ウイルスがどのようにして免疫系を逃れるかに関する一般的な洞察を得られます。
分子生物科学部(テキサス大学オースチン校)およびワクチン研究センター(国立衛生研究所)の研究者は、Thermo Scientific Krios G4 クライオ透過型電子顕微鏡(Cryo-TEM)により SARS-CoV-2 スパイクタンパク質の 3D 構造 を特定しました。この Cryo-TEM は、世界で非常にパワフルなライフサイエンスアプリケーション用のクライオ電子顕微鏡です。
この構造はまちがいなく、潜在的なワクチンや治療法の開発や評価を促進するでしょう。もっとも重要なことは、スパイクタンパク質の精製後、数週間で構造が決定されたことです。この迅速性は、ワクチンや抗ウイルス薬の開発における改革の先駆となります。
関連するリンク:
単粒子解析法
Thermo Scientific Krios G4 Cryo-TEM
前融合構造における SARS-CoV-2 スパイクの Cryo-TEM による構造
コロナウイルスは RNA ウイルスファミリーです。コロナウイルス感染は動物や人で一般的です。 いくつかの CoV 株は人畜共通で、動物と人の間で移る可能性があります。
現在のデータは、2019 新型コロナウイルス SARS-CoV-2 は動物由来であることを示唆しています。遺伝子シーケンスデータによると、SARS-CoV-2 はキクガシラコウモリ集団に広まっている他のコロナウイルスの近親です。中間宿主に関わっている人へ移る可能性があります。どの動物が中間宿主となるかについての確証的情報は今のところありません。
現在のコロナウイルス流行の最新情報は、OIE ウェブサイト、またはGlobal Veterinary Community ウェブサイトをご覧ください。
最初の努力は人への感染経路を発見することに向けられますが、世界中の獣医学ラボは動物への蓄積や中間宿主、および動物間および人畜感染経路、宿主種、家畜やペットの役割の同定に尽力しています。これらの調査の情報は、ウイルスがさらに人集団へ進入するのを防ぐための鍵となるため重要です。(Zoom 会議 IE Animal and environmental investigations to identify the zoonotic source of the COVID-19(2020 年 1 月 31 日)をご覧ください。)
サーモフィッシャーサイエンティフィックはお客様の信頼できるパートナーとして、世界的な集団発生の期間にも製品品質を損なうことなく、その生産調整能力をもって製品供給を確保してまいります。当社の獣医学ラボ専用製品包括的ポートフォリオにより、動物の SARS-CoV-2 集団感染への寄与を解明するのに必要な信頼できる研究ツールを得られます。
MagMAX CORE 核酸抽出ソリューションを使用して、さまざまな動物サンプルからウイルス RNA を単離できます。
Applied Biosystems AgPath-ID One-Step RT-PCR Kit は、経済的ですぐに使用できる、RNA ターゲット増幅用の高品質マスターミックスです。このキットは、動物サンプルに一般的に存在する PCR 阻害剤の存在下でも RNA ターゲットを高感度かつ堅牢に増幅するようデザインされています。
当社の VetMAX Xeno ポジティブ内標準(IPC)製品はどのよなワーフクローにも容易に統合でき、費用のかかる偽陰性や偽陽性シグナルの可能性を排除することにより、お客様のカスタマーに提供する qPCR 試験結果が正確で使用可能であることを確保するのに役立つ検証を提供します。VetMAX Xeno IPC アッセイは、Xeno IPC を検出する非常に特異的なプライマー/プローブミックスです。
TaqMan 2019-nCoV Assay Kit は、ヒト研究サンプルの SARS-CoV-2 検出に使用できます。
獣医学および環境用途を含むラボ用途限定。
WHO および CDC は、SARS-CoV-2 および COIVD-19 の研究用に特定のラボ備品、または類似品の使用を推奨しています。CDC が引用しているプロトコルに相当するラボ必需品には以下があります。
CDC は、P2/P10、P200、および P1000 エアロゾルバリア(フィルター)チップの使用を推奨しており、サンプルのコンタミを防止するに役立つバリアチップのみをするよう明言しています。Thermo Scientific ART バリアチップは、エアロゾルと液体のコンタミから 100%の安全性を提供します。
CDC は、RT-PCR プロトコルにマルチチャンネルピペットの使用を推奨しています。Thermo Scientific Finnpipette F2 マルチチャンネルピペットは完全にオートクレーブ可能です;F2 は分解することなくオートクレーブでき、中断やダウンタイムを低減します。電子ピペットを検討する場合、Thermo Scientific E1-ClipTip 電子ピペットは人間工学に優れたオプションで、長時間のピペッティング作業の継続をサポートします。
Thermo Scientific ラボ用機器は、実績のある信頼性、卓越したコンタミ防止、コントロール、およびニーズを満たす幅広いオプションにより、サンプルの保護と調製のソリューションを提供します。当社の革新的な製品群は、リモートモニタリング、環境安定性、構成可能なデザイン、および高エネルギー効率材料により、ラボの安全と効率を維持します。
当社の OEM チームはお客様とパートナーを組み、コスト効率の高いソリューションとサービスサポートを提供し、お客様のニーズを満たします。当社は、パッケージングボトル、アッセイプレート、自動化チップ、およびトランスファーピペットに関する専門知識、高品質製品、および幅広いポートフォリオを提供し、お客様のニーズを確実に満たします。詳細は thermofisher.com/oemlpd をご確認ください。
ケーススタディ:インフルエンザウイルスの迅速検査の実現
当社の包括的製造プロセスにより、どのようにしてお客様がインフルエンザ流行時期に診断検査キットの超高需要に対応できたかをご覧ください。 当社の開発チームはお客様とパートナーを組んで Samco 抽出容量トランスファーピペットを提供し、彼らの特異的なニーズに対応しました。
生体高分子用の受動的結合表面、生体低分子用の共有結合表面、およびアフィニティ標識生体分子用の結合捕集表面に関連する情報を提供します。
当社は、ワークフローをシンプルにし発見を可能にする不可欠なプラスチック製消耗品をライフサイエンス企業に提供しています。
当社は、診断プラットフォームまたはキットに組み込むことができるプラスチック製品および機器コンポーネントを診断企業に提供しています。
PCR および qPCR アッセイ開発には、逆転写酵素、ポリメラーゼ、マスターミックス、オリゴ、および TaqMan アッセイの当社ポートフォリオからお選びください。 当社のほとんどの試薬は凍結乾燥適合フォーマットで提供されています。
以下のリストに、分子アッセイ開発に一般的に使用される当社製消耗品の例を挙げています。
Applied Biosystems リアルタイム PCR 機器でアッセイを検証すると、拡張的なグローバルインストールベースをエンドユーザーラボで活用できます。また、当社の機器設置および試薬レンタルプログラムの利点を享受でき、機器へアクセスできないお客様や、容量を増大させるためにさらに機器が必要なお客様に機器を提供できます。
当社の Applied Biosystems PCR およびリアルタイム PCR 機器でアッセイを開発できます。
詳細は thermofisher.com/mdxoem をご覧になるか、当社にお問い合わせください。
サーモフィッシャーサイエンティフィックは、世界的な集団発生の期間にわたり必要とされる製品を品質を損なうことなく開発・製造・在庫し、お客様をサポートします。生産規模を迅速に調整し、製品を世界各国の流通センターに配送する能力を活かし、現在および今後の集団発生の対処に必要な装置と消耗品をお客様に十分供給するように努めています。
当社の 2019 新型コロナウイルス(2019-nCoV)用製品やソリューションのテクニカルサポートをお探しですか?当社製品のポートフォリオにおける製品の選択、用途、またはトラブルシューティングに関するサポートを得られます。
お手持ちのスマートフォンやタブレットを使ったリアルタイムのビデオと音声によるサポートとリモートデスクトップサポートからなる高度なスマートリモートサポートを利用することで、数日かかっていた稼働停止時間を数分間というレベルに低減できるかもしれません。電話だけでは説明しづらいご質問でも、当社スタッフがよりよく理解し、対処できます。
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研究用途にのみご使用ください。診断用には対応していません。