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タンパク質のグリコシル化の分析に使用される分析ツールの中でも、高分解能精密質量(HRAM)を用いた質量分析(MS)は、さまざまなグリコフォームの測定および定量において、その重要性が高まっています。キャピラリー UHPLC と Orbitrap ベースの質量分析計を組み合わせた新しいメソッドにより、グリコフォーム分析の結果が迅速に得られ、創薬、開発、QC において各種バイオ医薬品を直接比較できます。
新しい Thermo Scientific™ Q Exactive™ Biopharma 質量分析計プラットフォームは、変性およびネイティブ 条件の インタクト質量分析およびサブユニットトップ/ミドルダウン分析からペプチドマッピングまで対応した、最も強力な卓上型の質量分析計です。High Mass Range(HMR)モードにより、スキャン範囲を最大 8,000 m/z にすることができ、変性またはネイティブ条件下でインタクトタンパク質の質量分析が可能です。このペプチドマッピングのゴールドスタンダードシステムは、インタクトタンパク質の質量分析においても卓越した性能を発揮します。
モノクローナル(mAb)、フラグメント、バリアント、抗体薬物複合体(ADC)、PEG 化タンパク質、二重特異性タンパク質の高性能逆相(RP) LC や LC-MS による特性評価には、新しい Thermo Scientific™ MAbPac™ RP カラムをご利用ください。このカラムは、優れた分解能、長いカラム寿命、低キャリーオーバーを実現します。高分解能分離を実現するため、表面修飾、粒子径、また細孔径の最適化を行いました。
BioPharma Finder ソフトウェアのインタクト糖タンパク質分析ワークフローは、インタクトタンパク質のスクリーニング、同定、および特性評価に高い生産性と信頼性をもたらします。2 種類のデコンボリューションアルゴリズムは、Thermo Scientific Orbitrap 質量分析計から得た高品質の HRAM データの利点を最大限に活用します。インタクトの特性評価に加え、アミノ酸配列の確認、既知/未知の翻訳後修飾の部位と種類の同定を可能にする一方で、ペプチドマッピングワークフローを用いて相対量の情報も提供します。また、ジスルフィド結合、配列バリアント分析、配列変更に関する機能も有しています。
新しい Thermo Scientific™ Vanquish™ Flex UHPLC は、完全にバイオコンパチブルな流路と検証済みのコンプライアンスにより、高い信頼性を提供します。バイオ医薬品用タンパク質の特性評価のために、極めて広範囲のカラムケミストリーを使用できるとともに、保持時間の安定性、感度、分離効率で卓越した性能を発揮します。業界トップクラスの質量分析、蛍光、荷電化粒子検出とシームレスに統合し、高い汎用性をもたらします。AppsLab からの無料でダウンロード可能なワンクリックのワークフローに加え、工具不要な Thermo Scientific™ Viper™ フィッティングにより、極めてシンプルな操作性を提供します。
抗体を含むバイオ医薬品は、疾病に対する有効性、選択性が高く、急速に成長を遂げている薬剤カテゴリーとなっています。これらの大きな分子の複雑な性質は、製薬研究者に新たな課題をもたらします。先進技術プラットフォームに基づいて開発した 4 つのシンプルなワークフローソリューションについてお読みください。