タンパク質合成および分解関連試薬

Click-iT® Plus OPP Alexa Fluor® タンパク質合成アッセイキットは、蛍光顕微鏡法やハイコンテントイメージングまたはフローサイトメトリーを用いて迅速かつ高感度でタンパク質合成を検出する非放射性の方法を実現します。このアッセイでは、メチオニン含有完全培地で新たに翻訳されたタンパク質にO-プロパルギル-プロマイシン（OPP）が効率的に取り込まれ、迅速かつ高特異的な穏やかなClick反応において高輝度かつ光安定性のあるAlexa Fluor®色素により蛍光標識されます。

• 完全培地で使用可能
• 蛍光タンパク質からのシグナルを保持します。
• in vivoでのラベリングに適しています。
  

Click-iT® Plus OPP Alexa Fluor® 647タンパク質合成アッセイキットを新生タンパク質合成の標識に用いました（核内に青い斑点状蛍光として認められました）。 Talin-GFP融合タンパク質は緑色、F-アクチン染色 は赤色に見えます。

疾患、薬物処理、または環境変化により新たに合成されたタンパク質またはタンパク質発現の変化を検出して特徴づけることは、細胞毒性測定において重要なパラメーターです。Click-iT® AHAテクノロジーは、蛍光顕微鏡法、フローサイトメトリー、およびハイコンテントイメージング（HCS）を用いて新生タンパク質合成を検出するための迅速かつ高感度な非毒性、非放射性の方法を実現します。Click-iT® AHAは新生タンパク質の回収に用いることができ、また 電気泳動ゲルおよびウェスタンブロットでのタンパク質分析検出キットとともにも用いることができます。

• HCS用の最適化キット
• 複数のプラットフォーム用のフレキシブルツール
• Click-iT® HPGによるマルチプレックス化

新生タンパク質をラベル化するClick-iT®ツールには、脂肪酸付加やグリコシル化などの一連の翻訳後修飾を検出するための標識が含まれます。これらのアジド含有生体分子を細胞または動物に供給し、タンパク質の中へアクティブに取り込ませます。
タンパク質およびグリカンをラベル化するためのClick-iT®ツールについてはこちらをご覧下さい。

生体分子には標準的Click 反応の触媒に用いられる銅の量に影響されるものもあるので、検出手法に選択性を提供します。特に、GFPおよびR-PEなどのタンパク質は高銅濃度環境下で蛍光の減少を示し、ファロイジンは結合が損なわれます。Click-iT® Plus検出試薬により、蛍光タンパク質のシグナルを保持するとともに、EdU反応を引き起こすために、銅の濃度を最適化することができます。
Click-iT®検出ツールについてはこちらをご覧下さい