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次世代シーケンスソリューションによる遺伝子解析プロファイリング

Ion Torrent Genexus SystemによるOncomineソリューションは、がん・腫瘍研究における次世代シーケンシング(NGS)のための最適なワークフローです。これにより、すべての研究室で検体からレポートまでが 1 日で完了し、迅速で包括的な遺伝子解析プロファイリングを行うことができます。そのため、免疫組織化学(IHC)法など、他の単一遺伝子解析法と同時にNGSの結果を提供することが可能になります。

完全に自動化された、セットアップするだけのワークフローにより、NGSの経験がない研究室でもNGSを容易に使用することができます。非常にフレキシブルなこのシステムでは、少ないサンプル数でも解析が可能であり、結果としてまとめて処理する必要がなく、効率的にシーケンスができます。

  製品カタログ

Genexus System 用 Oncomine アッセイ

A46291: Oncomine Precision Assay
A39359: Oncomine Comprehensive Assay v3
A33630-A36943 Oncomine TCR Beta-LR Assay

OncomineWorld:バーチャルNGSセミナーイベント(英語)

現在NGSを利用している方やがん研究を行っている方、よりNGSやがんについて学びたい方におすすめです。このオンデマンドの仮想イベントでは、がん研究のためのゲノムプロファイリングの最新の情報について学ぶことができます。

  • 13人のNGSをリードする研究者により、包括的なゲノムプロファイリング(CGP)、さまざまなNGSやソリューションの経験などのトピックについての学ぶことができます。
  • 7つの仮想ラボに訪問し、新しいGenexus次世代シーケンスシステムの詳細と、いくつかの腫瘍学アプリケーション向けの製品について、情報を得ることができます。
  • ポスターホールで、サーモフィッシャーサイエンティフィックによる最新の研究をご覧いただけます。
  • その他にもたくさんの情報がございます。

バーチャルイベントへ参加する

Oncomine Precision Assay

Oncomine Precision Assayは、50の厳選された遺伝子を対象としています。強化された融合遺伝子の検出手法により、高頻度で見られる一般的なアイソフォームを網羅すると同時に、新規融合遺伝子も検出します。ライセートや血漿からのDNAまたはRNAプロファイリングを行うことが可能で、さまざまな用途で使用可能です。 Genexus Systemの自動化されたワークフローにより、これらの遺伝子変異の解析を1 日で実行可能です。

詳しい遺伝子リストについてはフライヤーをダウンロードしてご確認ください ›

貴重なサンプルを未解析のままにしないでください。

他のNGSを使用している研究室の一部では、必要な核酸量が多いことで、シーケンスの条件が厳しくなり、解析が失敗率が20%にもなることをご存知ですか?この失敗率では、準備しつのたサンプルのうち、1つが核酸量の不足のためシーケンスのQCに合格せず、また多くのサンプルが核酸量の不足のために手つかずのままになっています。しかし、Oncomineソリューションなら、10 ngの核酸インプットで、95%を超えるシーケンシング成功率が得られます。つまり、貴重なサンプルを手つかずにすることなく、NGSの結果を得ることができます。

>95% sample access rate with Oncomine solutions

主要バイオマーカーの検出を最大限にする

厳選されたターゲット遺伝子

FusionSyncTM検出テクノロジー

分子タグの付加

組織および血漿サンプル

magnifying glass_DNA
  • 主要50遺伝子における変異、 CNVおよび融合バリアントタイプ
  • 腫瘍抑制因子、腫瘍ドライバーおよび耐性バリアント
fusion sync detection
  • 高感度で特異的なターゲットアイソフォームデザイン
  • 新規融合遺伝子の検出
molecular tagging
  • 低頻度の遺伝子変異を検出
  • リキッドバイオプシー解析の鍵
tissue_plasma sample
  • 1解析、 1ワークフロー、複数のサンプルタイプ
  • プロファイリング可能な腫瘍の数を最大化

30秒でわかるOncomine Precision Assayのすべて:情報をダウンロード ›


FusionSync検出テクノロジー

融合遺伝子はプレシジョンオンコロジーにおいてますます重要なターゲットとなっています。Oncomineアッセイは、融合遺伝子検出における2つの重要な要素であるシーケンシング成功率と感度の両面で優れています。サンプル中に含まれるがん組織が非常に少ないか、バリアントの存在率が大変低いレベルであっても、以下のような主要な融合遺伝子を検出できます。

  • 既知の融合遺伝子ターゲットの検出
  • 新規融合遺伝子を組み合わせて非ターゲットを検出
  • 新規融合遺伝子の検出

進化するプレシジョンオンコロジー

NGSは複数のターゲット遺伝子の遺伝子解析プロファイルに適したプラットフォームです。単一遺伝子解析をいくつも行わなければならない時代は過去のものになりつつあります。もう長時間の作業や組織量の少ないサンプルなどの問題を解決する必要はありません。NGSを使用すると、1度の解析で複数のバイオマーカーを同時に評価し、組織を保存しながら包括的な分子プロファイルを得ることができます。

NGS初心者向けの統合型NGSシステムを見る ›

参考文献:

1.Davis W, et al.Next-Generation Sequencing in 305 Consecutive Patients: Clinical Outcomes and Management Changes.J Oncol Pract.2019 Aug 2:JOP1900269.
2.Ready N, et al.First-Line Nivolumab Plus Ipilimumab in Advanced Non-Small-Cell Lung Cancer (CheckMate 568): Outcomes by Programmed Death Ligand 1 and Tumor Mutational Burden as Biomarkers.J Clin Oncol.2019 Apr 20;37(12):992-1000.
3.Zhu J, et al.Clinical utility of FoundationOne tissue molecular profiling in men with metastatic prostate cancer.Urol Oncol.2019 Jul 18. pii: S1078-1439(19)30244-3.
4.Heeke S, et al.Abstract 4889: Comparison of tumor mutational burden using the Ion Oncomine TML and FoundationOne assays with routine clinical FFPE tissue samples to predict durable clinical benefit in lung cancer and melanoma patients - a multivariate analysis integrating PD-L1 and CD8+ evaluation.Proceedings: AACR Annual Meeting 2019.DOI: 10.1158/1538-7445.AM2019-4889.  

* 検体からレポートまでのワークフローは、2020年にIon Torrent Genexus Purification Systemおよび統合されたレポート機能が追加された後に利用可能になります。

研究用途にのみご使用ください。診断目的での使用はできません。