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より迅速で自動化された完全な骨髄腫瘍ゲノムプロファイリング

骨髄性悪性腫瘍のサンプルは解析が難しい場合があります。なぜならそれらは複雑で不均一であり、さらに急速に増殖する可能性があるためです。このようなサンプルから意味のある遺伝的洞察を得るためには、すべての主要な変異を明らかにするための迅速で合理的なアプローチが必要です。

Genexusシステムを用いたOncomine Myeloid Assay GX v2は、わずか1日で包括的な骨髄腫瘍変異レポートを提供できるNGSソリューションです。

高度に自動化されたワークフローにより、サンプルから変異レポートまでを約20分のハンズオンタイムで実現します。研究室でのNGSによる骨髄腫瘍ゲノム解析を、より簡便に実施することが可能になります。

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Oncomine Myeloid Assay GX v2の特長

  • 迅速なターンアラウンドタイム—わずか1日でサンプルからレポート作成まで可能
  • 高度に自動化されたワークフロー—わずか20分のハンズオンタイム
  • 網羅的なパネル—主要な45のDNA遺伝子と30の融合ドライバー遺伝子を同時にプロファイリングし、700以上のユニークな融合遺伝子をカバー
  • 信頼性の高いパフォーマンス—FLT3-ITDやCEBPAなどのシーケンスが難しいターゲットを含む幅広いバリアントを確実に検出
  • 深い洞察が得られるレポート—関連するエビデンスへのリンクを含む注釈付きの遺伝子変異レポートを作成

骨髄腫瘍バイオマーカーの包括的なターゲット範囲

Oncomine Myeloid Assay GX v2を使用すると、45のDNAターゲット遺伝子と30のRNA融合ドライバー遺伝子を同時に調べることができます。幅広い融合遺伝子パネルにより検出できる遺伝子は700を超えます。このパネルは、AML、MDS、MPN、CML、CMML、JMMLを含むすべての主要な骨髄性疾患の研究に最適です。単一のアッセイから、FLT3-ITD、CEBPA、JAK2、CALR、TP53、NPM1、IDH1/2、PML-RARAなどの主要なターゲットを、最新のデータを使用して、多くの他の重要なバイオマーカーとともにプロファイルすることができます。

ホットスポット領域(28)

全コーディング領域(17)

融合ドライバー遺伝子(30)

発現遺伝子(5)

発現制御遺伝子(5)

ANKRD26​ ABL1
BRAF
CBL
CSF3R DDX41​ DNMT3A FLT3 (ITD + TKD) GATA2 HRAS IDH1
IDH2
JAK2
KIT
KRAS
MPL MYD88 NPM1 NRAS PPM1D PTPN11 SETBP1 SF3B1 SRSF2 U2AF1 WT1
ASXL1 BCOR CALR CEBPA ETV6 EZH2 IKZF1 NF1 PHF6PRPF8 RB1 RUNX1 SH2B3 SMC1A​SMC3 STAG2 TET2 TP53 ZRSRABL1 ALK BCL2 BRAF CCND1 CREBBP EGFR ETV6 FGFR1 FGFR2 FUSHMGA2 JAK2  KMT2A   (MLL PTD) MECOM MET MLLT10 MLLT3 MYBL1 MYH11 NTRK3NUP214 NUP98 PDGFRA PDGFRB RARA RBM15 RUNX1 TCF3 TFE3BAALC
MECOM
MYC
SMC1A
WT1
EIF2B1
FBXW2
PSMB2
PUM1
TRIM27

サンプルからレポートまでのワークフローを自動化

Ion Torrent Genexusシステムは、単一のソフトウエアで核酸の精製と定量、ライブラリ調製、シーケンス、データ解析レポートまで、ワークフロー全体を統合し、自動化しています。

ワークフローは準備が容易で、すぐに実施可能になっており、充填済みの試薬と設定されている機器プロトコルを備えています。セットアップを大幅に簡素化し、研究室での手間や作業を最小限にすることができます。

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Ion Torrent GX5チップは、サンプル量の変動に対応できるように4レーンで設計されており、1回で1~8の骨髄サンプルを解析可能です。試薬は機器内で最長2週間保存可能で、必要に応じて追加のサンプルを柔軟に解析することができます。

Genexusシステムの詳細 ›

統合されたレポート機能

統合された解析機能は、外部サーバーを必要とせずに、優れた変異解析とレポートを提供します。使い方が簡単で、トレーニングに必要な時間を最小限に抑え、人的エラーを回避するのに役立ちます。Oncomine Reporterは、公的な情報を基にし、関連するバイオマーカーについて、明確でわかりやすいレポートを提供します。レポートはカスタマイズ可能で、さまざまな方のニーズに合わせて作成することができます。Oncomine Reporterは、ラボ情報管理システム(LIMS)の促進するアプリケーションプログラミングインターフェース(API)だけでなく、研究室での効率的なワークフローの自動化も提供します。

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For Research Use Only. Not for use in diagnostic procedures.