Thermo Scientific FTIR赤外分光光度計および赤外顕微鏡に関するリソース

赤外分光法に関する様々な情報を紹介します

 

赤外分光法アカデミーでは、赤外分光法の基礎を学びながら、この分析技術が研究開発、分析、品質保証や品質管理にどのように応用できるかを詳しく紹介しています。また、当ウェブページでは、当社のFTIR分光光度計や赤外顕微鏡が特定のアプリケーションでどのように活用されるかを詳しく紹介しています。これらの高性能な装置は、材料科学、医薬品、環境分析などの様々な分野で幅広い応用が可能です。


FTIR について学べるe-learning

FTIRの基礎、実践的な異物分析、MAIRS法やマイクロプラスチック分析など、日本語版の幅広いオンデマンド・コンテンツをご用意しております。ぜひご視聴ください。


分光分析のブログ

当ブログでは、赤外分光法、ラマン分光法、近赤外分光法に関する基礎知識から、アプリケーション例、ソフトウエアの使い方、サンプリングのコツまで、分光分析に関するさまざまなトピックスをわかりやすく紹介しています。ぜひご覧ください。


分光分析のアプリショーンノート(日本語)

FTIR・ラマン・近赤外分光法に関する、さまざまな応用例やソリューションなど幅広いテーマのアプリケーションノート(日本語版)を100種以上公開しております。ぜひご参考ください。


Thermo Scientific赤外分光法アカデミー

分子分光分析法の各種技術を理解することで、日々の分析や解析技術が向上します。赤外分光法アカデミーでは、初心者から専門家まで、FTIR、ラマン分光法、近赤外、微量分析などの基礎から応用技術まで、さまざまな知識を学ぶことができます。ビデオや解説など、さまざまなコンテンツを提供していますので、ぜひご覧ください。さらに詳しい情報が必要な場合は、お気軽に当社までお問い合わせください。

Thermo Scientific赤外分光法(FTIR)関連のリソース

材料分析ソリューションカタログ(英語)

当社の材料分析装置は、新素材の開発や分析課題の解決、製品の品質保証などにおいて、お客様が求める明確な答えを迅速に導きます。高性能な分析機能と使いやすさを兼ね備えた装置により、材料の組成、構造、特性を詳細に評価できます。以下の材料分析ソリューションカタログは、さまざまなアプリケーションに適したソリューションを見つけるのに役立ちます。

Nicolet FTIRのセレクションガイド

ルーチン分析からさまざまなアプリケーションの要求にも対応する、Nicolet FTIR分光光度計、Nicolet赤外顕微鏡そして、DXR3ラマン分光装置の製品ラインアップを比較紹介します。

医薬品分析ガイド(英語)

安全かつ効率的な医薬品開発:当社の幅広い分析装置や材料評価ツールが医薬品開発でどのように活用できるかを紹介します。

ポリマー分光分析ガイド(英語)

原材料、マスターバッチ、最終製品が品質基準に適合しているかどうかを確認しましょう。当社の分光法ソリューションは、この目標の達成をサポートします。


赤外分光法(FTIR)と赤外顕微鏡の追加リソース

赤外分光法(FTIR)と赤外顕微鏡、さらにこれらの分光技術を応用した各種分析アプリケーションを紹介します。マイクロプラスチック、法科学、ガス計測、医薬品、ポリマーなどの分析に関するさまざまなアプリケーションノートや、Webセミナーをご覧いただけます。

オンデマンドWebセミナー


赤外分光法によるガス計測

オンデマンドWebセミナー

チレンオキシド(EtO)排出試験方法に準拠するための光学強化FTIRの適用

最近承認された米国環境保護庁(EPA)の規制は、エチレンオキシド(EtO)を使用する産業からの大気質と固定発生源排出に関するものです。企業は、更新されたNESHAPガイドラインに準拠するために、EtOを監視するための新しい設備と制御システムを導入する準備をする必要があります。

光学強化FTIRは、困難なサンプルマトリックスにおいても、1 ppbという低濃度のEtO排出を分析できる能力で際立っています。  このウェビナーでは、干渉やサンプルのばらつきがある中でも、光学強化FTIR技術がどのように高品質なデータを提供し、EtOを使用する施設が新しい厳格な基準に適合するのをサポートするかを詳しく説明します。

リチウムイオンバッテリー故障による排出ガスの分析

FFTIRガス分析は、機械的故障、過熱、または過電圧によるリチウムイオンバッテリー(LiB)の故障分析に役立ちます。電解液の分解生成物(例えば、HF)は、サンプルの収集や前処理をせずに、そのまま直接分析することが可能です。  Thermo Fisher Scientificのガス分析ソリューションが、煙の毒性や安全性に関する欧州の規制基準をどのように満たしているかについて紹介します。

GC-MS分析を補完する、有害性大気汚染物質(HAPs)のリアルタイム測定

環境大気中の有害大気汚染物質(HAPs)を測定するためのUS EPAのメソッドには、TO-14aとTO-15があります。従来、これらのメソッドでは、キャニスターでサンプリングされたガスをラボに運搬し、ガスクロマトグラフ質量分析装置(GC-MS)で分析します。GC-MSは、サンプルに含まれる多数のHAPs成分およびそれ以外の化合物の分離と定量をppmからppbレベルで測定できますが、多くの場合、サンプルを採取してから、結果を得るまでに時間を要します。FTIRガスアナライザーは数十から数百のガス化合物をリアルタイムに同時モニタリングできます。TO-14A/TO-15の要求と同等以上の検出限界に1分以内に達するため、有害大気汚染物質のその場リアルタイムモニタリングが可能です。このプレゼンテーションでは、FTIRによるHAPsモニタリングについて、どのようにそれを成し遂げることができたのかについて紹介します。

工業ガスのモニタリングにおけるFTIRガスアナライザーの利点(英語)

赤外分光法は、燃焼排出ガスを含む工業生産で発生するガスのモニタリングにいくつかの利点を提供します。その利点とは、複数のガスを同時に、迅速に、連続的に測定できることです。このWebセミナーでは、オンラインモニタリングにFTIRを使用する際の実用的な考慮点、および正確な結果を得るために避けなければならない一般的なエラーや落とし穴について説明します。

以下のトピックを含みます:

  • FTIRガスアナライザーの概要
  • FTIRと他の分析技術の比較
  • サンプルの取り扱いに関する考慮事項
  • 自動化された連続測定

赤外分光法を使用した迅速な燃焼ガス分析(英語)

赤外分光法は、低い検出限界と迅速なレスポンスで、排出ガス中の複数の化合物をオンラインでモニターできる確実な分析手法です。このWebセミナーでは、様々な産業分野において、ユーザーが排気ガス中の燃焼生成物を評価する際に経験する課題について解説します:

  • エンジンおよび触媒装置の設計:アンモニアまたは尿素(NH3)を使用した選択的接触還元(SCR)サイクルでNOxの排気量を削減するときに1秒あたり5サンプルを測定可能
  • 発電所およびセメント工場:厳格な規制基準を満たすために、HClおよびSO2排出量を計測する必要があります
  • 材料の火災安全試験:安全性を考慮するため、有毒な分解産物(HCl、HF、HBr、CH2Oなど)を迅速に特定する必要があります

FTIRガスアナライザーを使用した工業ガス分析の基礎(英語)

オンラインFTIRガスアナライザーは、製造施設に工業ガスや環境モニタリングを導入する際に柔軟で実用的な計測手法を提供します。連続排出ガスモニタリング(CEM)から半導体ガスで要求されるppbレベルの汚染物質モニタリングに至るまで、FTIRガスアナライザーはガスストリームにおける化学組成を迅速に計測するツールとして活躍します。このWebセミナーでは、工業用FTIRガスアナライザーの基本的な長所、短所、アプリケーションの具体例や他の計測手法との比較を紹介します。

合成燃料およびバイオガスアプリケーションにおけるFTIRガスアナライザーの活用

赤外分光法は、埋立地や農産物の嫌気性消化による発電用メタンの生成など、再生可能エネルギーの研究に有用です。FTIRは、主成分(CH4、CO、CO2)に加え、汚染成分(シロキサン、HClなどの酸)、燃焼生成物(NO、NO2、N2O)のモニタリングに使用できます。このWebセミナーでは、バイオガス分析のためのFTIRガスアナライザーについて、サンプリングや定量測定における注意事項について紹介します。

火災科学におけるFTIRガスアナライザーの利用

火災安全工学や消防工学の分野では、さまざまな条件下で物質が燃えるときに発生する燃焼ガスを分析します。フーリエ変換赤外分光法(FTIR)は、HF、HCl、HCNなどの毒性の強い酸を含む25種類ものガス種をオンラインで計測できる便利な計測ツールです。システム構成によっては、発生ガスを数ppmレベルの検出下限値で連続的にモニタリングできます。

FTIRによる発煙性試験で発生した毒性ガス測定(英語)

このWebセミナーでは、欧州の新しい鉄道/輸送規制(EN 45545-2)が安全規格とガス測定にどのような影響を与えるか、また、多成分ガス分析のための他の一般的な手法の代替としてオンラインFTIRガスアナライザーがどのように使用できるかについて説明します。


赤外分光法による医薬品分析

オンデマンドWebセミナー

開発からQCにいたる、医薬品製剤の完全性の確保

医薬品開発プロセスの機能性を維持するには、開発プロセス全体を通じて化学的および構造的な完全性を維持するために徹底した試験が必要です。化学的な完全性の変化を調べるために赤外分光法とラマン分光法が利用できます。このWebセミナーでは、最終的な品質管理(QC)試験に至る開発パイプラインに沿って、データ収集、規制コンプライアンス、装置の適格性確認、メソッドのバリデーション、データの完全性において、どのような効率化を図れるかについて説明します。監査に必要なデータの完全性を維持しつつ、多形構造の変化を迅速に特定し、APIと賦形剤の分布をモニターし、規格外(OOS)製品ロットのトラブルシューティングを行う方法を解説します。

 

主な内容:

  • 医薬品開発の過程における、赤外分光法(FTIR)、近赤外分光法(NIR)、ラマン分光法の活用法
  • 分析メソッドのバリデーション、検証、QCおよび製造への移行における効率化について
  • 幅広い医薬品サンプル測定において、データの完全性を保証するために、ハードウエアとソフトウエアに求められること


赤外分光法によるポリマー分析

オンデマンドWebセミナー

部品の摩耗を理解するための微粒子分析

可動部品は、摩耗などの物理的または化学的な分解により微粒子を生成します。これらの粒子は、一般的に20~100 μmの大きさで、シール、ローター、または熱劣化に関連する潤滑剤、燃料などの流体などの原因から発生することがあります。粒子の特性評価は、粒子発生源の特定と改善の両方において重要なステップです。このWebセミナーでは、自動車由来の粒子を迅速に同定するために、赤外顕微鏡がどのように活用できるかについて解説します。

化成品分析のWebセミナーシリーズ:ポリマーに隠れた謎を解き明かす

このWebセミナーでは、赤外分光法とラマン分光法が、研究から故障解析、品質管理における、ポリマーの謎を解き明かすのにどのように役立つかを紹介します。サンプル調査を効率化し、素早く正しい結果を得る方法を知ることができます。


赤外分光法による品質管理(QC)

オンデマンドWebセミナー

製造プロセスの信頼性が向上:QA/QCにおけるFTIR活用法

工程管理や品質保証に使用される測定データにおいて、高い信頼性を確保するためには、ユーザーの信頼に応えるべく設計されたハードウエアとソフトウエアツールが必要です。Thermo Scientific FTIR分光光度計シリーズは、ASTMへの準拠からデジタル署名まで、必要事項を包括的に提供します。このWebセミナーでは、これらのツールを利用して、どのように信頼性の高いプロセスが実現できるかについて紹介します。


赤外分光法の教育現場での活用

オンデマンドビデオ


赤外分光法による食品分析


オンデマンドWebセミナー

中赤外分析における光ファイバープローブ使用の利点(英語)
FTIR分光光度計で光ファイバープローブを効果的に使用して、中赤外領域で液体および固体を分析する方法について説明します。中赤外領域における、光ファイバープローブの機能とアプリケーション例をご紹介します。

微粒子から塗料片までを分析 - 最新の赤外顕微鏡を用いると、非常に小さなサンプルの赤外スペクトルが取得できます。(英語)

赤外顕微鏡は、粒子、繊維、インク、異物が付着した表面などの分析のために、環境、自動車、電子材料、半導体、製薬、法科学など、さまざまな業界で活用されています。

 

このWebセミナーでは、最新の赤外顕微鏡を使用して、ユーザーのスキルレベルに関係なく、迅速かつ高精度な分析結果を得るための方法をご紹介します。回折限界光学系の採用、高繊細な可視画像、強力な64 bitオペレーションソフトウエアが、サンプル準備やマイクロプラスチック測定、繊維やコーティングの分析、マッピング測定や、ATR分析においてどのようなソリューションを提供するかについて解説します。