神経生物学関連抗体

当社では、高度に特異的な神経科学研究用抗体の幅広いセレクションを提供しています。これらの抗体は、グリア細胞、タンパク質輸送、ニューロンの新生、軸索ガイダンス、樹状突起の形成、ニューロンの移動、成長因子、神経筋接合部、ニューロトロフィン、アポトーシス、およびシナプス形成の研究に重要なタンパク質ターゲットなどの複数のアプリケーションでの使用について検証済み*です。

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目的の神経生物学研究用抗体を探してみましょう!

ページ上部にある検索ツールを使用して目的の抗体をお探しください。このツールでは、標的または宿主種、モノクローナルまたはポリクローナルの抗体タイプ、およびその他の基準で検索結果をフィルターできます。


Tau antibody immunohistochemistry image

神経変性疾患研究ターゲット

神経変性疾患研究ターゲットには、β-アミロイドに対する開裂特異的抗体、リン酸特異的抗体、タウ、パーキン、LRRK2、ハンチンチン(HTT)の核凝集および MBP に対するパン抗体が含まれます。ターゲットとなる神経変性疾患にはアルツハイマー病、筋萎縮性側索硬化症、ハンチントン病、多発性硬化症、パーキンソン病があります。

対象マーカー: β-アミロイドC9orf72HTTIL-17Aα シヌクレイン

Synaptophysin antibody immunofluorescence image

ニューロンマーカー

ニューロンマーカーは、サンプル内の異なるニューロン細胞の特異的同定を可能にします。ドーパミン作動性ニューロン、グルタミン酸作動性ニューロン、運動ニューロンなどの特異的な神経細胞サブタイプは特異的タンパク質を発現しており、イメージングやフローサイトメトリー実験で特異的に検出できます。

対象マーカー:ChATOTX2GAD65NMDAR2BISL2カルレチニン

A2B5 antibody immunofluorescence image

グリア前駆細胞マーカー

グリア前駆細胞は神経幹細胞から分化され、さらに星状細胞とオリゴデンドロサイトに分化します。これらの前駆細胞は CD44 および A2B5 の発現により特徴付けられます。

対象マーカー:A2B5CD44

MAP2 antibody immunofluorescence image

シナプス前およびシナプス後マーカー

ニューロン伝達には、シナプス前細胞からシナプス後細胞への神経伝達物質の放出が関与します。これらの細胞は、細胞タイプの区別を可能にするシナプトフィジン(シナプス前)や PSD95(シナプス後)などの特異的マーカーを発現します。

対象マーカー:HOMER1PSD95シナプトフィジンシナプトタグミンVGLUT1

GalC antibody immunofluorescence image

オリゴデンドロサイト前駆細胞およびオリゴデンドロサイトマーカー

オリゴデンドロサイト細胞は、ニューロンをサポートして覆い、髄鞘を作ります。これらはグリア前駆細胞から分化されます。GalC のような重要なマーカーは、さまざまなアプリケーションやサンプルタイプでオリゴデンドロサイトの特定に使用できます。

対象マーカー:NG2OLIG1OLIG2PDGFRAMBP

Germlayer staining image

神経外肺葉マーカー

哺乳類の神経発生は、神経プレートを形成し、折り重なって神経管を生じる神経外肺葉の誘導で始まります。このような構造は神経上皮前駆細胞(NEP)層で構成されています。NEP はすぐに原始神経幹細胞(NSC)に変化します。

対象マーカー:NCAMSOX2OTX2PAX3PAX6

Germlayer staining image

神経幹細胞マーカー

神経幹細胞は、胚幹細胞または人口多能性幹細胞からの神経発達における最初のステップです。これらはネスチンや SOX1 などの重要なマーカーを発現します。神経幹細胞は、さらにグリア前駆細胞および神経前駆細胞に分化されます。

対象マーカー:SOX1SOX2PAX3PAX6FOXG1

Astrocytes stained cell image

星状細胞マーカー

星状細胞は神経ネットワークをサポートします。これらの細胞は神経伝達物質受容体を発現し、ニューロン伝達においても役割を果たしている可能性があります。重要なマーカーである GFAP を発現し、グリア前駆細胞から分化されます。

対象マーカー:ALDH1L1EAAT2GFAPグルタミン合成酵素S100beta

IBA1 antibody immunohistochemistry image

ミクログリアマーカー

ミクログリアは中枢神経系の免疫系で重要な役割を果たし、異物や細胞残屑を貪食します。ミクログリアは IFN-γ、IL1-α、TNF-α などの炎症性サイトカインを活性化します。またミクログリアは、損傷に応答してアミロイド前駆体タンパク質(APP)を合成します。

対象マーカー:CD11bCD68CX3CR1HLA-DRIBA1

*「検証」という用語の使用またはあらゆる変化形は、抗体が指定された研究技術に使用可能であることを確認するための機能試験の対象となった研究用抗体のみに適用されます。その製品が臨床用または診断用として検証されたことを保証するものではありません。

当社は、神経ネットワークとその機能を精査するための、ニューロントレーサーや神経解剖および機能プローブなどの多種多様なイメージング用 Invitrogen 製品を提供しています。これらの色素および染色には、多様な色調の蛍光カラ―が用意されており、蛍光イメージング実験のデザインに柔軟性を与えます。

Invitrogen 製品は、基礎研究を増強し、治療法の発見を導くことを支援する革新的ソリューションを展開する、神経幹細胞(NSC)研究用の幅広い技術プラットフォームを提供します。これらには、神経幹細胞抗体、細胞株、培地および試薬ならびに神経幹細胞成長因子およびサイトカインが含まれます。


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