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感染性疾患は、細菌、ウイルス、真菌、あるいは他の寄生虫などの病原体が体内に侵入することで生じる疾患です。一連の免疫反応を介して、免疫系は多量の抗体を産生して、侵入物を攻撃し、体内から異物を排除することで、人々を感染から保護します。免疫が損なわれると、感染の制御が不能となり、疾患に至ります。感染性疾患は、歴史を通して人間集団に発生してきており、毎年数百万人の命が失われ続けています。サーモフィッシャーサイエンティフィックは、感染症の重要なターゲットを確実に検出するように設計された幅広い Invitrogen 抗体を提供します。それぞれの抗体は、さまざまなアプリケーションで検証されています。
SARS-CoV-2 として知られる新しいコロナウイルスがどのようにしてヒト細胞に感染するか、COVID-19 を引き起こすウイルスの検出と研究に使用するもっとも一般的な抗体ターゲットについて学びます。
Invitrogen 抗体は、感染症の重要なターゲットを確実に検出するように設計されています。.
水痘帯状疱疹ウイルスモノクローナル抗体(製品番号 Ma-1-90605)を用いて、希釈率 1:20 で水痘帯状疱疹ウイルスに感染したヒト肺線維芽細胞を免疫蛍光分析。
ヘリコバクターピロリの IHC 分析、ホルマリン固定パラフィン包埋したヒト胃を AEC 色素原を使用して抗ヘリコバクターピロリで染色(製品番号PA5-16813)。胃陰窩表面のヘリコバクターピロリの染色に注目してください。
全てのウイルスは、カプセルの中心に遺伝物質(RNA または DNA)を格納した構造体です。ウイルスは、生きている宿主(動物、植物、細菌など)なしで生存することはできません。ウイルスは宿主に感染する際、宿主細胞に侵入し利用して、新しいウイルスを産生します。大部分のウイルスは、感染性疾患の要因となり、細胞、組織、または器官に特異的なウイルス感染を引き起こします。例えば、肝炎ウイルスは肝細胞を特異的に攻撃します。ウイルス感染性疾患は、普通感冒、インフルエンザや疣贅(いぼ)から、HIV/AIDS、黄熱、出血熱、ジカ熱などの重篤な疾病まで多岐にわたります。
ウイルス名(感染/疾患) | 抗体 | ターゲット別名 |
---|---|---|
アデノウイルス(アデノウイルス感染症) | アデノウイルス | アデノウイルス;アデノウイルス 2;アデノウイルス 5;AdV;AdV-2;AdV-5;HADV;HADV-2;HADV-5 |
アデノウイルスヘキソン | アデノウイルス;AdV;HADV;HAdVC_gp08 | |
アデノウイルス 1 型 | アデノウイルス;アデノウイルス 1;AdV;AdV-1;HADV;HADV-1 | |
アデノウイルス 2 型 | アデノウイルス;アデノウイルス 2;AdV;AdV-2;HADV;HADV-2 | |
アデノウイルス 2 型 E1A | アデノウイルス;アデノウイルス 2;AdV;AdV-2;HADV;HADV-2 | |
アデノウイルス 2 型 Fiber | アデノウイルス;アデノウイルス 2;AdV;AdV-2;HADV;HADV-2 | |
アデノウイルス 2 型 Hexon | アデノウイルス;アデノウイルス 2;AdV;AdV-2;HADV;HADV-2 | |
アデノウイルス 2/5 型 | アデノウイルス;アデノウイルス 2;アデノウイルス 5;AdV;AdV-2;AdV-5;HADV;HADV-2;HADV-5 | |
アデノウイルス 3 型 | アデノウイルス;アデノウイルス 3;AdV;AdV-3;HADV;HADV-3 | |
アデノウイルス 5 型 | アデノウイルス;アデノウイルス 5;AdV;AdV-5;HADV;HADV-5 | |
アデノウイルス 5 型 Hexon | アデノウイルス;アデノウイルス 5;AdV;AdV-5;HADV;HADV-5 | |
アデノウイルス 7 型 | アデノウイルス;アデノウイルス 7;AdV;AdV-7;HADV;HADV-7 | |
ウシパピローマウイルス(通常、ウシに感染) | ウシパピローマウイルス | BPV |
ウシパピローマウイルス 1 型 E2 | BPV;BPV タンパク質 E2;BPV-1;BPV1-E2 | |
イヌパルボウイルス(主にイヌに感染) | イヌパルボウイルス | CPV |
サイトメガロウイルス(CMV 感染) | サイトメガロウイルス 65 kda 後期抗原 | CMV;HHV5gp078 |
サイトメガロウイルス 45 kda 後期抗原 | CMV | |
サイトメガロウイルス gB 後期抗原 | CMV | |
サイトメガロウイルス gH 後期抗原 | CMV;HHV5gp070 | |
サイトメガロウイルス IE 70 kDa 抗原 | CMV | |
サイトメガロウイルス IE 72 kDa 抗原 | CMV | |
サイトメガロウイルス IE 早期抗原 | CMV | |
サイトメガロウイルス pp65 | CMV;HHV5gp078 | |
サイトメガロウイルス UL97 | CMV | |
デングウイルス(デング熱) | デングウイルス 1 ~ 4 型 | デング pan |
デングウイルス 1 ~ 4 型 エンベロープ | デング 2 エンベロープ;デング エンベロープ;デング pan;デングウイルス 2 エンベロープ | |
デングウイルス 2 型 | デングウイルス 2 型 | |
デングウイルス 2 型 カプシド | カプシドタンパク質;デングカプシド | |
デングウイルス 2 型 エンベロープ | デングウイルス 2 型 エンベロープ | |
デングウイルス 2 型 NS1 | デング NS1;NS1;NS1 タンパク質 | |
デングウイルス 2 型 NS2B | デング NS2;NS2;NS2 タンパク質 | |
デングウイルス 2 型 NS3 | デング NS3;NS3;NS3 タンパク質 | |
デングウイルス 2 型 NS4A | デング NS4;NS4;NS4 タンパク質 | |
デングウイルス 2 型 NS4B | デング NS4;NS4;NS4 タンパク質 | |
デングウイルス 2 型 NS5 | デング NS5;NS5;NS5 タンパク質 | |
デングウイルス 2 型 PrM | デング 2 prm;デング prm;デングウイルス 2 Prm;PrM タンパク質 | |
エボラウイルス(エボラ出血熱) | エボラウイルス | デングウイルス 2 型 PrM |
エプスタイン・バーウイルス(伝染性単核球症) | エプスタイン・バーウイルス | EBV |
エプスタイン・バーウイルス Bam H1 Z 早期抗原 | EBV;EBV EA;EBV early | |
エプスタイン・バーウイルス Bcl-2 | EBV | |
エプスタイン・バーウイルス Ea-D | EBV;EBV EA;EBV EAD;EBV early | |
エプスタイン・バーウイルス 早期抗原 | EBV;EBV EA;EBV early | |
エプスタイン・バーウイルス 早期抗原 p55.50 | EBV;EBV EA;EBV early | |
エプスタイン・バーウイルス gp250/350 | EBV gp250;EBV gp350 | |
エプスタイン・バーウイルス LMP | EBV;EBV 潜伏感染膜タンパク質 | |
エプスタイン・バーウイルス LMP2A | EBV;EBV 潜伏感染膜タンパク質 | |
エプスタイン・バーウイルス 核抗原 1 | EBNA-1;EBV 核抗原 1 | |
エプスタイン・バーウイルス 核抗原 3C | EBNA-3C;EBV 核抗原 1 | |
エプスタイン・バーウイルス p18 | EBV p18 | |
エプスタイン・バーウイルス VCA | EBV;EBV VCA | |
ネコ白血病ウイルス(ネコに感染) | ネコ白血病ウイルス | FLV |
ネコ白血病ウイルス gp70 | FLV | |
ネコ白血病ウイルス P15E | FLV | |
ネコ白血病ウイルス p27 | FLV | |
A 型肝炎ウイルス(A型肝炎) | A 型肝炎ウイルス ビリオン(ウイルス粒子) | HAVgp1;HepA |
A 型肝炎ウイルス Vp3 | HAVgp1;HepA | |
B 型肝炎ウイルス(B型肝炎) | B 型肝炎 Small S タンパク質 | B 型肝炎 Small S タンパク質 |
B 型肝炎ウイルス コア抗原 | B 型肝炎ウイルス ヌクレオカプシド粒子;HepB | |
B 型肝炎ウイルス E | HBVgp4;HepB | |
B 型肝炎ウイルス preS2 | HBVgp4;HepB | |
B 型肝炎ウイルス 表面 | HBsAg;B 型肝炎ウイルス 表面抗;HepB;HepB 表面抗原 | |
B 型肝炎ウイルス 表面 Ad/Ay | HBsAg;HBVgp2;B 型肝炎表面抗原;HepB;HepB ad;HepB ay;HepB 表面抗原 | |
B 型肝炎ウイルス表面 Ayw | HBsAg;HBVgp2;B 型肝炎表面抗原;HepB;HepB ayw;HepB 表面抗原 | |
B 型肝炎ウイルス X | HBV x コアタンパク質;HBVgp3;HepB X | |
C 型肝炎ウイルス(C型肝炎) | C 型肝炎ウイルス コア抗原 | HCV コア;HepC;HepC コア |
C 型肝炎ウイルス コア抗原エンベロープ | HCV コア;HCV エンベロープ;HepC;HepC コア;HepC エンベロープ | |
C 型肝炎ウイルスコア抗原 NS3/NS4 | HCV コア;HepC;HepC コア | |
C 型肝炎ウイルス E1 | HCV E1;HCV 遺伝子型 2A;HCV2a エンベロープ糖タンパク質 E1;HepC | |
C 型肝炎ウイルス NS3 | HCV;HCV NS3;HepC;HepC NS3 | |
C 型肝炎ウイルス NS4、NS4a、NS4b | HCV;HCV NS4;HepC;HepC NS4 | |
C 型肝炎ウイルス NS5、NS5a、NS5b | HCV;HCV NS5;HepC;HepC NS5;NICE-3 | |
E 型肝炎ウイルス(E型肝炎) | E 型肝炎ウイルス | HepE |
G 型肝炎ウイルス(G型肝炎) | G 型肝炎ウイルス | GB ウイルス C 型;GB ウイルス C 型 E2;GBC 糖タンパク質 E2;GBV-C エンベロープ糖タンパク質 E2;HepG |
G 型肝炎ウイルス E2 | GB ウイルス C 型;GB ウイルス C 型 E2;GBC 糖タンパク質 E2;GBV-C エンベロープ糖タンパク質 E2;HepG | |
単純ヘルペスウイルス(単純ヘルペス) | 単純ヘルペスウイルス 1/2 型 | 単純ヘルペス 1;単純ヘルペス 2;単純ヘルペス I;単純ヘルペス II;単純ヘルペス 1 型;HHV;HHV-2;HSV;HSV 1/2;HSV I/II;HSV 1 型;HSV Type 2;HSV II 型;HSV-2;HSV1;HSV2;ヒトヘルペスウイルス 2 |
単純ヘルペスウイルス 1/2 型 gB | 糖タンパク質 B;単純ヘルペス 1;単純ヘルペス 2;単純ヘルペス I;単純ヘルペス II;単純ヘルペス 1 型;HHV;HHV-2;HSV;HSV 1/2;HSV I/II;HSV 1 型;HSV Type 2;HSV II 型;HSV-2;HSV1;HSV2;ヒトヘルペスウイルス 2 | |
単純ヘルペスウイルス 1/2 型 gD | 単純ヘルペス 1;単純ヘルペス 2;単純ヘルペス I;単純ヘルペス II;単純ヘルペス 1 型;HHV;HHV-2;HSV;HSV 1/2;HSV I/II;HSV 1 型;HSV Type 2;HSV II 型;HSV-2;HSV1;HSV2;ヒトヘルペスウイルス 2 | |
単純ヘルペスウイルス 1/2 型 核抗原 | 単純ヘルペス 1;単純ヘルペス 2;単純ヘルペス I;単純ヘルペス II;単純ヘルペス 1 型;HHV;HHV-2;HSV;HSV 1/2;HSV | |
HSV 1 型 | 単純ヘルペス1;単純ヘルペス I;単純ヘルペス 1 型;HHV;HSV;HSV 1 型;HSV1 | |
HSV 1 型 gC | 単純ヘルペス1;単純ヘルペス I;単純ヘルペス 1 型;HHV;HSV;HSV 1 型;HSV1 | |
HSV 1 型 gD | 単純ヘルペス1;単純ヘルペス I;単純ヘルペス 1 型;HHV;HSV;HSV 1 型;HSV1 | |
HSV 1 型 ICP8 | 単純ヘルペス1;単純ヘルペス I;単純ヘルペス 1 型;HHV;HSV;HSV 1 型;HSV1 | |
HSV 2 型 | 単純ヘルペス 2;単純ヘルペス II;HHV-2;HSV 2 型;HSV II 型;HSV-2;HSV2;ヒトヘルペスウイルス 2 | |
HSV 2 型 gB | 糖タンパク質 B;単純ヘルペス 2;単純ヘルペス II;HHV-2;HSV 2 型;HSV II 型;HSV-2;HSV2;ヒトヘルペスウイルス 2 | |
HSV 2 型 gD | 単純ヘルペス 2;単純ヘルペス II;HHV-2;HSV 2 型;HSV II 型;HSV-2;HSV2;ヒトヘルペスウイルス 2 | |
HSV 2 型 gE | 糖タンパク質 E;単純ヘルペス 2;単純ヘルペス II;HHV-2;HSV 2 型;HSV II 型;HSV-2;HSV2;ヒトヘルペスウイルス 2 | |
HSV 2 型 gG | 糖タンパク質 G;単純ヘルペス 2;単純ヘルペス II;HHV-2;HSV 2 型;HSV II 型;HSV-2;HSV2;ヒトヘルペスウイルス 2 | |
HSV 2 型 NP | 単純ヘルペス 2;単純ヘルペス II;HHV-2;HSV 2 型;HSV II 型;HSV-2;HSV2;ヒトヘルペスウイルス 2 | |
HSV 6 型 90 kDa 糖タンパク質 | HHV-6;HHV-6 gp | |
HSV 6 型 カプシド | HHV-6 | |
HSV 6 型早期抗原 | HHV-6;HHV-6 EA | |
HSV 6 型 エンベロープ | HHV-6;HHV-6 エンベロープ | |
HSV 6 型 U69 | GCVK;HHV6Z;ヒトヘルペスウイルス 6B U69 | |
HSV 7 型 U12 | HHV-7;ヒトヘルペスウイルス 7;U12 | |
HSV 8 型 | HHV-8 | |
HIV(AIDS) | HIV1 gp120 | HIV 糖タンパク質 120;HIV-1 糖タンパク質 120;ヒト免疫不全ウイルス |
HIV1 gp41 | HIV 糖タンパク質 41;HIV-1 糖タンパク質 41;ヒト免疫不全ウイルス | |
HIV1 HTLV-3 | ヒト免疫不全ウイルス | |
HIV1 インテグラーゼ | ヒト免疫不全ウイルス | |
HIV1 nef | ヒト免疫不全ウイルス | |
HIV1 p17 | ヒト免疫不全ウイルス | |
HIV1 p24 | HIV p24;HIV1gp1;ヒト免疫不全ウイルス | |
HIV1 p55 | HIV p55;ヒト免疫不全ウイルス | |
HIV1 プロテアーゼ | HIV プロテアーゼ;HIV1gp1;ヒト免疫不全ウイルス | |
HIV1 Rev グループ M | HIV グループ M;HIV-1 Rev 領域 33 ~ 48; ヒト免疫不全ウイルス;ビリオン制御因子 | |
HIV1 逆転写酵素 | HIV RT;ヒト免疫不全ウイルス | |
HIV1 Tat | BH10;HIV-1 Tat 領域 6 ~ 12;ヒト免疫不全ウイルス | |
HIV1 Vif | ヒト免疫不全ウイルス;ウイルス感染因子;ビリオン感染性因子 | |
HIV1 ビリオン | ヒト免疫不全ウイルス | |
HIV2 gp36 | ヒト免疫不全ウイルス | |
HIV2 Nef | F-タンパク質;HIV2 nef タンパク質;ヒト免疫不全ウイルス 2 nef;Nef タンパク質;ネガティブ因子 | |
インフルエンザ A(鳥インフルエンザ) | 鳥インフルエンザ H5N1 ノイラミニダーゼ | 鳥 H5N1;H5N1;インフルエンザ A ノイラミニダーゼ |
鳥インフルエンザ H5N3 HA | 鳥 H5N3;H5N3;インフルエンザ A 赤血球凝集素 | |
鳥インフルエンザ HA | Avian Hemagglutinin(鳥インフルエンザウイルス由来赤血球凝集素);インフルエンザ A 赤血球凝集素 | |
鳥インフルエンザ HA 2 型 | Avian Hemagglutinin(鳥インフルエンザウイルス由来赤血球凝集素)2;インフルエンザ A 赤血球凝集素 | |
鳥インフルエンザ HA 3 型 | Avian Hemagglutinin(鳥インフルエンザウイルス由来赤血球凝集素)3;インフルエンザ A 赤血球凝集素 | |
インフルエンザ A(インフルエンザ A) | インフルエンザ A H1N1 | H1N1;インフルエンザ H1N1 |
インフルエンザ A H1N1 HA | H1N1 HA;H1N1 赤血球凝集素;インフルエンザ H1N1 | |
インフルエンザ A H1N1 NA | H1N1 NA;H1N1 核抗原;インフルエンザ H1N1;インフルエンザ核抗原 | |
インフルエンザ A H1N1 NS | H1N1;H1N1 NS;インフルエンザ H1N1 | |
Influenza A H1N1 ビリオン | H1N1;H1N1 ビリオン;インフルエンザ H1N1 | |
インフルエンザ A H3N2 | H3N2;インフルエンザ H3N2 | |
インフルエンザ A H3N2 HA | H3N2 HA;H3N2 赤血球凝集素;インフルエンザ H3N2 | |
インフルエンザ A H3N2 M1 | H3N2;H3N2 M1;H3N2 マトリックスタンパク質;インフルエンザ H3N2 | |
Influenza A H3N2 ビリオン | H3N2;H3N2 ビリオン;インフルエンザ H3N2 | |
インフルエンザ A H5 | インフルエンザ H5;インフルエンザ NP-A | |
インフルエンザ A H6N1 HA | H6N1 HA;H6N1 赤血球凝集素;インフルエンザ H6N1 | |
インフルエンザ A H6N1 MP1 | H6N1 基質タンパク質 1;H6N1 MP1;インフルエンザ H6N1 | |
インフルエンザ A H6N1 NP | H6N1 NP;H6N1 核タンパク質;インフルエンザ H6N1 | |
インフルエンザ A H7N7 HA | H7N7 HA;H7N7 赤血球凝集素;インフルエンザ H7N7 | |
インフルエンザ A H9N2 HA | H9N2 HA;H9N2 赤血球凝集素;インフルエンザ H9N2 | |
インフルエンザ A HA | H1N1 HA;H1N1 赤血球凝集素;インフルエンザ H1N1 | |
インフルエンザ A M1 | インフルエンザ A M1 | |
インフルエンザ A M2 | インフルエンザ M2;インフルエンザ基質タンパク質 M2 | |
インフルエンザ A NP | インフルエンザ ヌクレオプロテイン | |
インフルエンザ A NS1 | インフルエンザ NS1 | |
インフルエンザ A NS2 | インフルエンザ NS2 | |
インフルエンザ A PA | インフルエンザ A 感染防御抗原;インフルエンザ PA;インフルエンザ 感染防御抗原 | |
インフルエンザ A PB1 | インフルエンザ PB1 | |
インフルエンザ A PB2 | インフルエンザ PB2 | |
インフルエンザ B(ヒトインフルエンザ) | インフルエンザ B HA | インフルエンザ B 赤血球凝集素;インフルエンザ HA;インフルエンザ赤血球凝集素 |
インフルエンザ B NA | インフルエンザ B NA | |
インフルエンザ B NP | インフルエンザ B 核タンパク質;インフルエンザ NP;インフルエンザ核タンパク質 | |
インフルエンザ B ビリオン(ウイルス粒子) | インフルエンザ ビリオン | |
マールブルグウイルス(マールブルグウイルス病) | マールブルグウイルス | マールブルグウイルス |
パラインフルエンザウイルス(パラインフルエンザ) | パラインフルエンザウイルス 1 型 | hPIV-1;パラインフルエンザウイルス 1 型;PIV-1 |
パラインフルエンザウイルス 1 型 融合タンパク質 | hPIV-1;hPIV-1 融合タンパク質;パラインフルエンザウイルス 1 型;PIV-1;PIV-1 融合タンパク質 | |
パラインフルエンザウイルス 2 型 | hPIV-2;パラインフルエンザウイルス 2 型;PIV-2 | |
パラインフルエンザウイルス 2 型 HA | 赤血球凝集素-ノイラミニダーゼ;hPIV-2;HPIV2gp7;ヒトパラインフルエンザウイルス 2 型;PIV-2 赤血球凝集素-PIV2 HA | |
パラインフルエンザウイルス 2/3 型 | hPIV-2;パラインフルエンザウイルス 2 型;パラインフルエンザウイルス 3 型;PIV-2;PIV-3 | |
パラインフルエンザウイルス 3 型 | hPIV-3;パラインフルエンザウイルス 3 型;PIV-3 | |
パラインフルエンザウイルス 3 型 HA | hPIV-3;HPIV3gp7;パラインフルエンザウイルス 3 型;PIV-3;PIV-3 赤血球凝集素;PIV-3 赤血球凝集素-ノイラミニダーゼ | |
ポリオウイルス(灰白髄炎) | ポリオウイルス 1 型 | ポリオウイルス 1 型 |
ポリオウイルス 1 ~ 3 型 | PV-2;PV-3 | |
ポリオウイルス 2 型 | PV-2 | |
狂犬病ウイルス(狂犬病) | 狂犬病ウイルス | 狂犬病ウイルス |
ロタウイルス (ロタウイルス病) | ロタウイルス | レオウイルス科;ロタウイルス胃腸炎 |
ロタウイルス A VP6 | レオウイルス科;ロタウイルス胃腸炎 | |
ロタウイルス カプシド | レオウイルス科;ロタウイルス胃腸炎 | |
ロタウイルス NCDV | ネブラスカ子ウシ下痢ウイルス;レオウイルス科;ロタウイルス胃腸炎 | |
RS ウイルス(呼吸器合胞体ウイルス)(肺および気道感染症) | RSV | ヒト RS ウイルス;RSV |
RSV 融合タンパク質 | ヒト RS ウイルス;RSV;RSV 融合タンパク質;Rsvgp08 | |
RSV 糖タンパク質 G | ヒト RS ウイルス;RSV;RSV 糖タンパク質 G | |
RSV M2 | ヒト RS ウイルス;RSV;RSV M2;RSV 基質タンパク質 2 | |
RSV NP | ヒト RS ウイルス;RSV;RSV NP;RSV 核タンパク質 | |
RSV 株 A2 | ヒト RS ウイルス;RSV;RSV A2 | |
RSV 株 B1 | ヒト RS ウイルス;RSV;RSV B1 | |
RSV 株 RSS-2 | ヒト RS ウイルス;RSV;RSV RSS-2 | |
SARS コロナウイルス(SARS) | SARS コロナウイルス 3b | SARS 3b |
SARS コロナウイルス E2 | SARS E2 | |
SARS コロナウイルス 基質 | SARS 基質タンパク質 | |
SARS コロナウイルス NP | SARS NP;SARS 核タンパク質 | |
SARS コロナウイルス ヌクレオカプシド | SARS ヌクレオカプシド | |
SARS コロナウイルス スパイクタンパク質 | SARS スパイクタンパク質 | |
SARS エンベロープタンパク質 | EC 6.1.1.11;SARS;セリン--tRNA リガーゼ;SERS;Seryl-tRNA synthetase, cytoplasmic(セリル-tRNA シンターゼ(細胞質)) | |
SV40 | SV40 ウイルス ラージ T 抗原 | サル空胞ウイルス 40;サルウイルス 40 |
ワクシニアウイルス(ワクシニア) | ワクシニアウイルス | ワクシニアウイルス |
ワクシニアウイルス A27L | ワクシニアウイルス A27L | |
ワクシニアウイルス Free form | ワクシニアウイルス Free form | |
ワクシニアウイルス H1L | ワクシニアウイルス H1L | |
水痘帯状疱疹ウイルス(水痘) | 水痘帯状疱疹ウイルス | 水痘ウイルス;VZV |
ウエストナイルウイルス(ウエストナイル熱) | ウエストナイルウイルス コア抗原 | ウエストナイルコア;WNV コア |
ウエストナイルウイルス エンベロープ | ウエストナイル エンベロープ;WNV エンベロープ | |
ウエストナイルウイルス 糖タンパク質 M | ウエストナイル エンベロープ;WNV エンベロープ;WNV 糖タンパク質 M | |
ウエストナイルウイルス NS3 プロテアーゼ | ウエストナイルウイルス NS3 プロテアーゼ | |
黄熱病ウイルス(黄熱) | 黄熱 | 黄熱 |
ジカウイルス(ジカウイルス病) | ジカウイルス NS1 | 非構造タンパク質 1;NS1;ZIKV NS1;ZIKV-NS1 |
細菌は、極度に高温や低温の条件下など、さまざまな環境で生存することができます。大部分の細菌は無害で、実際にその一部は腸にコロニーを形成し、食物の消化を助けています。ヒトに疾患を引き起こす細菌はわずか約 1%です。例としては、ヒト型結核菌および連鎖球菌、赤痢菌およびサルモネラ菌種があります。
細菌名(感染/疾患) | 抗体 | ターゲット別名 |
---|---|---|
バチルス属菌(炭疽病) | 炭疽菌致死因子 | 炭疽菌致死因子;炭疽 LF;B. anthracis Lethal Factor(炭疽菌致死因子);B. anthracis LF;Bacillus anthracis LF(炭疽菌 LF) |
炭疽菌感染防御抗原 | 炭疽 PA;炭疽防御抗原;B. anthracis PA;B. anthracis Protective Antigen;Bacillus anthracis PA(炭疽菌 PA) | |
炭疽菌胞子抗原 | 炭疽胞子;B. anthracis 胞子;炭疽菌胞子 | |
バチルス胞子抗原 | 炭疽胞子;バチルス胞子 | |
ボレリア・ブルグドルフェリ(ライム病) | ボレリア・ブルグドルフェリ(Borrelia burgdorferi) | B. burgdorferi;Borrelia(ボレリア属);ライム病 |
クラミジア・トラコマチス (クラミジア感染症) | クラミジア・トラコマチス EBs | C. trachomatis |
クラミジア・トラコマチス LPS | C. trachomatis リポ多糖;クラミジア・トラコマチス リポ多糖 | |
クラミジア・トラコマチス MOMP | C. trachomatis 主要外膜タンパク質;C. trachomatis MOMP(クラミジア・トラコマチス MOMP) | |
クロストリジウム属菌(クロストリジウム感染症) | Clostridia(クロストリジウム属菌) | Clostridium(クロストリジウム属菌) |
ボツリヌス菌 毒素 A | ボツリヌス;ボツリヌス毒素;C. botulinum | |
ボツリヌス菌 毒素 D | C. botulinum 毒素 D;C. botulinum トキソイド D | |
ボツリヌス菌 毒素 E | BoNT/E;Bontoxilysin E;C. ボツリヌス毒素 E;C. ボツリヌス トキソイド E | |
クロストリジウム・ディフィシル 毒素 A | C. difficile 毒素 A;C. difficile トキソイド A;TcdA | |
クロストリジウム・ディフィシル 毒素 B | C. difficile 毒素 B;C. difficile トキソイド B;TcdB | |
ウェルシュ菌(Clostridium perfringens) | C. perfringens | |
ウェルシュ菌 毒素 B/C | C. perfringens;C. perfringens 毒素 B;C. perfringens トキソイド B;pCPF5603 _ 62 | |
破傷風菌(Clostridium tetani)破傷風毒素 | C. tetani | |
E. coli (E. Coli 感染) | E. coli J5 LPS | 大腸菌 |
E. coli 血清型 987P Pili | 大腸菌 | |
E. coli 血清型 K88Ab Pili | 大腸菌 | |
E. coli 血清型 K99 Pili | 大腸菌 | |
E. coli 血清型 O | 大腸菌 | |
E. coli 血清型 O/K | 大腸菌 | |
E. coli 血清型 O157 | 大腸菌 | |
腸球菌(腸球菌感染症) | 腸球菌 | 腸球菌 |
インフルエンザ菌(インフルエンザ菌感染症) | インフルエンザ菌 B型 | ヘモフィルス b;Hib |
ヘリコバクター・ピロリ(ヘリコバクター・ピロリ感染症) | ヘリコバクター・ピロリ(Helicobacter pylori) | Campylobacter pyloridis;H. pylori |
ヘリコバクター・ピロリ 19 kDa | Campylobacter pyloridis;H. pylori | |
ヘリコバクター・ピロリ 54 kDa | Campylobacter pyloridis;H. pylori | |
ヘリコバクター・ピロリ 58 kDa | Campylobacter pyloridis;H. pylori | |
ヘリコバクター・ピロリ ウレアーゼ B | Campylobacter pyloridis;H. pylori | |
リステリア属菌(リステリア感染症) | リステリア菌 | L. monocytogenes |
リステリア・モノサイトゲネス(Listeria monocytogenes) | L. monocytogenes | |
結核菌(結核) | 結核菌(Mycobacterium tuberculosis) | M. tuberculosis;myobacter |
結核菌 16 kDa | M. tuberculosis;myobacter | |
結核菌 38 kDa | M. tuberculosis;myobacter | |
結核菌 40kDa | M. tuberculosis;myobacter | |
結核菌 Ag85 | M. tuberculosis;myobacter | |
結核菌 CFP-10 | M. tuberculosis;myobacter | |
結核菌 ESAT-6 | M. tuberculosis;myobacter | |
結核菌 HSP65 | 熱ショックタンパク質 65;M. tuberculosis;myobacter | |
髄膜炎菌(髄膜炎菌性疾患) | Neisseria meningitidis | Meningococcus;Neisseria meningitidis |
シュードモナス属菌(シュードモナス感染症) | シュードモナス属菌 | Pseudomonas |
緑膿菌(Pseudomonas aeruginosa) | P. aeruginosa | |
サルモネラ菌(サルモネラ感染症) | サルモネラ菌(Salmonella) | Salmonellae |
サルモネラ菌 LPS | Salmonellae | |
赤痢菌(細菌性赤痢) | 赤痢菌 | 赤痢菌 |
Shigella dysenteriae 1 | 赤痢菌;志賀赤痢菌;細菌性赤痢 | |
黄色ブドウ球菌(黄色ブドウ球菌感染症) | 黄色ブドウ球菌 | 黄色ブドウ球菌 |
黄色ブドウ球菌エンテロトキシン A | Staphylococcus | |
黄色ブドウ球菌エンテロトキシン B | Staphylococcus | |
黄色ブドウ球菌エンテロトキシン pan | Staphylococcus | |
表皮ブドウ球菌(Staphylococcus epidermidis) | S. epidermidis | |
連鎖球菌(連鎖球菌感染症) | ストレプトコッカス・アガラクチア(Streptococcus agalactiae) | S. agalactiae |
A 群連鎖球菌 | Streptococcus | |
B 群連鎖球菌 | Streptococcus | |
肺炎球菌(Streptococcus pneumoniae) | Pneumococcus;S. pneumoniae | |
A 群化膿連鎖球菌(Streptococcus pyogenes Group A) | S. pyogenes |
寄生虫は、宿主の体表面や体内に生息し、生存するために栄養を収奪する生物で、最終的に宿主に害を与えます。一般的に、原虫、蠕虫 および外部寄生虫の3つが寄生虫症を引き起こす主要な生物です。クリプトスポリジウム、ランブル鞭毛虫、熱帯熱マラリア原虫、トキソプラズマ原虫などの原虫は、原虫感染症を引き起こします。蠕虫(通称:寄生虫)には、扁形動物、条虫、および回虫が含まれます。外部寄生虫は、宿主の体表面に生息するか、宿主の外部から摂食する生物、あるいはその両方の生物で、ノミ、蚊、およびダニが含まれます。寄生虫感染症は、農村部や開発途上の地域によくみられます。マラリア(複数種の変形種、特に熱帯熱マラリア原虫によって生じる)は、もっとも致命的な寄生虫症の一つです。米国では、クリプトスポリジウム症、トリコモナス症、およびジアルジア症などの寄生虫感染症も一般的です。
寄生虫名(感染/疾患) | 抗体 | ターゲット別名 |
---|---|---|
クリプトスポリジウム・パルバム(クリプトスポリジウム症) | クリプトスポリジウム・パルバム オーシスト | クリプトスポリジウム属菌;Cryptosporidium parvum |
ランブル鞭毛虫 (ジアルジア症) | ランブル鞭毛虫(Giardia lamblia) 65 kDa | G. lamblia |
ランブル鞭毛虫 嚢胞 | Giardia lamblia cysts | |
熱帯熱マラリア原虫(熱帯熱マラリア原虫感染症) | 熱帯熱マラリア原虫(Plasmodium falciparum) | P. falciparum |
熱帯熱マラリア原虫 HRP-2 | P. falciparum | |
熱帯熱マラリア原虫 MSP1 | P. falciparum | |
熱帯熱マラリア原虫 シゾント感染 RBC | P. falciparum シゾント感染赤血球細胞 | |
トキソプラズマ原虫(トキソプラズマ症) | トキソプラズマ原虫(Toxoplasma gondii) | Toxoplasma gondii |
トキソプラズマ原虫 38 kDa | T. gondii | |
トキソプラズマ原虫 MIC3 | T. gondii | |
トキソプラズマ原虫(Toxoplasma gondii)P30 | T. gondii | |
トキソプラズマ原虫 SAG1 | T. gondii | |
腟トリコモナス (トリコモナス症) | 腟トリコモナス(Trichomonas vaginalis) | 膣トリコモナス、 |
腟トリコモナス(Trichomonas vaginalis)p65 | T. vaginalis |
真菌は、あらゆる環境に生息しており、ヒト体内にも存在します。大部分の真菌は無害で、ヒトに病原性を示す真菌は 1%未満とされます。真菌感染症は、日和見真菌感染症と原発性真菌感染症の2つに大別されます。日和見真菌感染症は、通常、免疫系の低下時に罹患しますが、悪性度が高いことが多く、致命的なこともあります。アスペルギルス症、カンジダ症、およびムコール症は、日和見真菌感染症です。原発性真菌感染症の進行ははるかに遅く、通常は体内の奥の器官にまで影響が及ぶことはありません。
真菌名(感染/疾患) | 抗体 | ターゲット別名 |
---|---|---|
アスペルギルス属菌(アスペルギルス症) | アスペルギルス属菌(Aspergillus) | Aspergillus, |
For Research Use Only. Not for use in diagnostic procedures.