がん研究用抗体

弊社では、数千のがん研究用一次抗体を提供しています。研究のフォーカスが転移、増殖シグナル伝達、アポトーシス、オートファジー、代謝、炎症、腫瘍抑制因子、または他のどのようながん関連研究分野であっても、弊社は研究の成功を強力にサポートする幅広い研究用抗体を取り揃えています。以下の抗体検索ツールを使用して、お客様の研究に最適な Invitrogen™ 抗体を見つけてください。

目的のがん研究用抗体を探してみましょう!

ページ上部にある検索ツールを使用して目的の抗体をお探しください。このツールでは、標的または宿主種、モノクローナルまたはポリクローナルの抗体タイプ、およびその他の基準で検索結果をフィルターできます。


注目のがん研究用抗体カテゴリー

マイトジェン活性化プロテインキナーゼ(MAPK)シグナル伝達モジュールは、少なくとも 3 種類特定されています。これらは哺乳類細胞で細胞外のシグナルを核に仲介し、ERK、JNK、p38 キナーゼなどの応答遺伝子を作動させます。MAPK シグナル伝達経路は、炎症や細胞分化、細胞増殖、細胞死など、多くの細胞プロセスを調節するために必要不可欠です。がん、免疫不全および神経変性疾患における MAPK 経路の役割について研究するために抗体をご使用ください。

セリン/スレオニンキナーゼ Akt(プロテインキナーゼ B とも呼ばれる)は、広範囲に影響を及ぼすシグナル伝達ネットワークの中心的存在(収束ノード)です。Akt 活性化はこれらの細胞シグナル伝達経路のマスタースイッチとして機能し、さまざまな下流ターゲットや相互作用パートナーを介して数多くの細胞内反応を引き起こします。AKT1、AKT2、AKT3、PI3K などの主要ターゲットを調べるために抗体をご使用ください。

弊社は、アフィニティ精製した、特異的なチロシン残基、スレオニン残基、またはセリン残基がリン酸化された標的タンパク質に対する単一特異性を持つウサギ由来ポリクローナル抗体やモノクローナル抗体をご用意しています。弊社のリン酸特異的抗体は、免疫組織化学、 定性的 ELISA およびフローサイトメトリーなどのさまざまな免疫検出アプリケーションで使用可能です。主要なターゲットには、SRC、FAK、Tau、EIF2、AKT、ERK、JAK、STAT、および MAPK が含まれます。

弊社では、転写因子について研究するための特異的一次抗体の幅広いセレクションを提供しています。これらの抗体はウェスタンブロッティング、免疫蛍光法、ELISA、および免疫組織化学などの複数のアプリケーションでの使用について検証済みです。主要なターゲットには CREB、E2F-1、c-Myc、c-Fos、AP2、AID、CDX2、ETS1、E2F-1、および 4EBP1 が含まれます。

GTP 加水分解酵素(GTP アーゼ)は、GTP に結合し切断することができます。GTP アーゼファミリーには、細胞シグナル伝達に極めて重要な RAS スーパーファミリーなどのサブファミリーが含まれます。弊社では、さまざまな GTP アーゼターゲットに対する高品質な抗体を提供しています。これらの抗体はウェスタンブロッティング、免疫沈降(IP)、免疫蛍光法(IF)、免疫組織化学(IHC)、およびELISAなどのアプリケーションで使用できます。主要なターゲットには、RAC、RAS、ARF、RHO、RAB、および Cdc42 が含まれます。


関連アプリケーション&細胞解析のカテゴリー

単一または複数のがんバイオマーカー解析向けに設計されたタンパク質解析ツールを用いて細胞内および細胞外のタンパク質を正確に定量化することにより、がんにおいて、どのように細胞シグナル伝達経路が妨害されるかを解析することができます。

顕微鏡、フローサイトメトリー、マイクロプレートリーダー、およびハイコンテントスクリーニングなどの複数の機器プラットフォームおよびアプリケーションで有効な多くの細胞解析アッセイにより、がんの特徴を評価できます。

当社のアッセイと画像装置を使用することで、がん細胞の細胞内変化を卓上ですぐに可視化できます。また、生細胞で細胞周期の進行を可視化することもできます。

静止期がん幹細胞を同定し、転移や治療抵抗性における役割を特定します。

細胞増殖、細胞周期やアポトーシスの解析、およびイムノフェノタイピングに向けたフローサイトメトリーを用いて個々のがん細胞におけるがん細胞シグナル伝達事象の同定、追跡および解析を行い、ヒト循環内皮細胞などのレアな細胞事象を検出することができます。

For Research Use Only. Not for use in diagnostic procedures.