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革新による実証済みの信頼性とリーダーシップが特長
Thermo Scientific生物学的安全キャビネット（Biological Safety Cabinet；BSC）は、当社の数十年にわたる製造経験とお客様のニーズに対する深い理解から生まれた製品です。当社のBSCは信頼性の上に構築されており、安全性、機能性、操作性、および使いやさにおける進歩を提供します、そのため、当社のBSCはあらゆるラボに歓迎されています。お客様の次の、そして最高レベルの生物学的安全キャビネットが提供する豊富な機能をご確認ください。
高度なエアフローデザイン
すべてのクラスII生物学的安全キャビネットは、フィルターと制御されたエアフローを利用して汚染を捕捉します。当社の特許取得済みの高度なエアフロー設計は、エアフローのインテリジェントで自動かつ継続的な調整により、安全性における信頼性レベルを向上させることで最適な保護を維持します。SmartFlow設計はデュアルモーターと独自の制御システムを併用しています。これにより、流入と下降流のバランスを継続的に調整して汚染物質制御の信頼性を向上させ、機械式ダンパーの必要性を排除します。また、システムはファンの速度を継続的に調整して最適な流速を確保し、時間経過によって微粒子がフィルターへ負荷するのに伴って抵抗を自動的に補正します。
信頼できる安全性
Thermo ScientificのBSCは安全性のみのために設計および製造されているわけではありません。当社は、作業者、生成物、および環境の保護においても卓越した信頼性を提供します。当社の製品は、ラボで発生する可能性がもっとも低い万が一のシナリオに対処するための機能を豊富に備えています。当社は、作業上の安全状態を継続的にモニターするための先進のテクノロジーを採用しているため、お客様は自身の保護について心配することなく作業に集中できます。安全性は、それが常に存在し、それについて考える必要がない時に最良のものになります。また、すべての生物学的安全キャビネットは、業界のもっとも厳しい基準を満たしていることが第三者により検証されています。
| クラスII/A2 | クラスII/B2 | クラスII細胞毒性 | クリーンベンチ |
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保護対象
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主要な相異点 | もっとも一般的なタイプ。生物学的安全キャビネットの90%以上はクラスII A2。 | キャビネット内でろ過された空気を再循環せさず、大量に外部排気する必要があるアプリケーション用。 | 汚染されたフィルターをより安全に交換するためのプロトコルなどの、CMR物質の取り扱いに関する特別な基準に準拠。
| 制御された層流とろ過によるサンプル保護のみが必要なアプリケーションに使用。 |
規格 | NSF/ANSI 49 YY 0569 EN 12469 NF EN 12469
| NSF/ANSI 49
| DIN 12980 EN 12469
| EN 61010-1；EN 61326-1 CE：2014/35/EU：2014/30/EU：2011/65/EU（指令2011/65/EUの（EU）2015/863修正附属書IIを含む） |
第三者検証 |
あり
| あり |
あり
| あり |
Thermo Scientificの生物学的安全キャビネットは、品質、安全性、および性能に対する最高レベルの基準を満たすよう設計されています。当社は当社製品を、厳格な試験、認証、および検証を行う世界中の組織に提出しています。
 | NSF/ANSI 49 Thermo Scientific 1300シリーズクラスIIキャビネットは、米国の大手検査機関NSF Internationalによって独立して試験され、NSF/ANSI 49認証を |
| NF EN 12469 次の製品はLNEによって独立して試験され、EN 12469認証を取得しており、NFマークが付いています：Herasafe 2030iクラスII生物学的安全キャビネット（1.2 mモデル）、Herasafe 2025（1.2 mモデル）、MSC-Advantage BSC（0.9および1.2 mモデル）。 |
 | EN 12469 当社のクラスII生物学的安全キャビネットは、TÜV NordによってEN 12469に従って独立してGS認証を取得しています。 |
| DIN12980 一体型ワークトップを備えた当社のキャビネットは、作業者、サンプル、および環境に対する最大限の保護が必要なアプリケーション用に、DIN 12980規格「Safety Cabinets for Handling Cytotoxic Substances（細胞毒性物質を扱うための安全キャビネット）」に関して試験され、認証されています。 |
YY0569 Thermo Scientific 1300シリーズクラスIIキャビネットは独立して試験され、YY0569認証を取得しています。 | |
AS 2252.2（BSC）／AS 2252.6（クリーンベンチ） 次の製品はオーストラリア規格AS 2252.2に従ってNATA認証を取得しています：MSC-Advantage、Herasafe 2025、Herasafe 2030i生物学的安全キャビネット。 Thermo Scientific Heraguard ECOクリーンベンチはAS 2252.6認証を取得しています。 |
安全性セルフチェック
システムのセルフチェックは安全な動作状態の確保に役立ち、潜在的な問題をリアルタイムでユーザーに警告します。タッチスクリーン搭載モデル（図を参照）でも、キーとLEDインジケーターを備えたデジタルディスプレイモデルでも、システムが操作パラメーターを継続的にモニターして伝達します。
使いやすさ
当社の生物学的安全キャビネットは使用者のことを考えて設計されています。安全性は常に最優先事項ですが、その次に重要なのは使いやすさです。操作が難しかったりぎこちないシステムは安全性がより低いためです。当社のシステムは、人間工学に基づいたデザイン、熟考された利便性に関する細部、および作業者観点の機能を備えており、ラボで比較的快適に使用できます。
快適性と人間工学
当社の生物学的安全キャビネットはユーザーの快適性を念頭に設計されており、人間工学に基づいたアームレスト、目の高さのコントロールパネル、高さ調節機能、平衡型または電動式のサッシ操作、および入念に考えられた作業スペースを備えているため、世界中のラボ作業者に選ばれています。
クリーニングが容易
生物学的安全キャビネットを清浄に維持することはラボの安全にとって不可欠です。そのため、当社はこれを容易に行えるようにしました。タイプ304またはタイプ316のステンレスチールなどのさまざまなキャビネット内装、および無反射の耐薬品性内装用に処理されたSmartCoatから選択できます。、作業表面は、クリーニングが容易なように平面にしたり、作業表面への大量のこぼれを閉じ込めるために凹型にできます。
当社の革新的なThermo Scientific SmartClean Plusデザインにより、ヒンジで動きガス支柱で支えられた前面サッシ構造全体を開くだけで内部に容易にアクセスできます。当社の特許取得済みの手動スライド式サッシデザイン（SmartClean）は、前面開口部の下側に展開できるため、他の方式では届きにくいサンプルチャンバー上部およびウィンドウ内部へのアクセスを可能にします。
そして、当社の特許取得済みクロスビーム自動調整UVライトシステムは、非使用時にキャビネット内部全体を自動的に消毒します。
熟考された利便性
大きな違いを生むのは些細なことである場合があります。当社のお客様は当社の安全キャビネットの日常的な操作性と利便性を高く評価されていますが、その最大の理由は、取り入れられている革新的な細部です。当社のThermo Scientific SmartPort Convenienceは、真空チューブとケーブルを生物学的安全キャビネットの二重サイドウォールを貫通させて組み込むというクリーンで安全なアクセスを提供し、整理や作業効率を向上させます。サイドウォールプレナムは陰圧になっており、作業中のBSC内外への漏出の可能性を防止します。
直感的な制御
キャビネットのコントロールは、ユーザーが座位でも立位でも常に視野内にあり、手が届きやすい位置に配置されています。デジタルディスプレイは明瞭で明るく、わかりやすいアイコンを使用しています。コントロールおよびアラートは直感的かつ容易に使用できます。
接続性
当社の生物学的安全キャビネットは、Thermo Fisher Connect Platformを介してクラウドベースの接続*が可能になっており、リモートの装置モニタリング、安全なデータストレージ、科学分析アプリ、およびコラボレーションツールなどを利用できます。これにより、BSCの状態をリアルタイムで確認したり、アラームやアラートを介して重要な問題に関する警告を受信できます。
リモートアプリは、履歴データの分析、サービス要件の管理、製品稼働率の測定を行うラボマネージャーや施設マネージャーの可視性をさらに向上させます。Thermo Scientific HerasafeおよびMaxisafe 2030iモデルはこの機能を内蔵しており、クラウドベースの接続性を提供します。その他のモデルには、ワイヤレスのモニタリングデバイスを追加することでこの機能を装備できます。
BSCの状態をリモートで確認
ユーザーはタッチスクリーンインターフェースを介してアラームやアラートを直接確認して適宜対応できますが、リモートアプリを使用すると、ラボマネージャーや施設マネージャーはリアルタイムで装置の状態へリモートアクセスできるため、可視性や制御がさらに向上します。
稼働データの分析
接続されたデバイスは、組織が装置への投資に対してより大きなリターンを得られるよう、情報を提供します。使用履歴やパフォーマンスに関するデータ、メンテナンス要件、および詳細な動作情報へのアクセスにより、ラボの効率、装置の寿命、および稼働率を向上できます。
アラートおよびリマインダー
接続したBSCはユーザーと通信を維持するため、、差し迫った安全上の懸念や将来的なメンテナンスの関連事項など、チームは対応が必要なあらゆる問題を認識できます。
*接続対応モデルを購入可能かどうかは地域によって異なります。詳細はサーモフィッシャーサイエンティフィックの販売担当者にお問い合わせください。Thermo Fisher Connectクラウドサービスは現在次の国で利用可能です：オーストリア、ベルギー、ブルガリア、カナダ、クロアチア、キプロス、チェコ、デンマーク、エストニア、フィンランド、フランス、ドイツ、ギリシャ、ハンガリー、アイスランド、アイルランド、イタリア、ラトビア、リヒテンシュタイン、リトアニア、ルクセンブルク、マルタ、オランダ、ノルウェー、ポーランド、ポルトガル、ルーマニア、スロバキア、スロベニア、スペイン、スウェーデン、スイス、英国、 米国。
エネルギー効率
当社は環境に配慮した製品を設計すること、世界をより健康で、より清潔で、より安全な場所にするためにお客様に製品・サービスを提供することに注力しています。当社の生物学的安全キャビネットは独自のエアフロー設計とエネルギー効率に優れたDCモーターを備えているため、他の同様のテクノロジーと比較して最大68%のエネルギー消費を削減できます。このような最適化されたエアフローには、フィルター寿命の延長という利点もあります。当社のBSCは、ウィンドウ閉口時に風速を自動的に低下させるスタンバイモードなど、エネルギー効率を考慮したその他多くの機能を装備しています。同様に、自動UV光消毒は電球の寿命とエネルギー消費を最適化します。これらの革新的設計の特長は、ユニットあたり最大2,405 kW-hrの年間エネルギー消費（1.7トンのCO2に相当）の削減、メンテナンスの必要性の低減、および消耗品廃棄量の抑制という効果を生み出します。
コスト：2008年9月にAmerican Biotechnology Laboratoryに発表されたもの。
*比較は、幅1.2 mの生物学的安全キャビネットの15年使用と、ユーロ圏におけるエネルギーと冷却のコストの2011年平均コストを基にしています。「従来のBSC」の推定値は、容易に入手可能な、ACモーターテクノロジーを使用しているBSCに関する公表製品仕様を基にしています。
グローバル展開
サーモフィッシャーサイエンティフィックは生物学的安全キャビネットの製造施設を米国オハイオ州マリエッタ、ドイツのランゲンゼルボルト、および中国の蘇州で運営しています。これにより、どのような地域でも、当社のお客様の供給とサービスのニーズを確実に満たすことができます。
サーモフィッシャーサイエンティフィックは科学に貢献する世界的リーダーとして、高度なトレーニングを受けた、世界中で2,000人を超えるUnity Lab Services技術担当者によるサポートを整えています。当社は50年以上にわたりお客様をサポートしてきました。当社のエンジニアは当社が提供する機器の動作および保守に関して平均18年の経験を有しています。