82036-qIP-Magnetic-Myc-Kit-230

当社のqIPタンパク質相互作用キットでは、抗HAまたは抗Mycのビーズ(アガロースまたは磁気)と高感度のルシフェラーゼアッセイシステムを使用して、共免疫沈降(co-IP)、およびエピトープタグ付きタンパク質とTurboLuc ルシフェラーゼ酵素(Tluc)タグ付きタンパク質の哺乳類細胞内で発現するペアの相互作用の定量化を行えます。この定量的免疫沈降(qIP)システムでは、Tluc酵素を使用して、共免疫沈降の特定の生成物の存在量を正確かつ的確に示すことができるので、手間のかかるゲル電気泳動、ウェスタンブロッティング、およびバンド濃度測定は不要になります。

詳細について

注目のqIP製品

HAタグを使用したアガロースビーズ形式の当社のqIPキットです。

磁気ビーズを用いたqIPの利便性を利用してください。

お手持ちのMycタグ付きbaitタンパク質に結合するタンパク質を回収および定量化します。

磁気ビーズを使用することにより定量的免疫沈降が迅速および安定的に行えます。

qIPキットの特徴

  • 定量性 ―― 統合されたルシフェラーゼアッセイによって共免疫沈降の生成物の直接的測定ができ、また、コントロールシステムによって精度と標準化が保証されます。
  • 高感度性 ―― 高輝度な生物発光シグナルによって低い強度の相互作用の検出が可能です。
  • 時間節約 ―― 溶出やウェスタンブロッティングではなく、最終読み取り値はRUL(相対発光強度)です。
  • 簡易性と迅速性 ―― インキュベーションおよび洗浄操作においてスピンカラムまたは微量遠心チューブを使用します。
  • 堅牢性 ―― ベクター、キット、およびqIP法は、種々の哺乳類細胞株(293T、HEK293、NIH3T3、CHO-K1など)と互換性があります。
  • 多用途 ―― カスタマイズ性の高いアッセイプラットフォームで、以下が可能です。
    • N末端融合およびC末端融合用として追加のクローニングベクターが利用できます。
    • アガロースおよび磁石ビーズの両フォーマットで、HAタグおよび c-Mycタグキットが利用できます。
    • アッセイ試薬とバッファは別途入手できます。

図式によるqIPアッセイの手順

qIP-002-Generic-Protocol

For Research Use Only. Not for use in diagnostic procedures.