20158-LightShift-RNA-EMSA-250
クロマチン免疫沈降アッセイ(ChIP)、電気泳動移動度シフトアッセイ(EMSA)、およびDNAプルダウンアッセイ用の使いやすいキットをご用意しております。これらのキットを使用して、DNAまたはRNAと相互に作用するタンパク質を特定し、そのタンパク質-核酸複合体に含まれるタンパク質を解析することができます。その後、これらの複合体の形成に必要とされる核酸の配列を同定することで、ある細胞プロセスの制御に関する真の解明につながります。
  • 豊富な選択肢—多様なタンパク質-核酸相互作用を解析するため、またダウンストリーム解析のニーズに合わせるための様々な手法をご用意しています
  • キット化された製品—アッセイに必要なコントロールおよび試薬が全て含まれています
  • 高速—全てのキットは、アッセイの準備およびサンプル処理の時間を最短になるよう設計されています

タンパク質-タンパク質相互作用についての詳細

お客様に最適なタンパク質-核酸相互作用アッセイ製品は?

 
 LightShift Chemilumin-
escent DNA EMSA
MAGnify™ Chromatin Immunopre-
cipitation System
Pierce Agarose ChIP KitLightShift Chemilumin-
escent RNA EMSA
RNA Protein Pull-Down Kit
TargetProtein-DNA interactionProtein-DNA interactionProtein-DNA interactionsProtein-RNA interactionProtein-RNA interaction
Interaction conditionsIn vitroIn vivoIn vivoIn vitroIn vitro
Nucleic acid labeling methodBiotinNANABiotinDesthiobiotin (included in kit)
Base beadNADynabeads® Protein A/G Magnetic beadsChIP-grade Protein A/G Plus AgaroseNAPierce Nucleic Acid-Compatible Streptavidin Magnetic Beads
Primary advantageNon-radioactive detectionQuantitativeQuantitativeNon-radioactive detectionEnrichment of low-abundance targets
Detection methodWestern blotqPCRqPCRWestern blotWestern blot or mass spectrometry
Preparation and sample processing time4.5–5 hrs5.5 hrs7.5 hrs<8 hrs3 hrs (hands-on time only)
 Order nowOrder nowOrder nowOrder nowOrder now

タンパク質-核酸相互作用アッセイ製品に関する主なデータ

DNA-タンパク質複合体4種の化学発光EMSA。

長さは21~25 bpの二本鎖ターゲットをビオチンで標識します。EBNAの反応には2.5% グリセロールおよび0.05% NP-40、AP1の反応には10%グリセロールが含まれています。転写因子Oct-1、AP1およびNF-κBはHeLa細胞の核抽出物に由来するものです。EBNA-1抽出物はコントロールとしてキットに含まれています。未標識の特異的な競合配列(使用した場合)は、標識されたターゲットに対してモル比で200倍を加えました。X線フィルムへの露光時間はEBNA、Oct-1およびAP1では2分間、NF-κBでは5分間です。

 

Thermo Scientific ChIP Pierce Grade Protein A/G Agarose Beadを使用してChIPを行った場合、他社製品のChIP用プロテインGアガロースビーズと比べて、特異的なシグナルが増加し、バックグラウンドシグナルが低減します。

ホルムアルデヒドによる架橋の後、Pierce ChIP Assay KitのChromatin Prep Moduleを使用してHeLa細胞ライセートの調製を行いました。免疫沈降は、抗RNAポリメラーゼII(RNA Pol II)抗体または正常 Rabbit IgG(IgG)を用いて行いました。続いて、ブロック済みまたは未ブロックのPierce Protein A/G Plus Agarose Bead、または他社2社のChIP-用プロテインGアガロースビーズを使用して、抗体-抗原複合体の回収を行いました。ChIPアッセイにおけるその他全ての実験ステップはPierce ChIP Assay Kitを使用して行いました。定量PCRは、ヒトGAPDHプロモーターの近位プロモーター領域を増幅するプライマーを使用して行いました。

DNA-タンパク質複合体4種の化学発光EMSA。

長さは21~25 bpの二本鎖ターゲットをビオチンで標識します。EBNAの反応には2.5% グリセロールおよび0.05% NP-40、AP1の反応には10%グリセロールが含まれています。転写因子Oct-1、AP1およびNF-κBはHeLa細胞の核抽出物に由来するものです。EBNA-1抽出物はコントロールとしてキットに含まれています。未標識の特異的な競合配列(使用した場合)は、標識されたターゲットに対してモル比で200倍を加えました。X線フィルムへの露光時間はEBNA、Oct-1およびAP1では2分間、NF-κBでは5分間です。

 

Thermo Scientific ChIP Pierce Grade Protein A/G Agarose Beadを使用してChIPを行った場合、他社製品のChIP用プロテインGアガロースビーズと比べて、特異的なシグナルが増加し、バックグラウンドシグナルが低減します。

ホルムアルデヒドによる架橋の後、Pierce ChIP Assay KitのChromatin Prep Moduleを使用してHeLa細胞ライセートの調製を行いました。免疫沈降は、抗RNAポリメラーゼII(RNA Pol II)抗体または正常 Rabbit IgG(IgG)を用いて行いました。続いて、ブロック済みまたは未ブロックのPierce Protein A/G Plus Agarose Bead、または他社2社のChIP-用プロテインGアガロースビーズを使用して、抗体-抗原複合体の回収を行いました。ChIPアッセイにおけるその他全ての実験ステップはPierce ChIP Assay Kitを使用して行いました。定量PCRは、ヒトGAPDHプロモーターの近位プロモーター領域を増幅するプライマーを使用して行いました。

関連製品

Thermo Scientificでは、DNAおよびRNAプローブを0.5~2時間で非放射性I標識できる完全・簡便なキットの他、タンパク質-核酸相互作用の単離、調製、および検出用の試薬も販売しております。

For Research Use Only. Not for use in diagnostic procedures.