Invitrogen protein gel electrophoresis chamber systems

当社は、複数のタイプのゲル泳動や実験を可能にするさまざまなゲル電気泳動槽システムを提供しています。オプションのブロットモジュールを使用して、一部の電気泳動槽でゲル転写を行えます。お客様のニーズに適した電気泳動システムの選択には、下記の表をお役立てください。

パワーサプライ  タンパク質ゲル

お客様に適した電気泳動槽システムは?

 Invitrogen Mini Gel tank for protein electrophoresisInvitrogen XCell SureLock Mini-Cell for protein electrophoresisInvitrogen SureLock Tandem Midi Gel TankInvitrogen XCell4 SureLock Midi Cell for protein electrophoresis
 Mini Gel TankXCell SureLock Mini-CellSureLock Tandem Midi Gel TankXCell4 SureLock Midi Cell
適用ゲルゲルサイズ:Mini(8 x 8 cm)
ゲルカセット:10 x 10 cm
厚さ:1.0 mmまたは1.5 mm
ゲルサイズ:Mini(8 x 8 cm)
ゲルカセット:10 x 10 cm
厚さ:1.0 mmまたは1.5 mm
ゲルサイズ:Midi(8 x 13 cm)
ゲルカセット:10.3 x 15 cm
厚さ:1.0 mm
ゲルサイズ:Midi(8 x 13 cm)
ゲルカセット:10.3 x 15 cm
厚さ:1.0 mm
キャパシティー最大2ゲル最大2ゲル最大2ゲル最大4ゲル
特長独自の便利な並列ゲルローディング、ゲルごとに独立したチャンバーシンプルで頑丈な装置ゲルごとにチャンバーが独立している使いやすい装置で、バッファーの使用量を拡張できる。1回の泳動で最大4枚のミディゲルを分離
バッファー必要量各ゲル当たり400 mL上部チャンバー:200 mL
下部チャンバー:600 mL
上部チャンバー:約170 mL(ゲル当たり)
下部チャンバー:約350 mL(ゲル当たり)
上部チャンバー:175 mL(ゲルあたり)
下部チャンバー:700 mL(ゲル4枚の場合)
ユニットの寸法32 x 11.5 x 16 cm14 x 13 x 16 cm25 × 17.9 × 17.3 cm21 x 19 x 16 cm
素材ポリカーボネートポリカーボネートポリカーボネートポリカーボネート
電極線プラチナプラチナプラチナプラチナ
電極の制限500 VDCまたは100ワット1,500 VDCまたは75ワット600 VDCまたは200ワット600 VDCまたは200ワット
トランスファーユニットMini Blot ModuleXCell II Blot ModuleSureLock Tandem Midi Blot Module-
トランスファーキャパシティー最大2ゲル最大2ゲル最大2ゲル-
適合電源PowerEase、Owlシステム、その他のシステムはNovex Power Supply Adapters(カタログ番号ZA10001)と併用PowerEase、Owlシステム、その他のシステムはNovex Power Supply Adapters(カタログ番号ZA10001)と併用Zoom Dual Power、PowerEase、OwlシステムZOOM Dual Power、PowerEase、Owlシステム、その他のシステムはNovex Power Supply Adapters(カタログ番号ZA10001)と併用
カタログ番号A25977EI0001STM1001WR0100

タンパク質電気泳動用のチャンバーシステム

Invitrogen電気泳動用チャンバーシステムは、上部(陽極)と下部(陰極)のバッファーチャンバーがプラチナ線電極で接続されたタンクで構成されています。ゲルは電気泳動中、バッファーチャンバーの間に垂直に保たれます。バッファーチャンバーに電場がかかると、タンパク質はポリアクリルアミドゲル内をくぐり抜けます。電流を流すと、低分子はゲルマトリックス中をより速く移動し、高分子はよりゆっくりと移動します。

Concept for Protein Gel electrophoresis

ゲル電気泳動における抵抗、電圧、電流、および電力の役割

抵抗

組み立てた電気泳動セルの電気抵抗は、バッファーの導電率、ゲルの厚さ、温度、および泳動するゲル数に依存します。抵抗はゲルシステムによって決まりますが、抵抗は泳動中に変化します。

  • 不連続バッファーシステムでは(また連続バッファーシステムではより小さい範囲で)電気泳動中に抵抗が増加します。これはTris-glycineバッファーシステムで発生しますが、ゲル内の導電率の高い塩化物イオンが泳動中に導電率の低いグリシンイオンに置き換えられるためです。
  • 温度が上昇すると抵抗は減少します。

電圧

電場におけるイオンの速度は、電界強度(単位距離あたりのボルト)に比例して変化します。電圧が高いほどイオンは速く移動します。ほとんどのアプリケーションでは定電圧設定が推奨されます。

  • 定電圧設定により、電気泳動の過程で電流と電力が減少し、システムが壊れた場合の安全マージンが確保されます。
  • また、定電圧設定では、電気泳動するゲルの数や厚さの違いを考慮して調整する必要はありません。

電流

特定のゲル/バッファー系では、特定の温度において電流は電界強度(電圧)と断面面積(ゲルの厚さと数)に比例して変化します。定電流設定を使用すると、移動速度は開始時は遅く、時間の経過とともに加速するため、不連続ゲルでのスタッキングが適しています。また、定電流で泳動する場合は、危険な状態を避けるために、電源の電圧制限を最大予想電圧かそれよりわずかに高い値で電圧設定してください。定電流では、抵抗が増加すると電圧が高くなります。局所的に障害状態(接続不良など)が発生した場合、抵抗が高まるため電圧が電源の最大値まで上昇し、電気泳動セルの過熱や損傷につながる可能性があります。

電力

ワット数は、システムによって発生する熱に相関するエネルギー変換率を測定します。定電力を使用することで、泳動中にシステムが発生する熱の総量は一定に保たれますが、泳動中、電圧が上昇し電流が減少すると稼働率は変動します。IEFストリップを使用する場合は、通常定電力が使用されます。定電力を使用する場合は、電圧制限を泳動中の予想最大値よりわずかに高い値に設定してください。局所の抵抗が高いと、短い距離で大量の熱が発生する可能性があり、電気泳動セルやゲルが損傷します。

お客様に適した電気泳動槽システムは?

 Invitrogen Mini Gel tank for protein electrophoresisInvitrogen XCell SureLock Mini-Cell for protein electrophoresisInvitrogen SureLock Tandem Midi Gel TankInvitrogen XCell4 SureLock Midi Cell for protein electrophoresis
 Mini Gel TankXCell SureLock Mini-CellSureLock Tandem Midi Gel TankXCell4 SureLock Midi Cell
適用ゲルゲルサイズ:Mini(8 x 8 cm)
ゲルカセット:10 x 10 cm
厚さ:1.0 mmまたは1.5 mm
ゲルサイズ:Mini(8 x 8 cm)
ゲルカセット:10 x 10 cm
厚さ:1.0 mmまたは1.5 mm
ゲルサイズ:Midi(8 x 13 cm)
ゲルカセット:10.3 x 15 cm
厚さ:1.0 mm
ゲルサイズ:Midi(8 x 13 cm)
ゲルカセット:10.3 x 15 cm
厚さ:1.0 mm
キャパシティー最大2ゲル最大2ゲル最大2ゲル最大4ゲル
特長独自の便利な並列ゲルローディング、ゲルごとに独立したチャンバーシンプルで頑丈な装置ゲルごとにチャンバーが独立している使いやすい装置で、バッファーの使用量を拡張できる。1回の泳動で最大4枚のミディゲルを分離
バッファー必要量各ゲル当たり400 mL上部チャンバー:200 mL
下部チャンバー:600 mL
上部チャンバー:約170 mL(ゲル当たり)
下部チャンバー:約350 mL(ゲル当たり)
上部チャンバー:175 mL(ゲルあたり)
下部チャンバー:700 mL(ゲル4枚の場合)
ユニットの寸法32 x 11.5 x 16 cm14 x 13 x 16 cm25 × 17.9 × 17.3 cm21 x 19 x 16 cm
素材ポリカーボネートポリカーボネートポリカーボネートポリカーボネート
電極線プラチナプラチナプラチナプラチナ
電極の制限500 VDCまたは100ワット1,500 VDCまたは75ワット600 VDCまたは200ワット600 VDCまたは200ワット
トランスファーユニットMini Blot ModuleXCell II Blot ModuleSureLock Tandem Midi Blot Module-
トランスファーキャパシティー最大2ゲル最大2ゲル最大2ゲル-
適合電源PowerEase、Owlシステム、その他のシステムはNovex Power Supply Adapters(カタログ番号ZA10001)と併用PowerEase、Owlシステム、その他のシステムはNovex Power Supply Adapters(カタログ番号ZA10001)と併用Zoom Dual Power、PowerEase、OwlシステムZOOM Dual Power、PowerEase、Owlシステム、その他のシステムはNovex Power Supply Adapters(カタログ番号ZA10001)と併用
カタログ番号A25977EI0001STM1001WR0100

タンパク質電気泳動用のチャンバーシステム

Invitrogen電気泳動用チャンバーシステムは、上部(陽極)と下部(陰極)のバッファーチャンバーがプラチナ線電極で接続されたタンクで構成されています。ゲルは電気泳動中、バッファーチャンバーの間に垂直に保たれます。バッファーチャンバーに電場がかかると、タンパク質はポリアクリルアミドゲル内をくぐり抜けます。電流を流すと、低分子はゲルマトリックス中をより速く移動し、高分子はよりゆっくりと移動します。

Concept for Protein Gel electrophoresis

ゲル電気泳動における抵抗、電圧、電流、および電力の役割

抵抗

組み立てた電気泳動セルの電気抵抗は、バッファーの導電率、ゲルの厚さ、温度、および泳動するゲル数に依存します。抵抗はゲルシステムによって決まりますが、抵抗は泳動中に変化します。

  • 不連続バッファーシステムでは(また連続バッファーシステムではより小さい範囲で)電気泳動中に抵抗が増加します。これはTris-glycineバッファーシステムで発生しますが、ゲル内の導電率の高い塩化物イオンが泳動中に導電率の低いグリシンイオンに置き換えられるためです。
  • 温度が上昇すると抵抗は減少します。

電圧

電場におけるイオンの速度は、電界強度(単位距離あたりのボルト)に比例して変化します。電圧が高いほどイオンは速く移動します。ほとんどのアプリケーションでは定電圧設定が推奨されます。

  • 定電圧設定により、電気泳動の過程で電流と電力が減少し、システムが壊れた場合の安全マージンが確保されます。
  • また、定電圧設定では、電気泳動するゲルの数や厚さの違いを考慮して調整する必要はありません。

電流

特定のゲル/バッファー系では、特定の温度において電流は電界強度(電圧)と断面面積(ゲルの厚さと数)に比例して変化します。定電流設定を使用すると、移動速度は開始時は遅く、時間の経過とともに加速するため、不連続ゲルでのスタッキングが適しています。また、定電流で泳動する場合は、危険な状態を避けるために、電源の電圧制限を最大予想電圧かそれよりわずかに高い値で電圧設定してください。定電流では、抵抗が増加すると電圧が高くなります。局所的に障害状態(接続不良など)が発生した場合、抵抗が高まるため電圧が電源の最大値まで上昇し、電気泳動セルの過熱や損傷につながる可能性があります。

電力

ワット数は、システムによって発生する熱に相関するエネルギー変換率を測定します。定電力を使用することで、泳動中にシステムが発生する熱の総量は一定に保たれますが、泳動中、電圧が上昇し電流が減少すると稼働率は変動します。IEFストリップを使用する場合は、通常定電力が使用されます。定電力を使用する場合は、電圧制限を泳動中の予想最大値よりわずかに高い値に設定してください。局所の抵抗が高いと、短い距離で大量の熱が発生する可能性があり、電気泳動セルやゲルが損傷します。

Resources

For Research Use Only. Not for use in diagnostic procedures.