XCell4 SureLock™ ミディセル電気泳動システム

XCell4 SureLock™ミディセル電気泳動システムの独自の設計により、ミディゲル1~4枚を用いた垂直型電気泳動を同時に、漏れを生じることなく、迅速、簡単に実施でき、一貫した成績が得られます。XCell4 SureLock™ミディセルは、耐久性を向上させるために頑丈なプラスチック材料で構成されており、ユーザーの安全性を強化するために特別に設計された蓋が特徴です。

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XCell4 SureLock™ミディセル電気泳動システムの概要

XCell4 SureLock™ミディセル電気泳動システムは、下側バッファーチャンバー、バッファーコア2個、バッファーダム、置換ダム、ケーブル付き蓋で構成されます(図1)。

各バッファーコアに2枚のミディゲルを取り付けるか、各バッファーコアに1枚のミディゲルとバッファーダムを取り付けた後、タンパク質をXCell4 SureLock™ミディセル中のミディゲル上で電気泳動を行います。バッファーコア/ゲルアセンブリを下側バッファーチャンバーに入れ、ポジティブロッキング機構を用いてバッファーコア/ゲルアセンブリを所定の位置にしっかりと固定して密封し、電気泳動中に漏れが生じないようにします。

バッファーコア/ゲルアセンブリはゲルごとに分離した上側バッファーチャンバーと、すべてのゲルが共有する下側バッファーチャンバーを形成します。蓋をミディセルにのせ、電極への接続を誤らないように所定のひとつの方向でミディセルに嵌めます。XCell4 SureLock ™ミディセルの独自の設計により、熱が均一に分散されるため、外部冷却デバイスを使用せずにすべてのゲルについて一貫した成績が得られます。簡単に直観的に組み立てられるように、バッファーコア電極にはカラーコードが使用されています。

XCell4 SureLock™ミディセル電気泳動システムの主な特長:
  • 電気泳動中の漏れを防ぐためにクランプやグリースを使用する必要がない、使いやすい設計
  • 1~4枚のゲルの電気泳動を行える柔軟性
  • XCell4 SureLock™ミディセル独自の熱分散設計により、冷却デバイスなしに一貫した結果が得られます
  • ユーザーの安全性を強化する内蔵安全機構
 
XCell4 SureLock™ Midi-Cell Electrophoresis Unit Schematic 
図1Cell4 SureLock™ミディセル電気泳動ユニットの概略図

Cell4 SureLock™ミディセル電気泳動システムの構成要素

Cell4 SureLock™ミディセルに含まれる構成要素を以下に示します。

  • XCell4下側バッファーチャンバー
  • XCell4ケーブル付き
  • XCell4 バッファーコア(2個)
  • XCell4バッファーダム
  • XCell4置換ダム
  • XCell4 SureLock™アセンブリ
  • ゲルナイフ 
表1XCell4 SureLock™ミディセルユニットの規格
ゲルキャパシティー ミディゲル(8 x 13 cm)最大4枚
セル寸法 21.1 cm (L) x 19.2 cm (W) x 16.3 cm (H)
必要な上側バッファーチャンバー 175 mL x 4
必要な下側バッファーチャンバー 540–700 mL
耐薬品性 XCell4 SureLock™ミディセルは アルコールに耐性ですが、塩化炭化水素(クロロホルム)、芳香族炭水化物(トルエン、ベンゼンなど)またはアセトンには耐性がありません。
*このマークは、マーキングが要求される根拠となる欧州共同体規定のうち適応される規定すべてに従っていることを示しています。

For Research Use Only. Not for use in diagnostic procedures.