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プロテアーゼおよびホスファターゼ阻害剤カクテルおよび錠剤は、一次細胞、培養ホニュウ類細胞、動物組織、植物組織、酵母細胞、細菌細胞から抽出やライセート調製を行う際、タンパク質を保護するのに理想的です。個々のプロテアーゼ阻害剤も別々に、そして複数のサイズでご用意しています。EDTA の入ったタイプ、入っていないタイプを二価のカチオン感受性アッセイ向けにご用意しています。
阻害剤の成分 | Target (mechanism) | Protease liquid cocktails and tablets | Phosphatase liquid cocktails and tablets | Combined protease and phosphatase liquids and tablets |
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AEBSF∙HCL | Serine protease (irreversible) | ✓ | ||
Aprotinin | Serine protease (irreversible) | ✓ | ✓ | |
Bestatin | Aminopeptidase (reversible) | ✓ | ✓ | |
E-64 | Cysteine (irreversible) | ✓ | ✓ | |
Leupeptin | Serine and cysteine protease (reversible) | ✓ | ✓ | |
Pepstatin | Aspartic acid proteases (reversible) | ✓ | ||
PMSF | Serine proteases (irreversible) | |||
EDTA†* | Metalloproteases | ✓ | ✓ | |
Sodium fluoride* | Serine-threonine and acidic phosphatases | ✓ | ✓ | |
Sodium orthovanadate* | Tyrosine and alkaline phosphatases | ✓ | ✓ | |
Β-glycero-phosphate* | Serine-threonine phosphatases | ✓ | ✓ | |
Sodium pyrophosphate* | Serine-threonine phosphatases | ✓ | ✓ |
図1 市販のプロテアーゼインヒビターカクテルおよび錠剤を比較 膵臓抽出物(50 μL, 1 μg/μLのタンパク質)またはトリプシン (25 μL, 0.1 units/μL) をシステイン(A)またはセリンプロテアーゼ(B)のクエンチされた蛍光、 プロテアーゼにより切断可能な基質と、市販のプロテアーゼ阻害剤および EDTA を含む(青)または EDTA フリー (紫) タイプ存在下でインキュベートしました。 反応は 37℃ で 2 時間インキュベートし、蛍光は示された発光検出で決定しました。 プロテアーゼ阻害のパーセントは各プロテアーゼ阻害剤タイプごとに示します。
図2 タンパク質リン酸化は細胞内または組織抽出物に保持されます。 ホスファターゼ阻害剤非存在下または存在下で抽出物から調製された総タンパク質およびリン酸化されたタンパク質の相対レベルは、ウェスタンブロット法で決定しました。 (A): 血清不足のAKTおよびPDGFR、 PDGF-誘導 (100 ng/mL) NIH 3T3細胞抽出物。 (B): 肝臓と脾臓組織抽出物中の ERK1/2。 (C): タンパク質、酸、アルカリフォスファターゼ活性の阻害の程度は、Pierce Phosphatase Inhibitor Tabletsまたは他の市販のホスファターゼインヒビター錠剤での処理後、マウス脳抽出物で決定しました。 阻害のパーセントを示します。
For Research Use Only. Not for use in diagnostic procedures.