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石垣靖人*1、中村有香*1、東きょう* 2 、石倉隆* 2 、花岡秀樹* 2、友杉直久*1
( *1金沢医科大学総合医学研究所、 * 2ライフテクノロジーズジャパン株式会社テクニカルサポート)
miRNAは、他の遺伝子の発現制御に関わり、体調の変化や臓器の不調な状況を刻々と反映すると考えられる。そのため血清中のmiRNAの網羅的解析は、臨床的にも患者の日々の状態を示すバイオーマーカーとして有望である。今回、血清中のmiRNAの網羅的な定量解析を2 日弱の作業時間で容易にできること、またコストパフォーマンスも優れていることが示された。2012 年秋には、さらに処理能力が高い Ion Proton™ システムも上市予定であり、ヒトゲノム解析を可能とする高速かつ簡便、低コストな半導体次世代シーケンサとして今後もあらゆる研究分野における活用が期待される。
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