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このプロトコルでは、最小限のサンプル操作でのフローサイトメトリーによる全血サンプル中の細胞のイムノフェノタイピングについて説明します。このプロトコルにより細胞の損失を抑えながら、細胞の構造と機能を維持します [1,2]。細胞表面マーカーに対する抗体で染色された全血サンプルは、フローサイトメーターで直接解析できます。この解析を実施しやすくするために、全血サンプル中の赤血球(RBC)を抗体染色後に溶解する場合があります。全血中の赤血球と単核細胞の存在比率は約600:1です(サンプルと種に左右されます)。そのため、RBCが存在する場合は、より多くのイベントを取得して希少細胞イベントを観察する必要があります [1,3,4]。RBCの溶解後、全血サンプル中の細胞を透過処理し、細胞内マーカーに対する抗体で染色した後、フローサイトメトリーによる解析を実施できます。
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For Research Use Only. Not for use in diagnostic procedures.