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オートサンプラー、ロボット自動化オプション、およびデータ統合ソフトウェアは、ワークフローを合理化し、スループットを向上させます。Attune NxT フローサイトメトメーターで解析を行うには、液体、ボトル、ビーズ、その他の消耗品も必要です。
スループットと実験要件に最適なオートサンプラーオプションを選択することで、ワークフローの効率を向上できます。オートサンプラーは2モデルが利用可能で、お持ちのAttune NxT Flow Cytometerとシームレスに統合することで、自動化が実現でき、生産性が向上します。
Attune CytKickオートサンプラーおよびCytKick Maxオートサンプラーが提供するものは次のとおりです。
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スループット | |
ハイスループットモード使用で96ウェルプレートを42分 | 96ウェルプレートを22分(20 μLサンプルを洗浄1回、混合1回のブーストモードで解析) |
キャリーオーバー | |
混合1回と洗浄1回を標準モードで100 µL、200 µL、500 µL、および1,000 µLサンプルを解析した場合のキャリーオーバーは0.5%未満 12.5 µLおよび25 µLサンプルでは、キャリーオーバーが1.0%未満 | <混合1回と洗浄1回を標準モードで100 µL、200 µL、500 µL、および1,000 µLサンプルを解析した場合のキャリーオーバーは0.5% 12.5 µLおよび25 µLサンプルでは、キャリーオーバーが1.0%未満 混合1回と洗浄1回のブーストモードで1,000 µLおよび500 µLのサンプルを解析した場合のキャリーオーバーは1.0%未満 |
互換性 | |
96ディープウェル 96ウェル(スタンダード) 384ディープウェル 384ウェル(スタンダード) | 96ディープウェル 96ウェル(スタンダード) 384ディープウェル 384ウェル(スタンダード) 1.5 mLおよび2 mLのマイクロ遠心チューブラック(ラックあたり最大24チューブ) 96ウェル、ホイルカバー付き 384ウェル 追加のプレートタイプも適合できるようカスタマイズ可能 |
サンプル冷却 | |
クーリングブロックによる冷却、96ウェルU底プレートおよびマイクロチューブラックで使用可能 |
当社のオートサンプラーは、96ウェル、384ウェル、そして最大2 mLのディープウェルプレートなど、さまざまなプレートフォーマットに適合します。オートサンプラーは幅広い自由度を提供します。インテリジェントプローブ設計は目詰まりやキャリーオーバーを最小限に抑え(0.5%)、装置へのダメージを防ぐのに役立ちます。プレートとチューブは、ワンクリックで簡単に切り替えることができます。装置のシャットダウン時には、クリーニングが自動的に実行されます。
混合にシェイキングを使用する他のシステムとは異なり、当社のオートサンプラーはサンプルを吸引吐出して混合します。吸引吐出して混合するというのは新しいアプローチで、サンプルの均一性を確保し、細胞に優しいため、細胞の生存率が確保されます。
Attune CytKickおよびCytKick Maxオートサンプラーで、Attune NxT Flow Cytometerの自動化を構成することで、サンプルの供給がチューブ、プレートのどちらでも、一貫した結果が得られます。
Attune NxTオートサンプラーはサンプリング方法によらず一貫した結果を提供
溶血した全血をCD45、CD4、およびCD8マーカーで染色して、チューブとプレートの両方に分注し、Attune NxT Flow Cytometerで解析しました。サンプリングモード間のばらつきは最小限でした。
ウェルおよびプレート間の一貫性を確認するため、溶血したヒト全血を蛍光標識されたAnti CD45、CD3、CD4、およびCD8モノクローナル抗体で標識しました。標識細胞を固定し、2枚の96ウェルプレートの各ウェルに同量を加えて、オートサンプラー付きの4レーザーAttune NxT Flow Cytometerで解析しました。陽性率(左)と濃度(イベント/µL、右)の両方が、同定された3種類の細胞集団すべてに対して、ウェル間で高い一貫性を示しました。
Attune Flow Cytometer用のロボット統合アプリケーションを用いることで、無人運転のセッティングおよびスケーラビリティを拡張できます。当社の幅広い自動化ソリューションには、ロボットでのプレートタキシング、流路系の拡張、温度安定性のあるプレートストレージ、およびオペレーション用ソフトウェアが含まれます。スケジューリングと統合の両方を活用して、ソリューションの効果を最大限に活用できます。
ロボットアームは、アクティブおよびパッシブな保護安全機能、実証された信頼性、および配置や保管のための柔軟な構成オプションを提供します。Thermo Scientific Momentum Scheduling Softwareは、200以上の装置で利用できる装置ドライバーで構築されており、これを使用して操作を管理できます。ダッシュボードは、動的優先度、進行状況の視覚化、およびプレートのトラッキングの動的スケジューリングを容易にします。拡張した流路系は、特定の実行条件下で最大12時間の無人連続運転を可能にします。
Orbitor RS2マイクロプレートムーバーは、20枚の標準マイクロプレート、9個のディープウェルブロック、およびセルフスキャンの内部在庫を処理できるため、自由度が確保されます。蒸発を軽減するために、プレートのロード、アンロード、および保管時に、プレートの蓋の着脱が可能です。
Orbitor RS2はコンパクトなプレートムーバーで、ロボットによる自動化フローサイトメトリーにおける比類のない速度と精度を提供します。このシステムの革新的な双方向伸縮アームは、卓越したリーチと精度を実現し、市場でもっとも柔軟性の高いムーバーの1つです。内蔵のバーコードスキャナーは、サンプルの追跡、バーコードの送信、および在庫管理を可能にし、グリッパー内のプレート検出は、ラボウェアの取り扱いエラーの防止に役立ち、サンプル損失のリスクを低減します。
Cytomat自動インキュベーターは、一貫性と信頼性のためにオービタルシェイキングを使用しています。同期デュアル磁気ドライブシステム(底部と上部に配置)は、プレートのロード、位置、または数の影響を受けることなく、すべてのマイクロプレートで一貫したシェイキング振幅を確保します。誘導摩耗のない駆動メカニズムにより、粒子の放出はなく、ベルトの交換は不要です。
このシステムは、各Tower Shakerの速度を個別に100~1,200 rpmで設定でき、振動振幅は2 mmで(3 mmのオプションあり)、幅広いアプリケーションに対応します。
Cytomatインキュベーターは柔軟性が高く、簡単にセットアップできます。 アクティブマイクロプレートクランプメカニズムは、プレートと蓋を別々に固定し、シェイキング中のマイクロプレートへの摩耗を防ぎます。アッセイの最適な自由度を得るために、標準シェイカーとTower Shakerを組み合わせることが可能です。
この10LのExternal Fluid Supplyは、連続運転時間の延長をサポートします。EFSはベンチの下、または導管コードによってAttune Flow Cytometerに接続された隣接カートに収まります。EFSはアクティブに監視され、問題が発生した場合はオペレーターに通知されます。
Momentumワークフロースケジューリングソフトウェアの動的スケジューリングにより、複数のワークフローを正常に作成できます。
このソフトウェアの互換性ドライバーは、200を超える機器をサポートしており、多くの実装で実績があり、統合プロジェクトを加速できます。
このソフトウェアには、複数のワークフローや互換性ドライバーを処理するスケジューリング機能が含まれており、迅速な導入が可能です。
自動化ソリューションを選択する際の重要な要素は、ソフトウェアが高性能で使いやすいことの確認です。Momentum Integration Softwareのダッシュボードは迅速に習得でき、ユーザーがランの優先順位付けや再優先順位付け、進行状況の可視化、およびプレートの追跡を能動的に行う際に役立ちます。
For Research Use Only. Not for use in diagnostic procedures.