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Gateway®クローニングの中核となるのがエントリークローンです エントリークローンを準備できれば、目的の遺伝子を別のプラスミド(デスティネーションベクター)へ簡単に載せ変え可能です。 この反応を触媒するのはLR Clonase®と呼ばれる酵素ミックスです。LR Clonase®はエントリークローンから目的の遺伝子を切り出し、デスティネーションベクターへ組込むのに必要な酵素活性を持っています。この載せ換えられたベクターが発現クローンとなります(下図参照)。 これと逆の反応は、BP Clonase®酵素ミックスによるBP反応で容易に行うことができます。 LRおよびBP Clonase®酵素ミックスはどちらも使いやすいマスターミックスフォーマットであり、反応間のばらつきがなく、確実に反応を実施できるようになっています。
Gateway® BP Clonase™酵素ミックス
Gateway BP Clonase™は、Int(Integrase)およびIHF(Integration Host Factor)タンパク質を含みます。PCR産物または発現クローンのattBサイトで挟まれたDNA断片と、ドナーベクター(attPサイトを持つ)との間でのin vitroの組換え反応を触媒し、エントリークローン作製に使用されます。 下記のセレクションガイドをご覧いただき、お客様の実験に最適のBP Clonase™をお選びください。
Gateway® LR Clonase™酵素ミックス
Gateway® LR Clonase™ II酵素ミックスにはInt(Integrase)、IHF(Integration Host Factor)およびXis(Excisionase)タンパク質を含みます。エントリークローン(目的遺伝子の両末端にattL配列が付加されている)とデスティネーションベクター(attR配列を含む)の間でのin vitroの組換え反応を触媒し、発現クローン作製に使用されます。 お客様のアプリケーション、ご希望のフォーマットに合わせ、様々なパッケージのLR Clonase酵素ミックスをご用意しております。 下記のセレクションガイドをご覧いただき、お客様の研究目的に最適なLR Clonase™をお選びください。
図1
評価 | 酵素 | フォーマット | 利点 |
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ベスト | LR Clonase™ II Plus酵素ミックス | 酵素と反応バッファーのミックス |
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Very good | LR Clonase™ II酵素ミックス | 酵素と反応バッファーのミックス |
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良い | LR Clonase™酵素 | 酵素 5X反応バッファー |
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ベスト | BP Clonase™ II酵素ミックス | 酵素と反応バッファーのミックス |
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良い | BR Clonase™酵素 | 酵素 5X反応バッファー |
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